デンソー(6902)―電動化・運転支援で成長加速、国内最大級の自動車部品メーカーの競争力に注目
デンソーは、トヨタグループ中核の自動車部品メーカーとして世界トップクラスの規模を誇ります。国内最大、世界第2位の地位を持ち、エンジン・駆動系・熱機器から先端の電動化・運転支援システムまで幅広い領域で高い技術力を発揮しています。グローバル自動車市場の構造変化が進む中で、電動化や自動運転関連需要の拡大を追い風に、業績・株価ともに投資家の注目を集める存在です。
株式データ
【銘柄名】デンソー 【銘柄コード】6902 【上場】1951.12 【市場区分】東証プライム 【33業種区分】輸送用機器 【17業種区分】自動車・輸送機 【株価】1,882 円 【PER】10.3倍 【PBR】1.07倍 【EPS】182.8 【BPS】1,767.02 【配当利回り】3.4% 【配当性向】36.1% 【1株配当】64~68 【営業CF】9,618億円 【投資CF】-4,594億円 【財務CF】-4,966億円 【現金等】7,893億円 【自己資本比率】62.1% 【有利子負債】7329.54億円 【時価総額】56,371億円 【ROE】6.3% 【ROA】3.4% 【公式サイト】https://www.denso.com/jp/ja/ 【株主優待】株主優待なし
株価・指標で見るデンソーの注目点
デンソーの株価は1,882円(2024年6月時点)で推移しています。PER(株価収益率)は10.3倍、PBR(株価純資産倍率)は1.07倍と、世界的な自動車部品大手としてはバリュエーション(株価水準)が比較的落ち着いている水準です。配当利回りは3.4%と、製造業の中でも高めで、安定的な株主還元姿勢が伺えます。自己資本比率62.1%、有利子負債7,329億円と財務基盤も堅固。ROE(自己資本利益率)は6.3%と、安定した収益力を維持しています。
- 世界トップクラスの自動車部品メーカーで、トヨタ自動車やホンダなど大手完成車メーカーが主要取引先
- EV化・自動運転の潮流を受け、関連部品の需要拡大が続いている
- 自己資本比率6割超の安定した財務体質
- 配当利回りは3%台と高めで、株主還元にも積極的
自動車業界の構造変化とデンソーの強み
近年、自動車業界は電動化(EV化)や先進運転支援システム(ADAS)、自動運転といった大きな変革期を迎えています。デンソーは、エンジン・駆動系部品の技術力を活かしつつ、電動化や運転支援分野にも積極的に投資。米半導体大手オンセミへの出資や、eアクスル(電動駆動ユニット)の開発など、次世代自動車市場での存在感を強化しています。
また、トヨタグループの中核企業として、グローバルサプライチェーンでの競争優位性も大きな特徴です。
業績・配当の推移と財務状況
デンソーの業績は、2022年3月期以降、売上高・純利益ともに明確な成長が続いています。2024年3月期の売上高は7兆1,447億円(前年比+11.6%)、純利益は3,128億円と、高水準を維持。2025年3月期も売上高7兆1,250億円、純利益4,400億円の計画となっています。
配当については、2023年3月期~2024年3月期にかけて年間配当が増加傾向にあり、今後も安定した株主還元が期待されます。
また、営業キャッシュフローは9,618億円と潤沢で、積極的な設備投資(3,945億円)、研究開発費(5,509億円)も賄えるだけの資金力を有しています。現金等保有額も7,893億円と、景気変動や新規投資への耐性も十分です。有利子負債7,329億円に対して自己資本比率は62.1%と、財務の安全性は業界でもトップクラスと言えるでしょう。
今後の見通しと投資家へのメッセージ
デンソーは、グローバルな自動車業界の変革を追い風に、電動化や運転支援分野での事業拡大が続く見通しです。トヨタグループとの強固な関係や、世界各地での生産・開発拠点の拡充も、安定的な成長を支えています。
一方で、急速なEVシフトや中国市場の景気減速、人件費・原材料コストの上昇といったリスクも存在します。今後は新分野への技術投資が競争力維持のカギとなりそうです。
デンソーは大型株の中でも安定感と成長性を兼ね備えた企業であり、中長期的な視点から注目したい銘柄の一つと言えます。
かぶポスト的スコア
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🌱 成長性: 5/5電動化・自動運転分野で積極投資と高い成長が見込まれるため
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🏛 財務健全性: 5/5自己資本比率・キャッシュフローともに非常に堅実で安全性が高いため
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🎁 株主還元: 4/5高い配当利回りと安定した配当方針が評価できるため
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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。
ひーくん
かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。


