キユーピー(2809)―安定成長・高財務健全性と株主優待で注目の食品大手
キユーピー(2809)は、マヨネーズとドレッシングで国内トップシェアを誇る食品メーカーです。100年以上の歴史を持ち、グループ全体でジャムや調味料分野も手掛けています。国内外での事業展開と堅実な財務体質、そして株主優待制度でも個人投資家から根強い人気を集めている銘柄です。本記事では、キユーピーの直近の業績推移や指標、株主優待、注目ポイントをわかりやすく解説します。
株式データ
【銘柄名】キユーピー 【銘柄コード】2809 【上場】1970.7 【市場区分】東証プライム 【33業種区分】食料品 【17業種区分】食品 【株価】3,349 円 【PER】15.94倍 【PBR】1.54倍 【EPS】210.1 【BPS】2,174.74 【配当利回り】1.91% 【配当性向】30.5% 【1株配当】64 【営業CF】631億円 【投資CF】-238億円 【財務CF】-211億円 【現金等】805億円 【自己資本比率】65.4% 【有利子負債】177.71億円 【時価総額】4,018億円 【ROE】7.3% 【ROA】4.6% 【公式サイト】https://www.kewpie.com/ 【株主優待】 権利確定月:11月 権利付最終日:次回:2025/11/26 前回:2024/11/27 ・自社グループ商品詰合せ(マヨネーズ・ドレッシング等) 1,000円相当(100株以上・6カ月以上継続保有) ・3年以上継続保有の場合、100株以上500株未満は1,500円相当、500株以上は5,000円相当の自社グループ商品詰合せ
株価・指標から見るキユーピーの特徴
キユーピーの株価は直近で3,349円となっており、時価総額は約4,018億円と食品業界における中堅から大手の規模です。PERは15.94倍、PBRは1.54倍と、食品セクターとしては標準的な水準に位置しています。自己資本比率は65.4%と非常に高く、財務の安定性が際立っています。
また、ROE(自己資本利益率)は7.3%・ROA(総資産利益率)は4.6%と、安定した収益力が見て取れます。配当利回りは1.91%で、配当性向も30.5%と無理のない水準です。
株主優待と配当の魅力
キユーピーは食品メーカーらしく、自社グループ商品(マヨネーズやドレッシングなど)の詰め合わせが株主優待として提供されています。100株以上を6カ月以上継続保有すると1,000円相当、3年以上の長期保有で100株以上500株未満の場合1,500円相当、500株以上で5,000円相当へとグレードアップ。
「長期保有の株主を重視する」姿勢がうかがえる優待設計です。
配当金は2022年11月期27円、2023年11月期27円、2024年11月期予想31円と、緩やかな増配傾向。年間配当も安定しており、株主還元の姿勢は継続的です。
注目ポイントと初心者向け解説
- マヨネーズ・ドレッシングで国内トップシェア:安定したブランド力・市場規模が強みです。
- 業務用食品や海外展開も拡大:近年は業務用商品やアメリカ市場への投資も注目されています。
- 財務の健全性:自己資本比率65.4%、現金等805億円と非常に安定。
- 株主優待・配当:食品系らしい実用性のある優待が魅力。配当も減配リスクが低い印象です。
食品業界の銘柄として、生活必需品への強みと安定収益がポイント。業績が急拡大するタイプではありませんが、景気変動に強く、長期保有に向いた企業といえるでしょう。
財務・キャッシュフローの分析
キユーピーの直近決算では、売上高が4,840億円(2024年11月期予想)、当期純利益が214億円と、安定成長を維持しています。2025年11月期も売上5,050億円、純利益292億円と、増収増益を見込んでいます。
営業キャッシュフロー(CF)は631億円と高水準で、投資CFは-238億円、財務CFは-211億円。現金等は805億円あり、自己資本比率も高いため、今後の投資や配当余力も十分です。
設備投資(205億円)や減価償却費(175億円)も、売上規模から見て適度な水準。研究開発費も38億円と、持続的な商品開発に配慮しています。
今後の見通しと投資家へのメッセージ
キユーピーは食品業界の中でもブランド力が高く、安定した業績が特徴です。今後は原材料費や人件費の上昇が経営課題となる一方、米国工場の稼働で海外展開の強化や、新商品開発による成長も期待されています。
リスク要因としては、原料高や円安、消費者の節約志向による売上停滞が挙げられますが、業界内での競争力や財務基盤の強さが下支えとなっています。長期的な成長と安定した株主還元をバランス良く狙いたい方に向いた銘柄と言えるでしょう。
かぶポスト的スコア
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🌱 成長性: 4/5国内トップシェアに加え、海外展開や新工場稼働で今後の成長余地があるため。
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🏛 財務健全性: 5/5自己資本比率65%超・豊富な現金など、極めて安定した財務体質が評価できます。
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🎁 株主還元: 2/5配当・優待ともに実質的な利回りは高くないため、やや控えめな評価となります。
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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。
ひーくん
かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。


