参天製薬(4536)株価・配当まとめ│安定配当と堅実な成長実績【2025年5月最新】

銘柄分析
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参天製薬(4536)―配当安定・財務優良、眼科医薬品に強みのグローバル企業を分析

参天製薬は、眼科用医薬品に特化した国内最大手の医薬品メーカーです。1925年の創業以来、緑内障や加齢黄斑変性、ドライアイといった目の疾患向けの治療薬を中心に、医療用・一般用目薬で高いシェアを誇ります。特に医療用医薬品が売上の大半を占め、近年は海外売上比率も40%を超えるなど、グローバル展開が着実に進んでいます。「サンテ」ブランドの目薬は一般消費者にも馴染みがあり、BtoB・BtoC双方で存在感を見せています。

株式データ

【銘柄名】参天製薬
【銘柄コード】4536
【上場】1963.11
【市場区分】東証プライム
【33業種区分】医薬品
【17業種区分】医薬品
【株価】1,569.5 円
【PER】15.76倍
【PBR】1.87倍
【EPS】99.6
【BPS】839.2
【配当利回り】2.42%
【配当性向】38.2%
【1株配当】38
【営業CF】726億円
【投資CF】-61億円
【財務CF】-340億円
【現金等】945億円
【自己資本比率】71.3%
【有利子負債】‥百万円
【時価総額】4,870億円
【ROE】8.9%
【ROA】6.1%
【公式サイト】https://www.santen.com/ja/
【株主優待】株主優待なし

株価・指標から見る参天製薬の注目点

参天製薬の株価は1,569.5円(2024年6月時点)。PERは約16倍と、医薬品セクターの中では平均的な水準です。PBRは1.87倍とやや高めですが、自己資本比率が71.3%と非常に高く、財務の健全性が際立っています。配当利回りは2.4%台で、医薬品業界の中では比較的しっかりした水準。配当性向も38%と無理のない範囲に収まっており、安定配当を重視する企業姿勢が見てとれます。

  • PER(株価収益率):15.76倍(割安感はやや薄いが、医薬品業界並)
  • PBR(株価純資産倍率):1.87倍(割高感はないが、資産効率が高いとも言える)
  • 配当利回り:2.42%(安定感重視の投資家に向く)
  • ROE(自己資本利益率):8.9%(医薬品業界としては良好)

初心者にもわかりやすい注目ポイント

参天製薬の強みは、なんといっても眼科領域に特化した事業展開です。緑内障やドライアイなど、超高齢社会の日本や海外でも需要が伸びやすい領域にフォーカスしているため、一定の安定感が期待できます。さらに近年は、国内で初となる近視進行抑制薬の承認や、海外での治験推進など、長期成長への布石も打たれています。

また、一般用目薬「サンテ」シリーズは消費者にも広く知られており、景気変動の影響を受けにくいストック型の売上がある点も安心材料といえるでしょう。

一方で、薬価改定やドライアイ治療薬の出荷停止といった一時的な逆風もあり、業績は年によって上下しています。直近では北米での一時金計上やコスト削減策も進み、利益面のリカバリーが進行中です。配当面では、安定した増配傾向が見られるのも特徴です。

参天製薬の業績・財務体質をチェック

ここ数年の業績推移を見ると、売上高は2022年3月期で2,662億円2023年3月期で2,790億円2024年3月期で3,020億円と、着実な増収傾向が続いています。2023年3月期は一時的な純損失(149億円の赤字)を計上しましたが、翌期には黒字回復し、2025年3月期も純利益335億円の見通しです。

財務面では現金・現金等価物945億円自己資本比率71.3%という極めて健全なバランスシートを維持。営業キャッシュフローも726億円と高水準で、研究開発費(254億円)や設備投資(102億円)も十分に賄える体力があります。投資CFは小さめのマイナス、財務CFは自己株式取得や配当によるマイナスとなっており、借入依存度は低いです。

上のグラフの通り、売上高は3,000億円前後で安定推移、純利益は一時的な赤字からV字回復し、今後は350億円規模への増益が見込まれています。配当も2023年3月期の年間32円から、2025年3月期は年間36円〜37円への増配計画が発表されています。

今後の見通しと投資家へのメッセージ

参天製薬は、眼科用医薬品分野での圧倒的なポジションと、海外事業の拡大が今後の成長ドライバーとなります。特に近視進行抑制薬や後天性眼瞼下垂薬などの新製品開発が順調に進めば、さらなる収益改善も期待できるでしょう。一方で、薬価改定や国内市場の成熟化、そして新薬開発の遅延・失敗リスクも無視できません。海外展開の拡大による為替変動リスクも頭に入れておきたいところです。

全体として、安定した財務と配当、水準以上の収益性が魅力の銘柄ですが、「急成長」というよりは「堅実な安定株」を求める投資家向けといえます。今後の新薬や海外展開の進捗には注目が集まります。

かぶポスト的スコア

  • 🌱 成長性: 2/5
    売上・利益ともに安定しているが、急伸する成長力はやや限定的。
  • 🏛 財務健全性: 5/5
    自己資本比率7割超・現金余力大で、財務面の安心感は業界トップクラス。
  • 🎁 株主還元: 3/5
    増配傾向だが、配当利回り・還元水準は平均的。
🌟 総合評価:3/5

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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。

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ひーくん

かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。