ヤマハ発動機(7272)―世界を駆けるモビリティ・メーカーの実力と魅力
ヤマハ発動機は、バイクやマリン製品(船外機・ボート)、産業用ロボットなど多彩な事業を展開する老舗メーカーです。二輪車の世界シェアはトップクラスで、海外売上比率が高く、グローバルに活躍しています。近年は電動化や自動運転、ロボティクス分野でも存在感を高めており、成長を続けるモビリティ産業の中核を担う企業です。
株式データ
【銘柄名】ヤマハ発動機 【銘柄コード】7272 【株価】1,096.5 円 【PER】7.59倍 【PBR】0.92倍 【配当利回り】4.56% 【EPS】144.4 【BPS】1,188.23 【1株配当】50 【営業CF】1,768億円 【投資CF】-1,287億円 【財務CF】-464億円 【現金等】3,729億円 【自己資本比率】41.7% 【時価総額】12,834億円 【ROE】9.7% 【ROA】3.9% 【株主優待】 権利確定月:6月 12月 権利付最終日:次回:2025/06/26 前回:2024/12/26 - ポイント付与 1,000ポイント(100株以上):(12月のみ)ポイントに応じて地元名産品やJリーグ観戦ペアチケット、自社関連施設の割引券、寄付などと交換可能。3年以上継続保有で1,000ポイント追加。 - ポイント付与 2,000ポイント(300株以上):(12月のみ)内容は上記同様。3年以上継続保有で1,000ポイント追加。 - ポイント付与 3,000ポイント(1,000株以上):(12月のみ)内容は上記同様。3年以上継続保有で1,000ポイント追加。 - ポイント付与 4,000ポイント(3,000株以上):(12月のみ)内容は上記同様。3年以上継続保有で1,000ポイント追加。 - 自社カレンダー(3,000株以上):(6月のみ、希望者のみ)
株価・指標から見るヤマハ発動機の注目点
ヤマハ発動機のPER(株価収益率)は7.59倍と、東証プライム市場平均と比べてもかなり低水準です。PBR(株価純資産倍率)は0.92倍と1倍を下回っており、株価が純資産に対して割安に評価されていることを示します。
配当利回りは4.56%と高水準で、安定した配当を求める投資家にとって魅力的な銘柄です。
また、ROE(自己資本利益率)9.7%は日本企業としては十分高い水準で、資本を効率よく使って利益を上げていることがわかります。一方で、自己資本比率41.7%と財務体質も安定しています。
株主優待の魅力
ヤマハ発動機の株主優待は、12月末の株主に対してポイントを進呈する形式です。
- 100株以上…1,000ポイント(3年以上保有でさらに1,000ポイント追加)
- 300株以上…2,000ポイント(同上)
- 1,000株以上…3,000ポイント(同上)
- 3,000株以上…4,000ポイント(同上)
これらのポイントは、地元特産品やJリーグ観戦ペアチケット、自社施設の割引券、寄付など幅広い選択肢と交換できます。さらに、3年以上継続保有でポイントが増えるため、長期保有のインセンティブが強いのも特徴です。
また、6月には3,000株以上の株主向けに自社カレンダーも用意されています(希望者のみ)。
業績推移と特徴
直近数年間の業績を見ると、売上高は右肩上がりで成長を続けています。
- 2020年12月期:売上 1兆4,713億円、純利益 530億円
- 2021年12月期:売上 1兆8,124億円、純利益 1,556億円
- 2022年12月期:売上 2兆2,484億円、純利益 1,744億円
- 2023年12月期:売上 2兆4,148億円、純利益 1,641億円
- 2024年12月期予想:売上 2兆5,761億円、純利益 1,081億円
2022年以降やや純利益は減少傾向ですが、売上は堅調に推移しています。これは、原材料価格の上昇や為替変動、世界的な景気の波などが影響していると考えられます。
初心者の方へ:売上高が増えても、コスト増や為替の影響で純利益が減少することはよくあります。しかし、ヤマハ発動機は依然として高い水準の利益を維持しています。
財務・キャッシュフローの健全性
ヤマハ発動機の営業キャッシュフローは1,768億円と、しっかりと本業で資金を稼げていることがわかります。一方、投資キャッシュフローは-1,287億円で、設備投資や研究開発に積極的に資金を投入しています。財務キャッシュフローは-464億円で、借入金返済や配当支払いなどが含まれます。
現金等保有高は3,729億円と潤沢で、自己資本比率41.7%も安心感があります。
また、時価総額は約1.3兆円と、国内外での存在感も十分です。
今後の見通しと投資家へのメッセージ
ヤマハ発動機は、グローバルな二輪車事業を軸に、マリン・ロボティクス・産業機械など幅広い分野で成長余地があります。
今後は自動運転や電動化、新興国市場の開拓といった新たな成長ドライバーが期待される一方、世界経済の不透明感や為替リスク、原材料コスト増などのリスク要因も無視できません。
チャンスとしては、株価指標の割安感、安定した配当、高水準の株主優待が挙げられます。
リスク面では、世界的な景気後退や為替変動、資源価格の上昇により業績がブレやすいことも意識しましょう。
総じて、ヤマハ発動機は中長期での成長余地と株主還元のバランスに優れた銘柄です。
初心者の方も、配当や優待を得ながらじっくり投資するスタンスに向いていますが、短期的な株価変動には注意し、リスク管理も忘れずに取り組みましょう。
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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。
ひーくん
かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。


