日本電信電話(9432)―高配当&株主優待も魅力、安定成長が続く通信インフラ大手の今を分析
日本電信電話(NTT・9432)は、国内最大級の通信インフラ企業です。NTTドコモやNTT東日本・西日本、NTTコミュニケーションズなどを傘下に持ち、固定電話から光回線、モバイル通信、グローバルITサービスまで幅広い事業を展開しています。長期的な安定性と高い配当利回り、さらに株主優待で個人投資家からも根強い人気を集めています。
株式データ
【銘柄名】日本電信電話 【銘柄コード】9432 【上場】1987.2 【市場区分】東証プライム 【33業種区分】情報・通信業 【17業種区分】情報通信・サービスその他 【株価】151.1 円 【PER】11.36倍 【PBR】1.27倍 【EPS】13.3 【BPS】119.16 【配当利回り】3.44% 【配当性向】39.1% 【1株配当】5.2 【営業CF】23,741億円 【投資CF】-19,892億円 【財務CF】-2,344億円 【現金等】9,828億円 【自己資本比率】33.2% 【有利子負債】109,798億円 【時価総額】13.3兆円 【ROE】13.9% 【ROA】4.3% 【公式サイト】https://group.ntt/jp/ 【株主優待】 権利確定月:3月 権利付最終日:次回:2026/03/27 前回:2025/03/27 「dポイント」付与 100株以上保有の継続株主に、保有年数に応じて1,500ポイント~3,000ポイント (例:2年以上3年未満で1,500ポイント、5年以上6年未満で3,000ポイント)
株価・指標から見る注目ポイント
NTTの株価は151.1円(2024年時点)。株価水準は2023年の株式分割以降、個人投資家にも手が届きやすくなりました。PER(株価収益率)は11.36倍と、成熟した大型インフラ企業としては割安感も感じられます。PBR(株価純資産倍率)は1.27倍で、過熱感は見られません。
配当利回りは3.44%と東証プライム上場企業の中でも高水準。配当性向39.1%とまだ余裕があり、今後の安定配当・増配にも期待が持てる水準です。また、ROE(自己資本利益率)は13.9%と大型企業では高い部類で、資本効率の良さがうかがえます。
- 高配当+優待で個人投資家に魅力的
- 株価は過去の株式分割で少額投資もしやすい
- 成熟企業ながらも成長性を維持
株主優待・配当の特徴と注目点
NTTの株主優待は「dポイント」の付与です。100株以上を2年以上保有すれば1,500ポイント、5年以上で3,000ポイントと、長期保有者を大切にする仕組みです。日常生活で使いやすいポイントでの還元は利便性が高く、配当と合わせて「ダブルのお得感」があります。
配当履歴を見ると、2023年3月期に1株あたり60円(分割前)、その後も2.6円(分割後)を維持し、安定した配当方針が伺えます。今後も2.6~2.7円の予想が並び、減配リスクは低めと言えるでしょう。
財務・キャッシュフローの健全性
通信インフラ業界は設備投資額が大きいのが特徴ですが、NTTは営業キャッシュフロー2兆3,741億円と安定した現金創出力を誇ります。投資キャッシュフローは-1兆9,892億円と大規模な設備投資が続いていますが、これが将来の成長エンジンとなります。
自己資本比率は33.2%と業界標準レベル。有利子負債は10兆円を超えますが、現金等の保有や高いキャッシュフローを背景に、財務リスクは比較的コントロールされています。時価総額は13兆円規模で、日本市場を代表する超大型株です。
業績と配当の推移(グラフで見る)
今後の見通しと投資家へのメッセージ
NTTは通信インフラの確固たる基盤に加え、データ通信や光回線、クラウド、グローバルITサービスなど新分野への挑戦を続けています。次世代通信技術「IOWN」やAIを活用した省電力サーバーの開発など、成長投資にも積極的です。安定した収益・配当が期待できる一方、設備投資負担や国内人口減・競争激化といった課題も指摘されています。また、NTT法の規制緩和議論や政府の政策変更もリスク要因です。
安定志向の投資家には魅力的な一方、成長の加速やグローバル展開の進展が今後の株価動向のカギとなりそうです。長期目線で「守り」と「攻め」のバランスを見極めることが大切です。
かぶポスト的スコア
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🌱 成長性: 4/5クラウドや次世代通信など成長分野に積極投資し安定成長が続くため。
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🏛 財務健全性: 3/5設備投資は大きいが安定したキャッシュフローと自己資本で財務は堅実。
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🎁 株主還元: 4/5高配当利回りと長期優待が魅力で、還元姿勢に安定感があるため。
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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。
ひーくん
かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。


