日清製粉グループ本社(2002)株価・配当まとめ│安定配当と堅実成長の優良株【2025年5月最新】

銘柄分析
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日清製粉グループ本社(2002)―増配と海外展開、安定財務が光る食品大手の今を解説

日清製粉グループ本社(2002)は、日本を代表する製粉メーカーであり、パスタや加工食品、中食・惣菜分野でも存在感を発揮している企業です。盤石な国内基盤に加え、近年は米国やオーストラリアを中心とした海外展開にも積極的で、着実に利益成長と事業多角化を進めています。2024年3月期は最高純利益を更新し、増配も実施するなど、安定感を武器に株主還元にも前向きな姿勢が見られます。本記事では、日清製粉グループ本社の最新業績や指標、株主優待、今後の展望まで幅広く解説します。

株式データ

【銘柄名】日清製粉グループ本社
【銘柄コード】2002
【上場】1949.5
【市場区分】東証プライム
【33業種区分】食料品
【17業種区分】食品
【株価】1,863 円
【PER】13.84倍
【PBR】1.12倍
【EPS】134.6
【BPS】1,662.82
【配当利回り】2.95%
【配当性向】40.9%
【1株配当】55
【営業CF】731億円
【投資CF】-309億円
【財務CF】-195億円
【現金等】1,076億円
【自己資本比率】61.5%
【有利子負債】398.60億円
【時価総額】4,935億円
【ROE】6.9%
【ROA】3.8%
【公式サイト】https://www.nisshin.com/
【株主優待】
権利確定月:3月
権利付最終日:次回:2026/03/27  前回:2025/03/27
自社グループ会社の製品詰め合わせ(500株以上保有)、または優待品の代わりに自然保護団体への寄付を選択可能。

株価・指標から見る日清製粉グループ本社の注目点

日清製粉グループ本社の株価は2024年4月時点で1,863円、時価総額は約4,900億円と、食品業界でも上位に位置する規模です。PERは約13.8倍、PBRは1.12倍と、安定収益の食品株らしい落ち着いたバリュエーションです。自己資本比率は61.5%と高水準で、財務の健全性が際立っています。

配当利回りは2.95%(2024年度予想配当55円ベース)と、同業他社と比較してもまずまずの水準。配当性向も40.9%と適度で、利益成長に応じた株主還元の姿勢がうかがえます。ROE(自己資本利益率)は6.9%、ROA(総資産利益率)は3.8%と、食品業界としては標準的な水準にあります。

日清製粉グループ本社の特徴と初心者向け解説

日清製粉グループは、1907年創業の老舗メーカー。主力の製粉事業で国内トップシェアを持ち、パスタや冷凍食品、中食・惣菜、業務用食品など幅広い分野で事業を展開しています。

近年は、国内市場の成長が頭打ちとなる中で、米国・オーストラリアなど海外での製粉や食品事業の拡大が進んでいます。2024年3月期には過去最高の純利益を記録し、増配も実施。特に海外事業の伸長や政策保有株の売却益などが寄与しました。

また、配当だけでなく、500株以上の保有者向けに自社グループ製品の詰め合わせや、寄付選択型の株主優待も提供している点がユニークです。食品株はディフェンシブ性(景気の影響を受けにくい安定さ)もあり、初心者にも身近な銘柄といえるでしょう。

財務・キャッシュフローと業績推移の解説

日清製粉グループ本社の財務状況を見ると、自己資本比率61.5%と堅実なバランスシートが目立ちます。有利子負債も398億円程度で、現金等(1,076億円)を大きく上回ることはなく、財務リスクは極めて限定的です。

営業キャッシュフローは731億円と安定しており、投資キャッシュフローは-309億円、財務キャッシュフローは-195億円となっています。設備投資(310億円)、減価償却費(229億円)、研究開発費(78億円)と、将来の成長や効率化への投資もしっかり行われています。

業績面では、2023年3月期に一時的な赤字(純損失)を計上したものの、2024年3月期には売上高8,582億円、純利益317億円とV字回復。2025年3月期も増収増益が予想されています。配当も増配傾向にあり、2024年3月期は年間49円、2025年3月期は55円、さらに将来的には60円台も視野に入っています。

今後の見通しと投資家へのメッセージ

日清製粉グループ本社は、国内の製粉市場では競争が激しく成長余地が限られる一方、海外事業の拡大や中食・惣菜など新たな収益源の伸長が期待されています。2026年3月期まで増収増益が見込まれており、海外拠点の収益貢献やコスト効率化策が功を奏すかが注目材料です。

一方で、小麦の市況や為替動向、原材料・エネルギーコストの上昇が業績のリスク要因となる可能性もあります。配当・優待は安定しており、ディフェンシブ性や財務健全性を重視する投資家には比較的安心感のある銘柄といえるでしょう。大きな成長は見込みづらいものの、安定配当と長期的な事業基盤の強さが魅力です。

かぶポスト的スコア

  • 🌱 成長性: 2/5
    国内市場の伸びは限定的だが、海外展開や惣菜分野での拡大に期待が残るため。
  • 🏛 財務健全性: 5/5
    自己資本比率が高く、有利子負債も少なく安定した財務基盤を維持しているため。
  • 🎁 株主還元: 3/5
    配当・優待とも安定しているが、利回りやインパクトは平均的な水準にとどまるため。
🌟 総合評価:3/5

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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。

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ひーくん

かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。