ちゅうぎんフィナンシャルグループ(5832)―連続増配・地域密着型経営で注目の地銀大手
ちゅうぎんフィナンシャルグループ(5832)は、中国銀行を中心に2022年10月に発足した金融持株会社です。岡山県を地盤に、証券やリースなど幅広い金融サービスを展開し、グループ全体で地域経済への貢献を強めています。安定した収益基盤と株主還元への積極姿勢、さらに地域特産品を活用した株主優待など、個人投資家にも身近な存在として注目されています。
株式データ
【銘柄名】ちゅうぎんフィナンシャルグループ 【銘柄コード】5832 【上場】2022.10 【市場区分】東証プライム 【33業種区分】銀行業 【17業種区分】銀行 【株価】1,749 円 【PER】9.5倍 【PBR】0.58倍 【EPS】184.1 【BPS】3,030.68 【配当利回り】4.23% 【配当性向】40.2% 【1株配当】74 【営業CF】1,155億円 【投資CF】-1,983億円 【財務CF】-79億円 【現金等】14,156億円 【自己資本比率】5.1% 【時価総額】2,974億円 【ROE】3.8% 【ROA】0.2% 【公式サイト】https://www.chugin-fg.co.jp/ 【株主優待】 権利確定月:3月 権利付最終日:次回:2026/03/27 前回:2025/03/27 ・500株以上保有の株主に、岡山県特産品またはグループ企画の特産品(5,000円相当)をカタログから1点選択(1年以上継続保有が条件、寄付選択も可) ・5,000株以上保有の株主には10,000円相当の特産品(同条件)を贈呈
株価・指標から見る注目ポイント
ちゅうぎんフィナンシャルグループの株価は1,749円(2024年6月時点)、PBRは0.58倍と、純資産に対して割安な水準です。PERも約9.5倍と銀行業界内では比較的落ち着いたバリュエーション。配当利回りは4.2%超と高めで、安定した配当収入を期待する投資家にも魅力的です。
- PBR 0.58倍:解散価値よりもかなり低い水準で、資産バリュー株として注目できます。
- 配当利回り 4.23%:地銀の中でも高水準。配当性向は40%程度と無理のない範囲です。
- ROE(自己資本利益率)は3.8%、ROA(総資産利益率)は0.2%と、銀行業界の中でも標準的な水準です。
ちゅうぎんFGの特色と投資家向けポイント
地銀再編の流れが続く中、ちゅうぎんFGは岡山県を中心に強固な地盤を持ち、安定した収益力があります。グループ内で証券・リース・カードなど多角的な収益源を確保しており、リクルートとの業務提携など新たな事業領域にも積極的です。配当は毎期増配傾向で、長期的な株主還元を重視しています。
- 貸出残高の着実な増加と、金利上昇を背景に資金利益が拡大しています。
- 手数料収入も個人分野を中心に堅調です。
- 岡山をはじめとする地域密着型の総合金融サービスが強み。
- 株主優待では、地元特産品を選べる点も特徴です。
初心者の方にとっては、配当利回りの高さや優待の魅力に加え、PBR1倍割れでの割安感も大きな注目点となります。地方銀行は安定志向の投資家から人気があり、資産株としての側面も強い銘柄です。
財務状況・キャッシュフローをチェック
財務面では、2024年3月期の総資産が約11兆円、自己資本比率が5.1%と、銀行業としては標準的な規模です。現金等は1兆4,000億円超と潤沢ですが、投資キャッシュフローがマイナス1,983億円と積極的な運用・投資活動がうかがえます。営業キャッシュフローは1,155億円と安定しています。
業績推移を見ると、2024年3月期は売上高1兆8,466億円、純利益2,139億円と着実に成長しています。2025年3月期以降も売上高2兆1,500億円、純利益2,550億円と増収増益予想が続き、増配(1株あたり30円前後)も予定されています。
今後の見通しと投資家へのメッセージ
ちゅうぎんフィナンシャルグループは、金利動向の追い風を受けて資金利益が拡大しており、貸出残高も着実に増加しています。今後も地元経済との結びつきや多角的な金融サービスを強みに、安定成長と株主還元の両立が期待されます。
一方で、自己資本比率の低さ(5%台)は注意が必要です。地銀全体としては、経営環境の変化や信用コストの増加リスク、また地方経済の動向にも左右されやすい側面があります。中長期での事業多角化や、収益基盤のさらなる強化が今後の課題となるでしょう。
株主優待や高配当という個人投資家向きの魅力がありつつ、銀行株としてのバリューも兼ね備えている点は見逃せません。投資スタンスに応じてリスクとリターンを考慮しつつ、長期目線でのチェックが有効です。
かぶポスト的スコア
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🌱 成長性: 4/5安定した増収増益と地元密着型の事業拡大が評価できます。
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🏛 財務健全性: 2/5自己資本比率が5%台とやや低めな点が懸念材料です。
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🎁 株主還元: 5/5連続増配と地元特産品の株主優待が充実しています。
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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。
ひーくん
かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。


