JVCケンウッド(6632)株価・配当まとめ│安定配当と堅実成長の分析【2025年6月最新】

銘柄分析
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JVCケンウッド(6632)―車載機器・無線システムが牽引、海外比率と増益基調に注目

JVCケンウッド(6632)は、日本ビクターとケンウッドの統合によって誕生した総合エレクトロニクス企業です。主力の無線システムと車載機器分野での堅調な成長を背景に、近年は業績の増益基調や海外売上比率の高さが注目されています。とくに、北米の公共安全市場に向けた無線機器や国内外自動車メーカー向けの車載製品に強みを持ち、グローバル展開を加速しています。

株式データ

【銘柄名】JVCケンウッド
【銘柄コード】6632
【上場】2008.10
【市場区分】東証プライム
【33業種区分】電気機器
【17業種区分】電機・精密
【株価】1,177.5 円
【PER】12.03倍
【PBR】1.39倍
【EPS】97.9
【BPS】845.07
【配当利回り】1.53%
【配当性向】18.4%
【1株配当】18
【営業CF】331億円
【投資CF】-160億円
【財務CF】-193億円
【現金等】578億円
【自己資本比率】39.0%
【有利子負債】504.71億円
【時価総額】2,259億円
【ROE】12.2%
【ROA】4.1%
【公式サイト】https://www.jvckenwood.com/
【株主優待】株主優待なし

株価・指標から読み解くJVCケンウッドの今

JVCケンウッドの株価は1,177.5円(2024年6月時点)で、PERは12.03倍PBRは1.39倍となっています。日本株の中では標準的な水準にあり、収益性や資産価値の面でも極端な割高・割安感は見られません。配当利回り1.53%は電気機器セクターとしてはやや控えめですが、配当性向は18.4%とまだ余裕があるため、今後の増配余地も残されています。また、ROE12.2%ROA4.1%は業界平均以上となっており、効率的な経営が行われていることも特徴です。

海外売上比率の高さとグローバル展開

同社の売上高に占める海外比率は65%にのぼります。とくに、北米における公共安全向け無線システムや、中国・浙江省の新工場を活用した車載部品生産など、世界規模での事業拡大が進んでいます。今後も海外市場への積極投資が続く見通しです。

業績推移と配当の動き

JVCケンウッドの直近3年の業績を振り返ると、2022年3月期の売上高は2,820億円、純利益は58億円2023年3月期は売上高3,369億円、純利益162億円と大幅な増益。2024年3月期は売上高3,595億円、純利益130億円とやや純利益が減少したものの、引き続き高水準を維持しています。
2025年3月期の会社予想では、売上高3,640億円、純利益170億円と過去最高益を見込んでいます。

配当については、2022年3月期は6円、2023年3月期、2024年3月期は12円と増配傾向。2025年3月期は8~10円、2026年3月期も8~12円のレンジ予想となっており、業績連動型の配当政策を採用していることがうかがえます。

財務・キャッシュフローの状況

財務面では、自己資本比率39.0%と安定感があり、有利子負債は504億円とやや多めですが、現金等が578億円あるため、資金繰りには余裕が見られます。キャッシュフローも営業キャッシュフロー331億円投資キャッシュフロー-160億円財務キャッシュフロー-193億円と、設備投資や研究開発に積極的ながら、安定した資金循環を実現しています。
設備投資(264億円)・減価償却(181億円)・研究開発費(194億円)と、成長ドライバーとなる分野への投資も着実です。

今後の見通しと投資家へのメッセージ

JVCケンウッドは、主力の無線機器や車載機器分野で安定した収益基盤を構築しています。特に北米の公共安全市場や中国OEM向けでの需要拡大が、今後の成長エンジンとして期待されています。一方で、グローバル情勢や為替変動、原材料価格の高騰など外部環境の影響を受けやすい点には注意が必要です。
また、配当水準は控えめですが、業績に応じた柔軟な還元姿勢が見られます。設備投資や研究開発にも積極的で、中長期的な成長志向が強い企業といえるでしょう。

投資家にとっては、「安定した増益基調」「海外比率の高さ」「業績連動型の配当」などを総合的に判断し、リスクとチャンスのバランスを意識することが大切です。

かぶポスト的スコア

  • 🌱 成長性: 5/5
    海外展開と無線・車載機器の強みで今後も高い成長が期待されるため。
  • 🏛 財務健全性: 3/5
    自己資本比率は標準レベルで負債も多いが、キャッシュポジションに余裕があり健全性はまずまず。
  • 🎁 株主還元: 3/5
    配当水準は控えめだが、業績連動で今後の増配期待も残されているため。
🌟 総合評価:4/5

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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。

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ひーくん

かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。