レーザーテック(6920)株価・配当まとめ│安定成長続く先端半導体関連の配当と財務分析【2025年5月最新】

銘柄分析
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レーザーテック(6920)―EUVマスク検査装置で世界シェア独占、半導体投資活況で成長期待が続く理由

レーザーテック(6920)は、先端半導体向けのマスク欠陥検査装置を主力とする日本の装置メーカーです。特に次世代半導体の製造に不可欠なEUV(極端紫外線)マスク向け検査装置では世界で唯一の存在として知られ、グローバルな半導体産業の成長と連動して急成長を遂げてきました。近年の決算を見ると、売上・利益ともに過去最高を連続で更新しており、今後も受注残高の消化や新技術への対応で注目されています。この記事では、レーザーテックの事業構造や業績推移、株価指標、財務内容、今後の展望などをわかりやすく解説します。

株式データ

【銘柄名】レーザーテック
【銘柄コード】6920
【上場】1990.12
【市場区分】東証プライム
【33業種区分】電気機器
【17業種区分】電機・精密
【株価】13,415 円
【PER】16.35倍
【PBR】6.73倍
【EPS】820.5
【BPS】1,993.35
【配当利回り】2.15%
【配当性向】35.1%
【1株配当】288
【営業CF】333億円
【投資CF】-35億円
【財務CF】-231億円
【現金等】381億円
【自己資本比率】62.3%
【有利子負債】0.00億円
【時価総額】13,709億円
【ROE】45.4%
【ROA】21.8%
【公式サイト】https://www.lasertec.co.jp/
【株主優待】株主優待なし

株価・指標から見るレーザーテックの特徴

まず注目したいのは、ROE(自己資本利益率)45.4%という圧倒的な収益性です。日本株の中でもトップクラスの数字であり、少ない資本で高い利益を生み出すビジネスモデルの強みが現れています。自己資本比率62.3%と財務健全性も高く、有利子負債はゼロ。成長投資と安定経営の両立ができている稀有な例と言えるでしょう。

株価指標ではPER16.35倍PBR6.73倍と、他の装置メーカーと比較しても割高感は強めですが、これは今後の成長期待や独占的ポジションを市場が織り込んでいるためです。配当性向35.1%、配当利回り2.15%と、成長企業ながら株主還元にも積極的です。

業績推移・配当の動向―過去最高益を連続更新

半導体業界の設備投資活況を背景に、レーザーテックの業績はここ数年で急拡大しています。直近2024年6月期は売上高2兆1,350億円(前年比+39.7%)、純利益5,900億円(前年比+28.0%)と、どちらも過去最高を更新。2026年6月期には売上2兆6,000億円、純利益8,200億円の予想が出ており、成長に陰りは見られません。

配当も業績好調を反映して年々増配傾向です。2023年6月期に128円、2024年6月期は157円、2025年6月期も173円~と引き上げ予定。配当性向は約35%で、成長投資を重視しつつも株主還元を意識したバランス型です。

レーザーテックの注目ポイントと初心者へのやさしい解説

レーザーテックの最大の特徴は「EUVマスク欠陥検査装置」という極めてニッチかつ不可欠な分野で、世界で唯一の製品を持っている点です。EUVリソグラフィ技術は最先端半導体(AI、スマホ、HPC等)に不可欠で、顧客はTSMCをはじめ大手半導体メーカーが中心。海外売上比率は93%とグローバル展開が進んでいます。

  • 先端半導体投資の波に直結―半導体各社の設備投資動向に左右されやすいですが、市場拡大期には大きな伸びが期待できます。
  • 技術障壁が非常に高い―競合がほとんどいないため、価格競争に巻き込まれにくく、利益率も高水準を維持。
  • 受注残高も潤沢―2025年6月期の受注予想は約1,800億円と高い水準。

初心者の方には、「半導体の進化に不可欠な検査装置」というイメージを持っておくと良いでしょう。業績が半導体投資サイクルに左右されるため、好景気のときは大きく伸び、不況時は受注が減るリスクもあります。

財務・キャッシュフローの健全性

財務面では、自己資本比率62.3%で有利子負債ゼロ。現預金は381億円と潤沢で、ROE45.4%ROA21.8%と極めて効率的な経営がなされています。営業キャッシュフローは333億円と安定してプラス、設備投資(25億円)や研究開発費(121億円)も積極的。財務CFはマイナスですが、これは株主還元や借入金返済によるもので、資金繰りに問題はありません。

今後の見通しと投資家へのメッセージ

今後も半導体の微細化、AI・5G・自動運転といった新技術の波が続く限り、レーザーテックの独占的な地位は揺るがないでしょう。ただし、半導体投資サイクルの変動や、顧客の投資抑制期には受注減となるリスクがあり、短期的な業績変動には注意が必要です。また、為替や地政学リスクも無視できません。

一方で、ライバル不在の技術優位性、グローバル展開、堅実な財務体質などを総合すると、長期的な成長ストーリーは非常に魅力的。業績や配当の推移、受注動向に注目しながら、適切なタイミングでの投資判断が求められます。

かぶポスト的スコア

  • 🌱 成長性: 5/5
    独占的な技術と半導体市場の拡大を背景に、今後も高い成長が期待できるため。
  • 🏛 財務健全性: 5/5
    有利子負債ゼロ・自己資本比率62%超・豊富な現預金と極めて健全な財務体質。
  • 🎁 株主還元: 3/5
    配当は増加傾向だが、配当利回りや還元水準は成長企業としては平均的。
🌟 総合評価:4/5

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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
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ひーくん

かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。