工藤建設(1764)株価・配当まとめ│神奈川密着の大規模修繕で安定成長中【2025年5月最新】

銘柄分析
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工藤建設(1764)は、神奈川県を地盤とする中堅の建設会社です。主力はマンションやビルの大規模修繕工事で、建設事業に強みを持ちながら、不動産販売や建物管理、介護施設の運営も手がける複合型企業です。近年は介護事業のM&Aにも積極的で、事業領域の拡大を図っています。東証スタンダードに上場し、安定配当も特徴の一つです。

工藤建設(1764)―配当利回りと多角化で注目の中堅建設株

株式データ

【銘柄名】工藤建設
【銘柄コード】1764
【上場】1997.4
【市場区分】東証スタンダード
【33業種区分】建設業
【17業種区分】建設・資材
【株価】2,940 円
【PER】10.76倍
【PBR】0.71倍
【EPS】273.2
【BPS】4,113.42
【配当利回り】3.4%
【配当性向】36.6%
【1株配当】100
【営業CF】30.65億円
【投資CF】-4.79億円
【財務CF】-6.26億円
【現金等】32.67億円
【自己資本比率】29.3%
【有利子負債】58.89億円
【時価総額】35.1億円
【ROE】3.7%
【ROA】1.1%
【公式サイト】https://www.kudo.co.jp/
【株主優待】株主優待なし

株価・指標から見る工藤建設の特徴と注目点

工藤建設の株価は2,940円(2024年6月時点)となっており、PERは約10.8倍PBRは0.71倍と、建設業界の中でも割安感が見られます。配当利回りは3.4%で、東証スタンダード市場の中でも比較的高めの水準です。配当性向は36.6%と、利益に対して安定した還元がなされているのも特徴です。

ROE(自己資本利益率)は3.7%、ROA(総資産利益率)は1.1%で、業界平均と比べてやや低めですが、安定収益型のビジネスモデルを反映していると言えるでしょう。BPS(1株純資産)は4,113円台で、PBR0.7倍ということは、株価が純資産に対して割安に放置されている一つのサインともいえます。

初心者向け:注目ポイントとビジネスの強み

工藤建設が注目されるポイントは、大規模修繕工事に強みがあることと、介護事業の拡大に積極的な点です。特に神奈川県内のマンションやビルの修繕・耐震補強といったリノベーション分野では、長年の実績があります。また、富裕層向けの地下室付き住宅開発など、独自の受注戦略も展開しています。

  • 事業の多角化:建設だけでなく、建物管理や介護、不動産販売など幅広く展開
  • 安定配当:100円配当を維持しており、利回り3%台と中堅建設株としては高水準
  • 地域密着:神奈川県を中心に地元での信頼と実績

一方、株主優待は現在実施していませんが、現金配当を重視する投資家には一定の魅力があります。

業績推移と財務・キャッシュフローの解説

過去5年の売上高は、おおよそ170億円〜200億円台で推移しています。2024年6月期は205億円、2025年6月期予想では222億円、2026年6月期予想でも226億円と、近年は回復傾向が続いています。純利益も2022年6月期の1.2億円から増加し、2024年6月期は1.7億円、2025年6月期予想は3.4億円と回復基調です。

キャッシュフロー面を見ると、営業キャッシュフロー(本業で稼いだお金)は30.6億円と潤沢で、現金や預金も32.6億円を保有しています。一方、自己資本比率は29.3%とやや低めで、有利子負債が58.9億円と資産の約3割を占めています。財務体質は安定感はあるものの、今後の負債管理が重要な局面に差し掛かっていると言えるでしょう。

また、設備投資は1億円未満と小規模で、研究開発費も計上がありません。これは、建設業が労働集約型であり、大規模な設備投資や研究開発を必要としないビジネスモデルのためです。

今後の見通しと投資家へのメッセージ

今後は、建設部門の堅調な受注と、介護事業の入居率向上・拡大が持続成長の鍵を握ります。高齢化社会の進展により介護事業の需要は今後も高まることが予想され、M&Aによる規模拡大も引き続き注目されます。一方で、建設業界全体で資材価格の高騰や人件費上昇といったコスト増のリスクも無視できません。

割安なPBRや安定配当を評価する投資家にとっては魅力ある銘柄ですが、自己資本比率が3割弱とやや低い点、有利子負債の水準など財務面には一定の注意が必要です。地域密着型の経営多角化路線による安定感が強みですが、今後の業績拡大や資本効率の改善がどこまで進むかが注目点となります。

投資にあたっては、配当の安定性や今後の事業展開、財務体質のバランスなどを総合的に見極めることが大切です。

かぶポスト的スコア

  • 🌱 成長性: 3/5
    介護事業の拡大や建設受注の回復が見えるため。
  • 🏛 財務健全性: 2/5
    自己資本比率が3割弱と低く、有利子負債もやや多いため。
  • 🎁 株主還元: 4/5
    安定した配当を長年維持している点が評価できるため。
🌟 総合評価:3/5

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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。

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ひーくん

かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。