オリエンタル白石(1786)株価・配当まとめ│業界シェア7割の橋梁建設で安定成長【2025年5月最新】

銘柄分析
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オリエンタル白石(1786)は、日本の建設業界で橋梁や鋼構造物の設計・施工を中心に展開する老舗の総合建設会社です。特にコンクリート橋や鋼橋の分野で高いシェアを持ち、ケーソン工事(大型基礎工事)では国内最大級の実績を有します。また、商社大手の伊藤忠商事が筆頭株主となっており、安定した資本基盤を背景に公共インフラや大規模プロジェクトを数多く手掛けています。海外展開も行っており、近年はインドネシア・ジャカルタの下水道工事プロジェクトなどにも積極的に取り組んでいます。

オリエンタル白石(1786)―ROE10%超・財務健全性が際立つ建設株の注目ポイント

株式データ

【銘柄名】オリエンタル白石
【銘柄コード】1786
【上場】2021.4
【市場区分】東証プライム
【33業種区分】建設業
【17業種区分】建設・資材
【株価】375 円
【PER】11.68倍
【PBR】0.96倍
【EPS】32.1
【BPS】390.29
【配当利回り】3.87%
【配当性向】45.2%
【1株配当】14.5
【営業CF】52.73億円
【投資CF】-9.96億円
【財務CF】19.99億円
【現金等】201.80億円
【自己資本比率】69.2%
【有利子負債】33.31億円
【時価総額】523億円
【ROE】10.1%
【ROA】6.4%
【公式サイト】https://www.orsc.co.jp/
【株主優待】株主優待なし

株価・指標から見るオリエンタル白石の特徴

オリエンタル白石の株価は現在375円、PER(株価収益率)は11.68倍、PBR(株価純資産倍率)は0.96倍と、いずれも建設業界内では標準的〜やや割安な水準です。PBRが1倍を下回っている点は、企業の資産価値に対し株価が割安であることを示しています。

配当利回りは3.87%と、東証プライム上場企業の中でも比較的高い部類に入ります。配当性向は45.2%と無理のない範囲で、今後の安定配当や増配余地にも期待が持てます。自己資本比率も69.2%と非常に高く、財務体質の堅牢さが際立ちます。

  • ROE(自己資本利益率)は10.1%と、建設業界では高水準。
  • 時価総額は523億円と、東証プライム内でも中堅規模。
  • 有利子負債は33.31億円に対し、現金等が201.8億円と、手元資金が潤沢。

業績推移と安定感

直近3期の業績をみると、売上高は2023年3月期に6,148億円、2024年3月期に6,738億円と増加。その後2025年3月期は6,600億円、2026年3月期は6,900億円と堅調な推移が予想されています。純利益も2024年3月期で46.3億円を記録し、今後も40億円台後半での安定が見込まれます。

四半期ごとに見ても、大型プロジェクトの集中や受注残の消化などで一時的な変動はあるものの、全体としては収益の安定感が際立っています。設計変更を伴う案件や補修・新設橋梁案件の着実な施工が、利益率の維持向上に寄与しています。

オリエンタル白石の注目ポイント(初心者向け解説)

オリエンタル白石の強みは、橋梁・ケーソン工事の高いシェアと、長年積み上げてきた技術力にあります。公共インフラへの需要は景気変動の影響を受けにくく、持続的な受注が見込まれる分野です。

  • 高い自己資本比率…倒産リスクが低く、長期的に安心感がある企業です。
  • 安定した配当…配当利回りが高く、長期投資にも向きます。
  • 業界トップクラスの技術力…特殊工事や大型案件に強いのが特徴です。
  • 海外展開…インドネシア案件など、海外成長も視野に入れています。

一方で景気や公共事業の予算変動、建設業界特有の人手不足・資材高の影響は、今後も注視が必要です。

財務・キャッシュフローの状況

財務面では、自己資本比率69.2%と盤石な財務体質が光ります。現金等は200億円超と潤沢で、有利子負債も33億円と少なめ。営業キャッシュフローは52.7億円のプラス、投資キャッシュフローは-9.9億円と、手堅く設備投資を行いながらもキャッシュをしっかり残している点が評価できます。

財務CF(財務活動によるキャッシュフロー)は19.9億円のプラス。自己株買いや配当など、株主還元にも積極的な姿勢が見て取れます。ROEも10%超と、効率的な資本運用ができているのも特徴です。

今後の見通しと投資家へのメッセージ

今後は既存インフラの老朽化対策や災害対応の強化、海外でのプロジェクト拡大など、安定成長のシナリオが描きやすい状況です。一方で、受注残高の減少や建設コストの上昇、施工人員の確保など、建設業界共通の課題も抱えています。業績の一時的な上下動がある点や景気後退時のリスクも頭に入れておきたいポイントです。

とはいえ、堅実な財務と安定配当、業界内での高い技術力は、長期的に安心して見守れる要素と言えるでしょう。配当・株主還元姿勢も評価されており、安定成長+ディフェンシブ性の両立を目指す投資家には注目される銘柄の一つです。

かぶポスト的スコア

  • 🌱 成長性: 3/5
    売上・利益は安定成長傾向だが、急拡大というよりは着実路線。
  • 🏛 財務健全性: 5/5
    自己資本比率が高く、手元資金も潤沢で負債も少ないため。
  • 🎁 株主還元: 4/5
    高めの配当利回りと安定した株主還元姿勢が見られるため。
🌟 総合評価:4/5

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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
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ひーくん

かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。