ジーエス・ユアサ(6674)―鉛蓄電池世界2位、リチウムイオン電池強化で注目の「電池」大手
ジーエス・ユアサ コーポレーション(6674)は、自動車や産業用の鉛蓄電池で世界的な地位を持つ一方、リチウムイオン電池など次世代分野にも積極的に取り組む電池メーカーです。国内外の自動車メーカー向けの車載用バッテリーでは高いシェアを誇り、産業用の非常用電池や無停電電源装置の分野でも強みを持っています。近年はEV(電気自動車)や再生可能エネルギーの普及を追い風に、リチウムイオン電池の事業拡大と収益性改善が進みつつあり、注目度が高まっています。
株式データ
【銘柄名】ジーエス・ユアサ コーポレーション 【銘柄コード】6674 【上場】2004.4 【市場区分】東証プライム 【33業種区分】電気機器 【17業種区分】電機・精密 【株価】2,641 円 【PER】8.03倍 【PBR】0.76倍 【EPS】329 【BPS】3,460.02 【配当利回り】3.03% 【配当性向】24.3% 【1株配当】80 【営業CF】631億円 【投資CF】-461億円 【財務CF】34億円 【現金等】603億円 【自己資本比率】50.7% 【有利子負債】986.20億円 【時価総額】2,427億円 【ROE】11.4% 【ROA】4.9% 【公式サイト】https://www.gs-yuasa.com/jp/ 【株主優待】株主優待なし
注目ポイントと特徴:割安感・財務の安定性・電池市場の将来性
ジーエス・ユアサが投資家の注目を集める理由は、PBRが0.76倍、PERが8.03倍と、指標面で割安に映ること、さらに自己資本比率が50.7%と財務の健全性が高い点です。また、ROE(自己資本利益率)は11.4%と効率的な利益創出力を示しています。自動車向け鉛蓄電池で世界2位というポジションは安定収益の基盤となっており、近年はリチウムイオン電池の収益性改善も進んでいます。
- 国内外の車載用バッテリーで高いシェア
- 産業用・非常用電池も拡大中
- リチウムイオン電池の採算改善・成長期待
- 指標面での割安感
- 配当利回り3%超、連続増配傾向
初心者向け解説:なぜ今「電池メーカー」が注目されるのか
なぜジーエス・ユアサのような電池メーカーが今、注目されているのでしょうか?それは、自動車の電動化(EV化)や再生可能エネルギーの普及によって、バッテリー市場が世界的に拡大しているからです。同社は従来の鉛蓄電池で収益の柱を持ちつつ、成長分野であるリチウムイオン電池の技術開発にも力を入れています。さらに、非常用電池や無停電電源装置など社会インフラを支える需要が安定している点も強みです。
- EV・ハイブリッド車の普及で車載電池需要が増加
- 災害対策・BCP(事業継続計画)で非常用電池の需要も拡大
- 再生可能エネルギーの蓄電池市場も将来的な成長分野
配当利回りが3%を超えるなど株主還元にも配慮していますが、成長投資や研究開発にも積極的で、バランスの取れた経営がうかがえます。
財務・キャッシュフローの分析
直近の財務データを見ると、売上高は5,628億円(2024年3月期)と順調に拡大し、当期純利益は320億円と過去最高を記録しました。今後も2025年3月期に5,900億円、2026年3月期に6,100億円と増収見通しです。営業キャッシュフローは631億円で、積極的な設備投資(493億円)、研究開発投資(140億円)も行いつつ、現金等603億円を確保。自己資本比率50.7%と財務基盤も安定しています。有利子負債は約986億円と一定規模ですが、バランスシート全体で見れば過度な負担ではありません。
今後の見通しと投資家へのメッセージ
ジーエス・ユアサは、EV・再生可能エネルギー時代のバッテリー需要拡大という大きなトレンドの中で、既存の鉛蓄電池事業の安定性と、リチウムイオン電池など新分野の成長力をあわせ持つ企業です。海外比率も高く、世界中の自動車メーカーと取引があるのは強み。一方で、リチウムイオン電池分野は競争が激しく、設備投資や研究開発コストの増加、原材料の価格変動、為替の影響などリスクもあります。株価指標面では割安感があるものの、事業環境の変化には注意が必要です。配当利回りや財務健全性も一定水準を保っており、今後の業績動向に注目です。
- チャンス:EV・再生エネ・BCP関連で長期的な成長が期待できる
- リスク:競争激化や原材料コスト変動、為替など外部要因に注意
企業としての持続的成長力と財務体質のバランスが魅力的ですが、投資判断の際は世界経済や自動車業界の動向もあわせて注視したいところです。
かぶポスト的スコア
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🌱 成長性: 5/5EV・再生エネ需要増を追い風に、業績・利益ともに高成長基調が続いているため。
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🏛 財務健全性: 4/5自己資本比率50%超・現金等も潤沢で、積極投資しつつ安定した財務基盤を維持しているため。
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🎁 株主還元: 3/5配当利回り3%超・増配傾向だが、株主優待はなく還元姿勢は標準的な位置づけ。
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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。
ひーくん
かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。


