伊藤園(2593)株価・配当まとめ│安定配当と堅実成長の茶業界主力【2025年5月最新】

銘柄分析
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伊藤園(2593)―安定成長と株主優待が魅力の緑茶大手、海外展開にも注目

伊藤園(2593)は、日本を代表する緑茶および茶葉製品・飲料メーカーです。主力商品の「お~いお茶」をはじめとした緑茶飲料で国内トップのシェアを誇り、タリーズコーヒーの運営でも知られます。国内市場の安定感に加えて、ここ数年は海外展開にも力を入れており、特にアメリカ市場での緑茶拡販やグローバル認知向上が進んでいます。株主優待として自社製品が贈られることも個人投資家の人気を集めています。今回は、伊藤園の業績・財務・株主還元のポイントをわかりやすく解説します。

株式データ

【銘柄名】伊藤園
【銘柄コード】2593
【上場】1992.5
【市場区分】東証プライム
【33業種区分】食料品
【17業種区分】食品
【株価】3,288 円
【PER】27.63倍
【PBR】2.12倍
【EPS】119
【BPS】1,549.86
【配当利回り】1.34%
【配当性向】37.0%
【1株配当】44
【営業CF】254億円
【投資CF】-107億円
【財務CF】-122億円
【現金等】1,053億円
【自己資本比率】52.6%
【有利子負債】712.97億円
【時価総額】3,550億円
【ROE】8.9%
【ROA】4.4%
【公式サイト】https://www.itoen.jp/
【株主優待】
権利確定月:4月
権利付最終日:次回:2026/04/27  前回:2025/04/25
  └ 100株以上:自社製品(緑茶・ジュース等)1,500円相当
  └ 1,000株以上:自社製品(緑茶・ジュース等)3,000円相当

伊藤園の株価と指標の注目ポイント

伊藤園の株価は3,288円(2024年6月時点)で推移しています。PERは27.63倍、PBRは2.12倍と、日本の食品業界のなかではやや高めのバリュエーションとなっています。自己資本比率は52.6%と財務の安定性が高く、ROEは8.9%と効率的な経営を実現しています。配当性向は37%で、1株配当は年間44円(24年4月期実績)。配当利回りは1.34%とやや控えめですが、株主優待が加わることで総合的な株主還元が向上しています。

  • バリュエーション:業界平均より高めのPER/PBRで、ブランド力と安定感が評価されている
  • 財務健全性:自己資本比率50%超、有利子負債も現金等で十分カバー可能
  • 株主還元:配当は控えめだが、自社飲料の株主優待が魅力

伊藤園の基本情報と事業の特徴

伊藤園は1966年設立、東京都渋谷区に本社を置く飲料メーカーです。緑茶・茶葉製品の国内トップで、全国に多数の拠点と工場を展開。ルートセールス方式によるきめ細やかな営業体制、さらにはタリーズコーヒー等のカフェ事業も手がけています。海外事業も積極的で、アメリカを中心に日本茶の裾野を広げているのが特徴です。

株主優待は「毎年4月末」の権利確定で、100株以上保有すると1,500円相当、1,000株以上だと3,000円相当の自社製品(緑茶やジュース詰め合わせ)がもらえます。日々の生活に役立つ優待内容で、長期保有しやすい銘柄といえます。

業績・配当の推移と財務状況

伊藤園の業績は、売上高が直近3期で2,000億円台後半から4,500億円台前半へと着実に増加しています。2024年4月期の連結売上高は4,538億円(前期比+5.2%)、当期純利益は156億円(同+21.5%)と堅調な成長を見せました。今後も国内の値上げ効果や海外市場の拡大が期待されており、2026年4月期の予想では売上4,760億円、純利益172億円が見込まれています。

設備投資(2024年4月期)は102億円、減価償却費は85億円、研究開発費は21億円と堅実な投資を継続。営業キャッシュフローは254億円で、安定した資金繰りが特徴です。

財務面では、自己資本比率が52.6%と堅牢な体質。有利子負債(約713億円)に対して現金等(約1,053億円)が多く、財務リスクは小さいといえます。営業キャッシュフローも潤沢で、積極的な設備投資や研究開発を行いながらも、財務バランスが保たれています。

今後の見通しと投資家へのメッセージ

伊藤園は国内市場での安定的な収益力と、海外展開による成長余地が魅力です。原材料価格の高騰や販促費の増加といった課題はあるものの、国内での価格転嫁の進展や、アメリカ市場を中心とした海外拡大で今後の成長が期待されます。また、MLBドジャースとのパートナー契約や生産体制の強化など、ブランド力アップへの取り組みも着実です。

一方、配当利回りはやや物足りない点や、PERが高めなことから短期的な値上がり益を狙う投資には向かない可能性もあります。資産株・優待株としての位置づけや、安定した成長・財務健全性を重視したい方には検討の余地があるでしょう。今後は国内外の消費動向や原材料市況、海外戦略の進捗に注目が集まります。

かぶポスト的スコア

  • 🌱 成長性: 3/5
    国内外で堅実な成長は続くものの、急拡大は見込みにくい状況です。
  • 🏛 財務健全性: 4/5
    自己資本比率が高く、キャッシュも潤沢で財務基盤は非常に安定しています。
  • 🎁 株主還元: 2/5
    配当利回りは低めですが、実用的な株主優待が魅力となっています。
🌟 総合評価:3/5

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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。

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ひーくん

かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。