クラレ(3405)株価・配当まとめ│安定配当と堅実成長の樹脂企業【2025年5月最新】

銘柄分析
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クラレ(3405)―増配・株主優待・主力ポバール樹脂で注目の化学大手、その業績推移と今後の展望

クラレ(3405)は、高機能樹脂「ポバール」をはじめとする機能性材料を主力とし、グローバルに展開する日本の化学メーカーです。幅広い分野に製品を供給し、特に自動車・エレクトロニクス・医療など多様な産業を下支えしています。近年は配当の増額や充実した株主優待制度、また中長期的な成長分野への積極投資など、株主や投資家からも注目を集めています。

株式データ

【銘柄名】クラレ
【銘柄コード】3405
【上場】1949.5
【市場区分】東証プライム
【33業種区分】化学
【17業種区分】素材・化学
【株価】1,711 円
【PER】12.32倍
【PBR】0.73倍
【EPS】138.9
【BPS】2,359.03
【配当利回り】3.16%
【配当性向】40.3%
【1株配当】54~58
【営業CF】1,382億円
【投資CF】-760億円
【財務CF】-825億円
【現金等】1,216億円
【自己資本比率】59.2%
【有利子負債】2,442.82億円
【時価総額】6,039億円
【ROE】4.3%
【ROA】2.5%
【公式サイト】https://www.kuraray.co.jp/
【株主優待】
権利確定月:6月 12月
権利付最終日:次回:2025/06/26  前回:2024/12/26
- 1,000株以上で3,000円相当のオリジナルカタログギフト(12月のみ)。3年以上継続保有で10,000円相当にグレードアップ。
- 全株主に自社オリジナルカレンダー(6月のみ、希望者のみ配布)。

株価・指標からみるクラレの注目点

クラレの株価は現在1,711円で、PER(株価収益率)は12.32倍、PBR(株価純資産倍率)は0.73倍と、割安感が意識されやすい水準です。自己資本比率は約60%と高く、財務基盤は安定しています。配当利回りは3%台前半と、東証プライム上場企業の中でも比較的高い水準にあります。配当性向も40%超となっており、安定した株主還元姿勢が見て取れます。

  • 時価総額:6,000億円超の大手化学メーカー
  • ROE:4.3%とやや控えめながら、業界平均並み
  • 現金等:1,200億円超を保有し、流動性も高い

今後の増配や自己株式取得など、株主還元策の拡充が期待される点も特徴です。また、配当だけでなくオリジナルカタログギフトやカレンダーといった株主優待も人気の理由の一つです。

クラレの事業・業績の特徴と注目ポイント

クラレは、世界トップクラスのシェアを持つ「ポバール樹脂」や、「イソプレン」「光学フィルム」などの高機能材料を主力としています。自動車・包装・医療・エレクトロニクスなど幅広い産業に素材を提供し、グローバル展開も積極的です。特に海外売上高比率は約8割に達し、為替や海外の需要動向の影響も大きいのが特徴です。

直近の業績推移を見ると、2020年から2023年にかけて売上高は2兆円弱から2兆円台後半に拡大、当期純利益もコロナ禍を乗り越えて大幅に回復しています。ただし、2023年は在庫評価差額や一部セグメントの採算悪化の影響で純利益がやや減少しました。2024年以降は、機能材料(エンプラや活性炭など)の伸長とともに、再び増益基調への回復が期待されています。

  • 高機能樹脂・フィルム・繊維など多角的な事業ポートフォリオ
  • 設備投資・研究開発に積極的(2023年度:設備投資843億円、研究開発費257億円)
  • 成長分野として歯科材や活性炭の新工場稼働、光学用ポバールフィルムの生産増強
  • 総還元性向50%以上を掲げ、配当+自己株買いにも注力

財務の健全性とキャッシュフロー

財務面では、自己資本比率が約60%と高く、2,400億円超の有利子負債を抱えてはいるものの、1,200億円超の現金等や、1,300億円規模の営業キャッシュフローなど、安定した資金繰りを維持しています。営業キャッシュフローの水準は1,400億円近く、投資キャッシュフローはマイナス760億円と、積極的な設備投資を裏付けています。財務キャッシュフローはマイナス825億円ですが、これは主に借入金返済や配当などによるものです。

配当は直近で1株あたり54~58円と、年々増加傾向です。2025年12月期には27~30円(中間・期末合計で54~58円程度)を予想しており、引き続き安定した配当政策が期待されます。加えて、株主優待も長期保有でグレードアップする仕組みがあり、長期投資のインセンティブとなっています。

今後の見通しと投資家へのメッセージ

2024年以降、クラレは新規分野への投資を加速し、収益力の強化を目指しています。特に歯科材や活性炭などの新工場稼働、光学用フィルムの需要拡大が期待される一方、主力のポバール樹脂分野では競争激化や市況変動リスクも残ります。また、海外比率が高いため為替の影響も業績に及びやすい点は留意が必要です。

中長期的には、脱炭素・医療・エレクトロニクスといった成長市場への取り組みが収益の柱となるか注目されます。配当・優待を重視する投資家にとっても、長期保有でのインセンティブが強く、安定感と成長性のバランスを兼ね備えた銘柄と言えるでしょう。

かぶポスト的スコア

  • 🌱 成長性: 5/5
    高機能材料分野での世界的シェアや新規事業投資が活発なため。
  • 🏛 財務健全性: 4/5
    自己資本比率が高く、現金等も豊富で安定した財務基盤を持つため。
  • 🎁 株主還元: 4/5
    配当と優待の両面で株主に手厚い還元策を実施しているため。
🌟 総合評価:4/5

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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。

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ひーくん

かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。