TIS(3626)株価・配当まとめ│安定配当と堅実な財務基盤【2025年5月最新】

銘柄分析
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TIS(3626)―IT景気に乗る独立系SI大手、増配傾向と高収益性が魅力の理由

TIS(ティーアイエス)は、システムインテグレーション(SI)業界のトップクラスに位置する独立系企業です。クレジットカードなど決済系システムに強みを持ち、金融・産業分野を中心に幅広いITソリューションを展開しています。DX(デジタルトランスフォーメーション)需要の高まりや、産業構造の変化といった追い風を受けて、業績・株価ともに堅調な推移を見せています。
本記事では、TISの株式データや財務面、今後の注目ポイントについて、専門的すぎない視点で分かりやすく解説していきます。

株式データ

【銘柄名】TIS
【銘柄コード】3626
【上場】2008.4
【市場区分】東証プライム
【33業種区分】情報・通信業
【17業種区分】情報通信・サービスその他
【株価】4,618 円
【PER】22.83倍
【PBR】3.35倍
【EPS】202.3
【BPS】1,376.58
【配当利回り】1.47%
【配当性向】34.1%
【1株配当】68~70
【営業CF】625億円
【投資CF】-328億円
【財務CF】-218億円
【現金等】1,027億円
【自己資本比率】63.1%
【有利子負債】380.45億円
【時価総額】10,080億円
【ROE】16.0%
【ROA】9.3%
【公式サイト】https://www.tis.co.jp/
【株主優待】株主優待なし

株価・指標から見るTISの注目ポイント

TISの株価は4,600円台と、情報・通信業界の中でも中堅〜大手に位置づけられます。
PER(株価収益率)22.83倍は、業界平均よりやや高めですが、高い成長期待が株価に織り込まれているといえるでしょう。
PBR(株価純資産倍率)3.35倍も、ITサービス企業の中では健全な水準を維持しています。
ROE(自己資本利益率)16.0%は非常に高く、資本効率が良いことが分かります。
配当利回り1.47%はやや控えめですが、配当性向は30%台を維持しており、利益成長に合わせて配当も増やす姿勢がうかがえます。

  • 時価総額1兆円超と、国内ITサービス企業の中でも上位に位置
  • 自己資本比率63.1%と財務健全性も高水準
  • 現金等1,000億円超を確保し、積極的な投資やM&Aにも余力あり

SI業界の中での特徴とTISの強み

TISは、独立系SI(システムインテグレーター)大手として、金融分野(特にクレジットカード等の決済システム)に強みを持っています。加えて、製造・産業分野や自治体向けのシステム標準化案件など、幅広い業界でITソリューションを提供しているのが特徴です。
グループ会社には、インテックやアグレックスなど専門性の高い企業も傘下に抱え、総合力も高まっています。

近年は、老朽化した既存システムの刷新や、DX推進に向けた先行投資を積極化。自社開発のプログラミング言語変換ツール「シェンロン」の機能強化や、JFEスチールとの協業など、技術力と業界連携の両面でポジションを高めています。

業績推移と配当の推移

TISの業績はここ数年、着実な成長を続けています。

  • 2022年3月期 売上高:4,825億円 当期純利益:395億円
  • 2023年3月期 売上高:5,084億円 当期純利益:555億円(過去最高益)
  • 2024年3月期 売上高:5,490億円 当期純利益:489億円
  • 2025年3月期予想 売上高:5,640億円 当期純利益:470億円
2023年3月期には過去最高益を更新しましたが、2024年3月期以降はやや減益傾向。ただし、2026年3月期には再び増益を見込んでおり、長期的な成長トレンドは維持されています。

配当面でも、23年3月期35円、24年3月期39円と増配を継続。今後も1株あたり70円前後まで増配見込みとなっています。

財務体質とキャッシュフロー

TISの財務基盤は非常に強固です。

  • 自己資本比率63.1%と高水準で、安定した経営基盤を維持
  • 現金および現金同等物は1,027億円。潤沢な手元資金を確保
  • 有利子負債は380億円台と、資産全体に対して大きな負担とは言えません
  • 営業キャッシュフローは625億円と安定してプラス
  • 設備投資(191億円)、減価償却費(173億円)、研究開発費(29億円)と、成長に向けた積極的な投資も実施
このように、成長投資と財務健全性のバランスが取れているのがTISの大きな特徴です。

今後の見通しと投資家へのメッセージ

SI業界は、企業や社会全体のDX推進、クラウド化、AI活用などの追い風を受けて、中長期的な成長が期待されています。TISにおいても、金融分野の大型案件は一服感が出ていますが、産業向けシステムや自治体向け案件、製造業のERP導入など新たな成長ドライバーが生まれています。
一方で、IT人材不足やコスト高、競合他社との受注競争など、事業環境には一定のリスクも存在します。足元では減益傾向も見られますが、配当維持や再成長シナリオも視野に入ります。
「堅実な財務基盤・高い成長力・還元姿勢」と、バランスの良い大型SI企業を探す方には、TISは一つの参考銘柄になるでしょう。株主優待はありませんが、配当政策や業績推移を中長期でチェックしたい企業です。

かぶポスト的スコア

  • 🌱 成長性: 5/5
    産業・自治体分野での新規案件やDX需要拡大を背景に、今後も持続的な成長が期待できるため。
  • 🏛 財務健全性: 5/5
    自己資本比率が高く、現金等も潤沢で、安定した経営基盤が評価できます。
  • 🎁 株主還元: 2/5
    配当性向は30%台で増配傾向も見られる一方、配当利回りや優待はやや物足りない印象です。
🌟 総合評価:4/5

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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。

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ひーくん

かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。