日本ゼオン(4205)株価・配当まとめ│5年連続増益の安定配当銘柄【2025年5月最新】

銘柄分析
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日本ゼオン(4205)―高配当・財務安定、光学フィルムや電池材料が牽引する化学大手の今を読む

日本ゼオン(4205)は、古河グループにルーツを持つ日本を代表する合成ゴムメーカーです。主力のエラストマー素材事業に加え、スマートフォンやディスプレイ関連の光学フィルム、高機能樹脂など幅広い化学素材を展開。タイヤ業界をはじめとする国内外の大手メーカーと取引があり、海外売上比率は6割を超えています。近年は電池材料やリサイクル技術にも積極的に投資し、次世代需要への対応を加速しています。また、安定した財務基盤と高い株主還元(配当利回り5%台)も個人投資家から注目を集めています。

株式データ

【銘柄名】日本ゼオン
【銘柄コード】4205
【上場】1961.9
【市場区分】東証プライム
【33業種区分】化学
【17業種区分】素材・化学
【株価】1,436 円
【PER】11.33倍
【PBR】0.79倍
【EPS】126.7
【BPS】1,810.79
【配当利回り】5.01%
【配当性向】56.8%
【1株配当】72
【営業CF】474億円
【投資CF】-54億円
【財務CF】-300億円
【現金等】425億円
【自己資本比率】64.7%
【有利子負債】369.60億円
【時価総額】3,361億円
【ROE】8.9%
【ROA】5.8%
【公式サイト】https://www.zeon.co.jp/
【株主優待】株主優待なし

株価・指標から見る日本ゼオンの注目ポイント

日本ゼオンの株価は1,436円(2024年6月時点)と手ごろな水準。PER(株価収益率)は11.33倍、PBR(株価純資産倍率)は0.79倍と、いずれも業界平均と比較して割安感が見られます。特にPBRが1倍を大きく下回っているため、資産価値に対する市場評価が抑えられている状況です。
一方で配当利回りは5.01%と高く、安定した収益基盤を背景に配当政策にも積極的です。ROE(自己資本利益率)8.9%、ROA(総資産利益率)5.8%と、収益性の面でも一定の水準を維持しています。

指標の特徴と投資家が注目する理由

  • 割安感:PBR・PERともに低めで、バリュー株投資家にとって注目されやすい水準です。
  • 高配当:配当利回り5%を超えるのはプライム市場上場企業の中でも上位水準。インカム狙いの投資家からも人気。
  • 自己資本比率64.7%:財務体質が非常に強固。有利子負債も約370億円にとどまり、借入リスクは限定的。
  • 成長分野への投資:電池材料やリサイクル技術など、新規事業への積極投資が続いています。

業績の推移とセグメント動向

日本ゼオンの2024年3月期決算は売上高3,822億円純利益311億円と堅調に推移しました。2023年3月期は一時的な減益(純利益105億円)となったものの、直近で再び利益水準を回復しています。
2025年3月期の会社予想は売上高4,200億円純利益240億円と、引き続き安定成長を見込んでいます。セグメント別では、主力のエラストマー素材(合成ゴム等)が全体の55%を占め、ディスプレイ用光学フィルムなど高機能材料も拡大傾向。
海外売上比率は6割超とグローバル展開が進んでおり、中国や米国の需要トレンドにも左右されます。直近では光学フィルムの販売数量が想定を上回っており、業績を押し上げています。

配当政策と株主還元の姿勢

日本ゼオンは安定配当を基本方針としつつ、業績回復に合わせて増配を実施しています。2023年3月期の年間配当は18円、その後2024年3月期は25円、2024年9月期以降は35円へと増配が続いています。配当性向も50%超と高水準で、株主への還元意識が強いことがわかります。
現時点で株主優待制度はありませんが、配当によるインカムゲインを重視したい投資家には魅力的な銘柄です。

財務状況・キャッシュフローの解説

日本ゼオンの自己資本比率は約65%と化学業界でも屈指の高さを誇ります。有利子負債は370億円程度にとどまり、現金・現金同等物も425億円と潤沢。営業キャッシュフローは474億円と安定してプラスを維持し、その一部を設備投資(321億円)、研究開発(182億円)、減価償却(201億円)など成長分野に振り向けています。財務キャッシュフローは-300億円となっていますが、これは主に借入金返済や配当支払いなど株主還元・財務健全化のための支出です。

今後の見通しと投資家へのメッセージ

今後の日本ゼオンは、主力の合成ゴム・光学フィルムの堅調な需要に支えられつつ、電池材料やリサイクル事業など新しい成長分野への投資が着実に進んでいます。特に大型ディスプレイやEV(電気自動車)市場の拡大が同社の高機能材料の伸びを後押しするでしょう。
一方で、海外市況(特に中国・米国)の変動や為替の影響、原材料価格の高騰など、グローバル化企業ならではのリスクもあります。配当利回り・財務健全性の高さは大きな安心材料ですが、短期的な業績変動には注意が必要です。
中長期的には、環境配慮型の素材や循環型事業の拡大など、持続可能な成長への取り組みも強化中。株主還元と成長投資のバランスの良さが、日本ゼオンの魅力といえるでしょう。

かぶポスト的スコア

  • 🌱 成長性: 5/5
    光学フィルムや新規電池材料など成長分野への積極投資が続いており、今後の需要拡大が期待されます。
  • 🏛 財務健全性: 5/5
    自己資本比率64.7%と有利子負債は低水準、現金も潤沢で財務の安定感は抜群です。
  • 🎁 株主還元: 5/5
    配当利回り5%超・増配基調と、株主への利益還元姿勢が強く評価できます。
🌟 総合評価:5/5

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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
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企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。

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ひーくん

かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。