マサル(1795)は、ビルやマンションなどの外壁防水(シーリング)工事を主力とし、リニューアルや補修・改修分野にも注力している建設会社です。1957年の設立以来、業界内でも高い技術力と実績で知られています。都市開発案件やリピーター需要の取り込みに力を入れつつ、安定した財務基盤と着実な経営を続けています。個人投資家の間では、ジャンボ宝くじがもらえるユニークな株主優待も注目されています。
マサル(1795)―株主優待の宝くじが話題、安定財務で堅実経営の建設企業
株式データ
【銘柄名】マサル 【銘柄コード】1795 【上場】1994.11 【市場区分】東証スタンダード 【33業種区分】建設業 【17業種区分】建設・資材 【株価】3,945 円 【PER】13.5倍 【PBR】0.71倍 【EPS】292.2 【BPS】5,575.54 【配当利回り】2.66% 【配当性向】35.9% 【1株配当】105 【営業CF】4.21億円 【投資CF】-5.01億円 【財務CF】4.90億円 【現金等】22.79億円 【自己資本比率】55.7% 【有利子負債】11.10億円 【時価総額】34.6億円 【ROE】5.7% 【ROA】3.3% 【公式サイト】https://www.masaru-co.jp/ 【株主優待】 権利確定月:3月 9月 権利付最終日:次回:2025/09/26 前回:2025/03/27 内容: ・3月…600株以上保有で「サマージャンボ宝くじ」10枚 ・9月…200株以上保有で「年末ジャンボ宝くじ」10枚
株価・指標から見るマサルの特徴と注目点
マサルの株価は3,945円(2024年6月時点)で、時価総額は約34億円と、建設業界内でも規模はコンパクトな部類です。PERは13.5倍、PBRは0.71倍と、割安感のある水準といえます。自己資本比率は55.7%と高く、ROEは5.7%、ROAは3.3%と、収益性も安定しています。1株あたり配当は105円、配当利回りは2.66%程度で、配当性向も35.9%と無理のない範囲です。
- PBRの低さは、資産価値に対して株価が割安であることを示唆
- 現金等の保有が22億円台と豊富で、財務の安全性も高い
- 株主優待は宝くじという珍しい内容で、個人投資家の関心を集めています
業績推移と配当の動き
直近の業績推移を見ると、売上高は2022年9月期の約70億円から、2023年9月期に約86億円、2024年9月期には89億円台へと着実な成長を見せています。2025年9月期の会社予想では95億円、さらに2026年9月期には100億円の大台を見込んでいます。
一方、純利益は2023年9月期の3.4億円をピークに、2024年9月期で2.7億円、2025年9月期は2.6億円とやや減少傾向ですが、2026年9月期には3億円台を回復する見通しです。
配当については、過去には145円(2019年9月期)、160円(2020年9月期)と高水準の年もありましたが、最近はやや減配傾向で、2025年9月期の予想は105円となっています。
- 売上高は3期連続で増加予想
- 純利益は一時的に減少も、今後は回復基調
- 配当は安定的も、やや調整局面
初心者向け:マサルの注目ポイントはここ!
マサルは「防水・シーリング工事」で長年の実績があり、特に都市部の大型建築案件や改修需要が堅調です。建物の長寿命化やリニューアル需要は今後も期待される分野であり、リピーター顧客も増えやすい特徴があります。
また、株主優待として「ジャンボ宝くじ」をもらえる点はユニーク。600株以上でサマージャンボ(3月)、200株以上で年末ジャンボ(9月)と、楽しみにしている個人投資家も多いようです。建設関連では珍しい優待内容といえるでしょう。
一方で、株価指標面ではPBRが1倍を下回っており、資産価値に対して割安とされがちです。ただ、建設業界全体が低PBRになりやすい傾向もあり、単純な比較は注意が必要です。
財務・キャッシュフローの健全性
財務面では自己資本比率が55.7%、現金等の保有額も22億円台と、健全性が高い点がマサルの大きな強みです。有利子負債は11億円程度で、借入依存度は高くありません。
キャッシュフローを見ると、営業キャッシュフローは4億円超で着実に資金を稼いでいます。投資キャッシュフローは-5億円とやや大きめですが、これは設備投資や将来への布石と考えられます。財務キャッシュフローは4.9億円のプラスと、財務活動も活発です。
- 現金等は総資産の4分の1以上と「守り」に強い
- 自己資本比率50%超は、業界平均よりも高水準
- 有利子負債も適度なレベル
今後の見通しと投資家へのメッセージ
今後の展開としては、都市開発や大型リニューアル案件の増加、そしてリピーター顧客の拡大が期待されます。特に、新規受注額が前期より大幅増を計画しており、売上成長への自信が見て取れます。
一方、資材価格の上昇や工事人員の確保など、建設業界全体に共通する課題も存在します。利益率の維持・向上や、今後の配当政策の動向などは注視が必要です。
投資家にとっては、「財務の安定性」と「ユニークな株主優待」が魅力の一方で、大幅な成長性を期待するよりは堅実経営を重視したい方にマッチする銘柄といえるでしょう。
かぶポスト的スコア
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🌱 成長性: 2/5売上は増加傾向だが、純利益や配当はやや伸び悩み基調のため。
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🏛 財務健全性: 4/5自己資本比率や現金保有が高く、財務の安定性が評価できる。
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🎁 株主還元: 3/5配当水準は堅実だが、減配傾向と優待の条件もやや高め。
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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。
ひーくん
かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。


