タダノ(6395)株価・配当まとめ│安定配当と堅実成長の建設機械【2025年6月最新】

銘柄分析
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タダノ(6395)―PBR0.6倍・世界大手クレーンメーカー、欧州再編と配当方針に注目

タダノは、建設用クレーンの開発・製造で世界有数の規模を誇る企業です。日本発のグローバルメーカーとして、インフラ整備や資源関連の大型プロジェクトを支えるクレーン事業を中核にしています。海外売上比率が6割を超えており、特に欧州・米州・大洋州でも存在感を発揮。2019年に独クレーン事業を買収し、現在はその再建とグループ全体の生産体制再編に取り組んでいます。配当性向30%を目安とし、株主還元にも一定の方針を持つ企業です。

株式データ

【銘柄名】タダノ
【銘柄コード】6395
【上場】1962.9
【市場区分】東証プライム
【33業種区分】機械
【17業種区分】機械
【株価】985.6 円
【PER】8.07倍
【PBR】0.66倍
【EPS】122.2
【BPS】1,484.92
【配当利回り】3.65%
【配当性向】29.9%
【1株配当】36~37
【営業CF】0億円
【投資CF】-251億円
【財務CF】216億円
【現金等】925億円
【自己資本比率】46.8%
【有利子負債】1182.11億円
【時価総額】1,396億円
【ROE】3.6%
【ROA】1.6%
【公式サイト】http://www.tadano.co.jp/
【株主優待】株主優待なし

PBR0.6倍・配当利回り3.6%台―バリュー投資家注目の水準

タダノの株価指標を見ると、PBR(株価純資産倍率)は0.66倍と1倍を大きく下回っています。これは市場全体と比較しても割安圏に位置し、資産バリュー型の銘柄として注目される理由の一つです。PER(株価収益倍率)は8倍台と、こちらも低水準。配当利回りは3.65%と東証プライムの中でも比較的高めです。今期・来期も配当性向30%を目安に増配が示唆されており、安定的な株主還元が期待できます。自己資本比率は46.8%と機械メーカーとしては平均以上。有利子負債は1,182億円とやや多めですが、現金等も925億円あり、財務バランスには一定の安心感があります。

世界で戦う日本発のクレーンメーカー、その強みと現在地

タダノの最大の特徴は、世界的なクレーンメーカーとしての地位です。日本国内では民間建設投資がやや低調ですが、海外、特に中南米や米州・大洋州市場ではインフラ需要の堅調さが売上を下支えしています。欧州では買収した独クレーン子会社の再編に取り組み、ドイツ工場の閉鎖・集約も進行中です。
直近では2023年12月期に売上高2,800億円(前年比+45%)当期純利益77億円と大幅な増収を達成。ただし利益面の伸びはやや緩やかで、欧州工場の再編コストや国内外での人件費上昇が利益を圧迫しています。
同時に、建設機械全般の需要は景気敏感であり、グローバルで需要動向に左右されやすい点は注意が必要です。

配当推移と株主還元方針

タダノは配当性向30%を目安とする明確な還元方針を持っています。2022年12月期から増配傾向が続き、2024年12月期は年間23円(予定)2025年12月期は36円(予想)と段階的に増加しています。配当利回りは現状でも3%台後半と、インカムゲイン狙いの投資家にも十分な水準です。なお、株主優待制度は設けていません

業績・財務の推移とポイント

下記は、過去数年の売上・純利益・配当の推移グラフです。タダノは2021年3月期に赤字を計上したものの、その後は増収・黒字転換を果たしています。2023年12月期には売上高2,800億円、純利益78億円まで回復。今後も3500億円台まで売上拡大が見込まれ、利益も2年で倍増を目指しています。

キャッシュフロー・財務体質のポイント

2023年度は投資キャッシュフローが-251億円と大きく、海外事業の再編や設備投資が活発であることがうかがえます。一方で営業キャッシュフローはほぼ±0億円、財務キャッシュフローが216億円と、手元資金の流動化や有利子負債の調整が進んでいます。現預金等は925億円と潤沢ですが、有利子負債も1,182億円とやや高水準で、今後の利益成長と資本効率の改善が課題と言えるでしょう。

今後の見通しと投資家へのメッセージ

タダノはグローバルなクレーン需要の取り込みや、独子会社再編の進展による効率化、配当方針の明確さが魅力です。堅調な海外需要が今後も続くと見込まれ、2026年12月期には売上高3,500億円、純利益165億円の達成を目指しています。リスク面では、世界経済の減速や建設市況の変動、再編コスト増などが挙げられます。
一方、PBR0.6倍・配当利回り3.6%台という現在の株価水準は、バリュー株志向の投資家やインカムゲイン重視の方には一定の魅力も。短期的な利益率の伸び悩みや財務バランスへの注意は必要ですが、再編効果が実現し始めれば、今後の評価見直しも期待できそうです。

かぶポスト的スコア

  • 🌱 成長性: 2/5
    大型投資や再編中で売上は拡大傾向だが、利益成長はやや緩やか。
  • 🏛 財務健全性: 3/5
    自己資本比率は高いが、有利子負債も大きく財務バランスに注視が必要。
  • 🎁 株主還元: 3/5
    配当性向30%方針と増配傾向だが、株主優待制度はなし。
🌟 総合評価:3/5

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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。

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ひーくん

かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。