コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス(2579)株価・配当まとめ│安定配当と堅実成長の銘柄【2025年5月最新】

銘柄分析
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コカ・コーラ ボトラーズジャパンHD(2579)―連続増配&株主優待再開で注目、収益性改善にも期待

コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス(以下、コカ・コーラBJHD)は、日本国内のコカ・コーラ製品のボトリング・販売を手がける国内最大手の企業です。2017年に旧コカ・コーラ イーストジャパンとウエストジャパンの統合により誕生し、全国規模で炭酸飲料やお茶、ミネラルウォーター、コーヒーなど幅広い製品を展開しています。直近では、物流効率化や値上げ施策、そして自販機ビジネスの堅調が収益改善のカギとなっています。2024年には株主優待も再開し、個人投資家から改めて注目を集めています。

株式データ

【銘柄名】コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス
【銘柄コード】2579
【上場】1994.6
【市場区分】東証プライム
【33業種区分】食料品
【17業種区分】食品
【株価】2,508.5 円
【PER】39.5倍
【PBR】0.96倍
【EPS】63.5
【BPS】2,623.62
【配当利回り】2.27%
【配当性向】89.8%
【1株配当】57
【営業CF】488億円
【投資CF】-161億円
【財務CF】-579億円
【現金等】884億円
【自己資本比率】58.0%
【有利子負債】1148.52億円
【時価総額】4,518億円
【ROE】1.6%
【ROA】0.9%
【公式サイト】https://www.ccbj-holdings.com/
【株主優待】
権利確定月:6月 12月
権利付最終日:次回:2025/06/26  前回:2024/12/26
・「Coke ON」ドリンクチケット5枚(100株以上):6カ月以上継続保有が条件。ただし2025年6月のみ6カ月未満でも贈呈。3年以上継続保有の場合は枚数2倍。Coke ONアプリ登録が必要。
・「Coke ON」ドリンクチケット10枚(1,000株以上):条件は上記と同様。

株価・指標から見える注目ポイント

コカ・コーラBJHDの直近株価は2,500円台で推移しており、時価総額は約4,500億円。PERは約39倍とやや割高感がある一方、PBRは1倍を下回る0.96倍となっています。配当利回りは2.27%と、食品・飲料セクターの中でも標準的です。

注目すべきは配当性向が約90%と高水準な点。利益の大半を配当に回しており、近年は「連続増配」を実施しています。EPS(1株当たり利益)は63.5円と、黒字転換後の利益拡大基調が続いていますが、ROE(自己資本利益率)・ROA(総資産利益率)はそれぞれ1〜2%台と、収益性については依然として改善途上であることがわかります。

コカ・コーラ ボトラーズジャパンHDの注目ポイントと初心者向け補足

  • 株主優待が再開:2024年から自社自販機で使える「Coke ON」ドリンクチケットの優待が復活。100株以上・6カ月以上継続保有が条件ですが、2025年6月分は保有期間が短くても贈呈されます。
  • 連続増配:2022年から年2回の配当を継続し、2024年・2025年も増配予定。配当狙いの投資家には注目されています。
  • 自販機ビジネスの強み:好採算の自販機チャネルが着実に成長。コロナ禍からの需要回復、物流効率化、主力ブランド刷新なども業績改善の要因です。
  • 価格改定・コスト高対応:2024年5月に果汁飲料を値上げ、年内にコーヒー製品も価格改定予定。原材料費高騰の中で利益確保に取り組んでいます。

初心者の方は「PER」「PBR」「配当利回り」などの指標に目がいきがちですが、コカ・コーラBJHDは構造改革・効率化が進みつつも、利益水準の回復がまだ道半ばです。配当性向が高いため、今後も安定した配当を維持するには利益成長が不可欠となります。

財務・キャッシュフローの現状

財務面では、自己資本比率58%と健全な水準を確保しており、現金等(キャッシュ)は約880億円。営業キャッシュフローは488億円と安定的な資金創出力があります。投資活動によるキャッシュアウトは161億円、財務活動によるキャッシュフローはマイナス579億円となっており、借入金返済や配当支払いが続いている点も特徴です。

設備投資額は424億円、減価償却費は454億円と、工場・自販機などの維持更新投資を続けています。有利子負債は約1,150億円ですが、現預金と営業CFで十分コントロール可能な範囲といえます。

業績推移を見ると、売上高は2020年の約7,900億円から、2023年には8,600億円台へと堅調に回復基調です。純利益は2020年から2022年まで赤字が続きましたが、2023年に黒字転換。2024年以降も利益拡大が見込まれています。配当もしっかり増配傾向となっており、安定感が出てきました。

今後の見通しと投資家への中立的メッセージ

コカ・コーラBJHDは、コロナ禍からの回復を受けて業績が持ち直しつつあります。値上げや物流効率化といった収益改善策も奏功し、2024年以降は増益見通しが続いています。ただし、ROE・ROAの低さや利益率の改善余地は依然として大きい点に注意が必要です。また、原材料高や人件費上昇などコスト増リスクも残ります。

一方で、株主優待の再開や連続増配は個人投資家にとって魅力的なポイント。安定した配当収入や飲料大手ならではのブランド力を重視する方には一定の安心感があるでしょう。今後は、自販機ビジネスや新製品への取り組み、営業利益率のさらなる向上が中長期の注目テーマとなります。

かぶポスト的スコア

  • 🌱 成長性: 2/5
    売上・利益の回復傾向はあるが、成長率や収益性は依然限定的。
  • 🏛 財務健全性: 4/5
    自己資本比率が高く、キャッシュも潤沢で財務基盤は良好。
  • 🎁 株主還元: 3/5
    連続増配と優待再開は魅力だが、配当性向が高く今後の余力には注意も必要。
🌟 総合評価:3/5

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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。

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ひーくん

かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。