コージンバイオ(177A)は、細胞培養用培地や細胞加工サービスなど、最先端の再生医療や細胞治療分野に関連した製品・サービスを展開する企業です。1981年に設立され、現在は東証グロース市場に上場。国内外の研究機関や医療機関に向けて、独自開発した培地や、医療機関からの細胞加工受託といった事業を展開しています。特に、再生医療の拡大やアジア市場での成長を背景に、業績が堅調に推移しています。
コージンバイオ(177A)―再生医療拡大・アジア展開で成長加速中の化学ベンチャー
株式データ
【銘柄名】コージンバイオ 【銘柄コード】177A 【上場】2024.4 【市場区分】東証グロース 【33業種区分】化学 【17業種区分】素材・化学 【株価】1,700 円 【PER】13.17倍 【PBR】1.65倍 【EPS】129.1 【BPS】1,032.55 【配当利回り】0.82% 【配当性向】12.8% 【1株配当】14~19 【営業CF】8.23億円 【投資CF】-5.77億円 【財務CF】-0.01億円 【現金等】17.26億円 【自己資本比率】63.3% 【有利子負債】20.62億円 【時価総額】89.2億円 【ROE】12.1% 【ROA】5.8% 【公式サイト】https://kohjin-bio.jp/ 【株主優待】株主優待なし
株価・指標から見るコージンバイオの特徴
コージンバイオの株価は1,700円で推移しており、PER(株価収益率)は13.17倍、PBR(株価純資産倍率)は1.65倍です。業種や市場区分を考慮すると、成長期待が価格にある程度織り込まれつつも、過度な割高感はありません。ROE(自己資本利益率)は12.1%と、グロース市場銘柄としては十分に高水準。配当は1株あたり14~19円(予想)で、配当利回りは0.82%と控えめな設定ですが、配当性向も12.8%と保守的です。
自己資本比率は63.3%と財務的にも堅実で、現金等の保有も17億円超と、規模の割に潤沢な流動性を確保しています。
成長性・注目ポイントをやさしく解説
コージンバイオは、細胞培養用培地の開発・提供や、細胞加工の受託サービスを主力事業としています。再生医療分野は今後も成長が期待される市場であり、同社の製品やサービスは国内外の研究機関・医療現場で幅広く利用されています。
近年はアジア市場での需要拡大や、広島の新施設の本格稼働による生産能力強化など、積極的な事業展開が続いています。
また、直近の業績推移を見ると、2023年3月期の売上474億円・純利益8.3億円から、2024年3月期も477億円・純利益3.8億円と高水準を維持。2025年3月期には売上500億円・純利益6.6億円を見込んでおり、今後も堅調な成長が想定されています。
- 再生医療市場の拡大:細胞培養用培地や細胞加工サービスの需要が今後も増加予想
- 国内外での事業拡大:特にアジア市場での伸長が目立つ
- 高水準のROE:効率的な経営で株主価値向上に寄与
- 保守的な配当政策:将来成長への再投資を優先する姿勢
財務・キャッシュフローの安定性
コージンバイオの財務面は非常に健全です。自己資本比率は63.3%と高く、資産に対する借入金依存度も低い水準にあります。
営業キャッシュフローは8.2億円と、安定した本業からの収益が見られます。投資キャッシュフローがマイナス5.8億円となっているのは、主に新施設建設や研究開発など成長投資によるものです。現預金は17億円超と、突発的な資金需要にも余裕を持って対応できる体制です。
研究開発投資や設備投資も毎年積極的に行っており、直近では研究開発費が2.4億円、設備投資が7.3億円、減価償却費が3億円規模となっています。こうした投資余力の高さは、今後の持続的な成長を支えるポイントです。
今後の見通しと投資家へのメッセージ
今後も再生医療や細胞治療分野の市場拡大が期待される中、コージンバイオはその成長トレンドに乗る形で、安定した売上・利益の増加が見込まれています。アジアを中心とした海外展開や、国内新施設の稼働といった外部環境・内部施策の両面から成長ドライバーを確保している点も強みです。
一方、業績のブレや配当水準の低さ、また研究開発型企業特有のリスク(法規制や技術進展のスピード、市場競争など)には注意も必要です。
将来の成長を見据えて長期目線で注目したい銘柄ですが、短期的な値動きや業績変動も想定しつつ、バランス感覚を持った投資判断が大切です。
かぶポスト的スコア
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🌱 成長性: 5/5再生医療市場の拡大と積極的な海外展開で今後も高成長が見込まれるため。
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🏛 財務健全性: 5/5自己資本比率が高く、現預金も潤沢で安定した財務基盤があるため。
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🎁 株主還元: 3/5配当利回りはやや控えめで、還元よりも成長投資を優先する姿勢が見られるため。
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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。
ひーくん
かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。


