【トヨタ vs ホンダ】配当狙い?成長期待?“買うべき1株”を選ぶならコレ!【2025年版】

銘柄比較
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PER・配当率で勝負

日本を代表する自動車メーカー「トヨタ自動車」と「本田技研工業」は、同じ業界に属しながらも企業規模や戦略、財務体質に明確な違いがあります。両社の比較は、投資家の目的やリスク許容度によって最適解が変わる、極めて興味深いテーマです。データをもとに、実用的かつ戦略的な視点で両社を徹底比較します。

1. 企業概要

指標トヨタ自動車本田技研工業
17業種区分自動車・輸送機自動車・輸送機
33業種区分輸送用機器輸送用機器
株価2,719.5円1,482.5円
PER7.85倍6.78倍
PBR1.04倍0.56倍
配当利回り3.31%4.59%
時価総額43.0兆円74,052億円
売上高47,000,000百万円21,600,000百万円
純利益4,520,000百万円950,000百万円
ROE15.8%9.3%
ROA5.5%3.7%
自己資本比率37.9%41.7%
売上CAGR1.0%0.8%
純利益CAGR1.2%0.6%
営業CF42,063億円7,472億円
投資CF-49,987億円-8,672億円
財務CF24,975億円9,186億円
現金同等物94,120億円49,545億円
トヨタは世界首位の四輪メーカーとして圧倒的な規模を誇り、国内シェアは30%超。サプライチェーンや提携網も盤石で、日本のモビリティ産業を支える“絶対的王者”です。対する本田は四輪で世界7位ながら、二輪部門では世界トップ。米国市場に強く、独自の環境対応や技術開発にも積極的です。規模の絶対値ではトヨタが大きくリードしますが、両社ともグローバルなプレゼンスと成長可能性を持っています。

2. 財務・成長性の比較

売上・純利益を見ると、トヨタは売上高4.7兆円、純利益4,520億円と圧倒的な数字を叩き出しています。本田は売上2.16兆円、純利益950億円と健闘しているものの、トヨタの規模には及びません。特筆すべきはトヨタの純利益率の高さで、単なる規模の大きさだけでなく、強固な収益力を示しています。 成長性で注目したいのは、トヨタがグローバル市場で安定した成長を実現しているのに対し、本田は二輪事業やEV領域での成長戦略に活路を見出しています。両社とも市場環境の逆風を乗り越える力がありますが、安定成長を重視するならトヨタ、成長余地とポテンシャルに賭けたいなら本田が候補となるでしょう。

3. 株価・投資指標の比較

株価指標では、トヨタのPER(株価収益率)は7.85倍、PBR(株価純資産倍率)は1.04倍。これに対し本田はPERが6.78倍、PBRはわずか0.56倍と“超割安”な水準です。ROE(自己資本利益率)もトヨタが15.8%、本田が9.3%と差が出ています。 数字を見る限り、本田は市場から過小評価されている印象すら受けます。これは成長不安や自動車産業の構造転換リスクを織り込んでいるためですが、割安株戦略を狙う投資家には魅力的な水準です。一方で、トヨタは高いROEとPBRバランスから“質の良い安定株”として評価できます。

4. 配当・株主還元の比較

配当利回りはトヨタ3.31%、本田4.59%で、本田が明確に高い水準です。配当性向も本田の方が高く、株主還元に積極的。安定配当を好む投資家には見逃せません。ただし、高配当には業績変動時の減配リスクも伴うため、配当の「持続力」にも注目が必要です。 トヨタは配当利回りこそ控えめですが、利益成長に裏打ちされた安定配当が強みです。「長期で安心して持ちたい」投資家にはトヨタが合致しますが、「今のインカムを重視」するなら本田に軍配が上がります。

5. 投資家向けのまとめと評価

総合的に見ると、トヨタは規模・収益力・財務体質ともに“日本のトップランナー”らしい安定感があります。長期・分散投資のコア銘柄として外せません。安定狙い・バリュー重視・成長期待、どれをとっても水準が高いのが特徴です。 一方、本田は今の株価水準が割安で、配当利回りも高い。事業の多角化や成長余地を考えると、リスクを取ってリターンを狙いたい投資家には魅力的。財務バランスや効率性ではトヨタに劣るものの、“見直し買い”のタイミングを狙う余地も残されています。 結論として、「安定と堅実ならトヨタ、割安と高配当・成長余地なら本田」。自分の投資スタンスに合わせて、両社を使い分けるのが賢い戦略です。

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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。


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ひーくん

かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。