オムロン(6645)株価・配当まとめ│安定配当と堅実な成長力【2025年6月最新】

銘柄分析
※本記事にはアフィリエイト広告が含まれています。

オムロン(6645)―0.96倍PBRと安定財務、制御機器の底打ち感に注目

オムロン(6645)は、感知・制御技術を核に、産業用の制御機器や電子部品、鉄道システム、ヘルスケア機器など幅広い分野で事業を展開する総合電機メーカーです。特に工場の自動化や省力化を支える制御機器が主力事業となっており、近年は海外展開も積極的です。2024年3月期は一時的な減益となったものの、業績底打ちからの回復や構造改革の成果により、今後の業績改善に期待が集まっています。

株式データ

【銘柄名】オムロン
【銘柄コード】6645
【上場】1962.4
【市場区分】東証プライム
【33業種区分】電気機器
【17業種区分】電機・精密
【株価】3,745 円
【PER】22.84倍
【PBR】0.96倍
【EPS】164
【BPS】3,920.3
【配当利回り】2.78%
【配当性向】63.4%
【1株配当】104
【営業CF】448億円
【投資CF】-1,070億円
【財務CF】859億円
【現金等】1,430億円
【自己資本比率】58.1%
【有利子負債】1414.04億円
【時価総額】9,512億円
【ROE】1.1%
【ROA】0.6%
【公式サイト】https://www.omron.com/jp/ja/
【株主優待】株主優待なし

株価・指標から見るオムロンの注目点

オムロンの直近株価は3,745円、時価総額は約9,512億円と、電気機器セクターでも中堅規模の存在感を放っています。注目すべきはPBR(株価純資産倍率)が0.96倍と1倍を割っている点。これは企業の解散価値に近い水準で株価が推移していることを示し、資産価値の観点から割安感があると見なされます。一方で、ROE(自己資本利益率)は1.1%とやや低め。利益率の改善が今後の株価テーマとなりそうです。
PER(株価収益率)は22.84倍で、業界平均水準からやや高めですが、今後の業績回復期待が織り込まれているといえるでしょう。

  • BPS(1株純資産)は3,920円強。PBR1倍割れは資産面で下値の支えに。
  • 配当利回りは2.78%と、東証プライム全体平均と比べても魅力的な水準。
  • 自己資本比率は58.1%で、財務は非常に健全。
  • 有利子負債は1,414億円で、資産規模に対して重すぎる水準ではありません。

オムロンの事業概要と初心者向けのポイント解説

オムロンは主に「制御機器」「ヘルスケア」「社会システム」「電子部品」「データソリューション」など多角的な事業ポートフォリオを持っています。
特に工場自動化や生産効率化を担う制御機器は、世界的な省人化・自動化トレンドを背景に需要が底堅い分野です。近年は新興国向けヘルスケアや社会システム部門も伸長し、海外売上比率は約57%(2024年3月期)とグローバル展開が進んでいます。
2024年3月期は、主力の制御機器で在庫調整の影響を受け一時的に減益となりましたが、2026年3月期にかけては半導体関連市況の回復や構造改革の効果で利益率改善が見込まれています。

  • 配当方針は安定的で、1株あたり年間104円(2024年3月期実績、2025年3月期も同水準予想)を維持。
  • 株主優待はありませんが、配当利回りが2.7%台とインカム狙いにも選択肢。
  • 資本効率の改善やPBR1倍回復も今後の注目ポイント。

オムロンの財務・キャッシュフロー解説

財務面は極めて健全です。
・現金及び現金同等物は1,430億円と潤沢で、自己資本比率も58.1%と高水準。
・投資キャッシュフローはマイナス1,070億円となっており、成長投資や構造改革に積極的です。
・営業キャッシュフローは448億円と安定して創出されており、財務キャッシュフローもプラス(859億円)で推移しています。
今後も設備投資や研究開発(2024年3月期:研究開発費501億円)を積極的に行いながら、財務の健全性を維持できる体質がうかがえます。

業績・配当の推移(グラフ)

今後の見通しと投資家へのメッセージ

オムロンは、2024年3月期に一時的な大幅減益となったものの、制御機器の在庫調整が進み、2026年3月期にかけては半導体市況や新興国需要の回復、構造改革の効果による業績改善が期待されます。
チャンスとしては、社会全体の自動化・省人化トレンドが今後も続くこと、また安定した財務基盤による投資余力が大きい点が挙げられます。
リスクとしては、世界景気や半導体業界の変動に影響を受けやすい点、利益率の改善が遅れる場合は株価が伸び悩む可能性がある点です。
中長期で業績の底打ちと再成長が確認できれば、資本効率の改善や株価純資産倍率(PBR)1倍超えも視野に入りそうです。

かぶポスト的スコア

  • 🌱 成長性: 2/5
    主力事業は底打ち感があるものの、直近の成長鈍化が響いています。
  • 🏛 財務健全性: 4/5
    自己資本比率が高く、現金も潤沢で財務基盤は非常に安定しています。
  • 🎁 株主還元: 3/5
    安定配当が続くものの、増配余地や株主優待はやや限定的です。
🌟 総合評価:3/5

投資分析、ゆっくり学んでみたい方へ

   本記事でやっているようなファンダメンタルズ分析をしっかり学びたい方には、 投資初心者向けのオンライン学習講座「Grow」がおすすめです。
講師と直接やり取りできるカリキュラムで、 3ヶ月で一生使える投資スキルが身につきます。
空いた時間に自分のペースで学べるスタイルなので、忙しい方でも安心です。

→ Growの詳細はこちら

投資分析ができるようになることで、銘柄選定の精度が上がり、情報に振り回されずに自分で判断できる自信がついてきます。
学びながら実践できる環境で、一歩先の投資家を目指してみませんか?


※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。

アバター画像
ひーくん

かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。