積水化学工業(4204)株価・配当まとめ│安定配当と堅実成長の実力株【2025年5月最新】

銘柄分析
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積水化学工業(4204)―高機能樹脂・住宅・環境領域で増収基調、財務良好な安定成長企業

積水化学工業は、住宅・高機能樹脂・環境ライフラインの3本柱で事業を展開する大手総合化学メーカーです。住宅分野ではプレハブ住宅のパイオニアとして知られ、環境・インフラや医薬関連など多様な分野へも積極展開。特に高機能樹脂の自動車・半導体向け製品が好調で、近年は再生可能エネルギーや医療領域へも投資を強化しています。円安効果やコスト削減も追い風となり、業績は安定した増収基調。時価総額は約1兆1,000億円規模と、素材・化学業界の中でも存在感の大きい企業です。

株式データ

【銘柄名】積水化学工業
【銘柄コード】4204
【上場】1953.3
【市場区分】東証プライム
【33業種区分】化学
【17業種区分】素材・化学
【株価】2,497 円
【PER】12.71倍
【PBR】1.29倍
【EPS】196.4
【BPS】1,933.56
【配当利回り】3.2%
【配当性向】40.7%
【1株配当】80
【営業CF】1,066億円
【投資CF】-185億円
【財務CF】-530億円
【現金等】1,263億円
【自己資本比率】61.2%
【有利子負債】892.65億円
【時価総額】11,337億円
【ROE】10.4%
【ROA】5.9%
【公式サイト】https://www.sekisui.co.jp/
【株主優待】株主優待なし

指標から見る積水化学工業の注目点

積水化学工業の株価は2,497円、PERは12.71倍PBRは1.29倍と、業界平均と比較しても妥当な水準です。配当利回りは3.2%で、安定した配当政策が魅力です。自己資本比率61.2%と高く、財務基盤は非常に健全。有利子負債も892億円台と、今のキャッシュポジション(1,263億円)を考慮すると、財務リスクは小さいといえるでしょう。

ROE(自己資本利益率)は10.4%ROA(総資産利益率)は5.9%と、効率的な経営も実現しています。時価総額は1兆1,000億円台で、国内大手化学メーカーの中でも上位に位置付けられます。

  • 配当性向は40.7%と、利益の4割程度を配当原資に回しており、株主還元にも積極的です。
  • 営業キャッシュフローは1,066億円と潤沢。投資・財務CFもバランスよく推移しています。
  • 株主優待は設定されていません。

積水化学工業の事業構成と成長ドライバー

事業の柱は「住宅(42%)」「高機能プラスチックス(32%)」「環境・ライフライン(18%)」の3つ。住宅分野では省エネ・高耐久住宅のシェアが高く、物流施設の共同活用など効率化も進めています。高機能樹脂は自動車用中間膜や半導体関連が好調で、今後の電動化・省エネ化社会にもマッチ。環境・ライフライン分野ではインフラ老朽化対策、再生可能エネルギー(ペロブスカイト太陽電池の新会社設立)などが注目されています。

海外売上比率は約3割に達し、アジアや北米での事業拡大も進行中。医薬・メディカル関連はまだ売上規模こそ小さいですが、高収益分野として育成中です。

業績・配当の推移 ― 安定した増収増益と配当成長

ここ数年の業績は着実な成長トレンドにあります。2024年3月期の売上高は1兆2,565億円(前年比+1.1%)純利益は779億円(前年比+12.5%)といずれも過去最高水準。2025年3月期は売上高1兆3,077億円、純利益800億円の予想で、今後も増収増益基調が続く見通しです。

配当も堅実に増加しており、2023年3月期は年間65円、2024年3月期は76円、2025年3月期予想で80円。配当性向40%台を維持しつつ、利益成長に合わせて増配しています。

財務・キャッシュフロー ― 健全性と投資余力

積水化学工業の財務体質は非常に健全です。自己資本比率は61.2%と高水準で、現金・現金等価物1,263億円を保有。有利子負債は892億円と、十分な手元資金が確保されています。営業キャッシュフローは1,066億円、設備投資(606億円)や研究開発投資(417億円)もしっかり実行しつつ、フリーキャッシュフローも黒字を維持。今後も新規事業や海外展開、M&Aなど柔軟な投資余力があるのは大きな強みです。

今後の見通しと投資家へのメッセージ

積水化学工業は住宅市場の安定需要、高機能樹脂の自動車・半導体向け堅調、環境インフラ分野の政策支援など、複数の成長ドライバーを持っています。再生可能エネルギーやメディカル関連も成長余地が大きく、長期的な収益基盤の厚みが増しています。

一方で、住宅やインフラ投資は外部環境の影響を受けやすく、為替変動や原材料価格の高騰はリスク要因となり得ます。短期的な景気後退や海外市場の不透明感にも注意は必要です。ただし、積水化学工業は財務の健全性・安定した利益成長・配当の着実な増加という三本柱が揃っており、長期視点での安定感が魅力といえるでしょう。

かぶポスト的スコア

  • 🌱 成長性: 5/5
    自動車・半導体向け樹脂や再生エネルギーなど成長領域への投資が着実で、増収増益基調が続くため。
  • 🏛 財務健全性: 5/5
    高い自己資本比率と潤沢な現金があり、有利子負債も適正水準で健全性が際立つため。
  • 🎁 株主還元: 4/5
    増配傾向で配当性向も適切だが、株主優待がない点で満点から1点減点。
🌟 総合評価:5/5

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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。

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ひーくん

かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。