ナブテスコ(6268)―産業ロボット用精密減速機で世界シェア6割、配当安定・財務健全性に注目!
ナブテスコは、産業ロボット向け精密減速機で世界シェア6割を誇る機械メーカーです。自動ドアや鉄道用ブレーキといった交通インフラ分野にも強みを持ち、世界中の産業と社会を支える技術力を有しています。特に、産業機械の中でも自動化や省力化に欠かせない精密部品のトップサプライヤーとして、国内外から安定した需要があります。
株式データ
【銘柄名】ナブテスコ 【銘柄コード】6268 【上場】2003.9 【市場区分】東証プライム 【33業種区分】機械 【17業種区分】機械 【株価】2,388.5 円 【PER】21.91倍 【PBR】1.06倍 【EPS】109 【BPS】2,248.31 【配当利回り】3.35% 【配当性向】73.4% 【1株配当】80 【営業CF】266億円 【投資CF】-287億円 【財務CF】-41億円 【現金等】744億円 【自己資本比率】60.6% 【有利子負債】318.84億円 【時価総額】2,932億円 【ROE】3.8% 【ROA】2.3% 【公式サイト】https://www.nabtesco.com/ 【株主優待】株主優待なし
株価・主要指標から見えるナブテスコの特徴
ナブテスコの株価は2,388.5円(2024年6月時点)、時価総額は約2,932億円と、機械業界の中でも上位に位置しています。PERは21.91倍、PBRは1.06倍と、業界平均に比べてやや割高感もありますが、安定的な配当や財務基盤の強さが投資家から評価されています。
- 配当利回りは3.35%と、東証プライム市場の中でも比較的高水準です。
- 自己資本比率は60.6%と高く、財務の安定性が際立っています。
- ROEは3.8%、ROAは2.3%と、直近業績の低迷もあり収益性はやや控えめですが、長期的には回復傾向です。
配当性向が73.4%とやや高めな点は、利益の大半を株主還元に回していることを示します。ただし、安定配当を維持する意志の表れとも捉えられるでしょう。
ナブテスコの初心者向け注目ポイント
ナブテスコの最大の強みは、産業ロボット向け精密減速機で圧倒的な世界シェアを持つことです。これは、今後の自動化やロボット化が進む社会で安定した需要が見込める分野。自動ドアや鉄道用ブレーキなど、社会インフラ領域でもグローバルな地位を築いています。
また、海外売上比率が50%と高く、世界景気や為替変動の影響は受けやすいものの、グローバルな分散によってリスクを一定程度ヘッジしています。
- 産業自動化・省人化トレンドの恩恵
- 欧州や中国の景気に左右されやすいが、国内外の需要回復期待
- 配当安定&財務健全性の高さ
財務内容・キャッシュフローの分析
ナブテスコの自己資本比率は60.6%と、上場メーカーとしては非常に安定した水準です。現金等は744億円、有利子負債は319億円程度に抑えられており、財務リスクは低いと言えるでしょう。営業キャッシュフローは266億円と手堅く、本業の稼ぐ力がしっかりしています。
一方で、投資キャッシュフローは-287億円と大きく、設備投資や研究開発に積極的です。これは今後の成長に向けた先行投資と考えられます。減価償却費は164億円、研究開発費も120億円と、技術力強化に注力している点がうかがえます。
業績推移を見ると、売上高はおおむね右肩上がりで推移しています。特に2021年12月期には一時的に純利益が大きく伸びていますが、これは一過性の要因(特別利益などによるもの)も含みます。2022年以降は純利益がやや低調なものの、2026年12月期には1,930億円の純利益を見込んでおり、回復基調にあります。
また、配当は1株あたり80円(年間)を安定的に継続しており、業績低迷期でも減配せず、株主還元を重視する姿勢が見て取れます。
今後の見通しと投資家へのメッセージ
新たな中期経営計画では、2027年度に売上高4,000億円、営業利益420億円を目指すと発表しました。これは、現状よりさらに10%以上の成長を志向する野心的な目標です。特に産業ロボット関連の精密減速機での拡販や、半導体製造装置・通信機器分野への参入強化がカギになります。
- チャンス: 世界的な自動化需要、半導体・IT・鉄道インフラ投資の拡大、円安メリット
- リスク: 欧州・中国の景気動向、急激な為替変動、競合他社の技術革新
財務面の安定感と、積極的な技術投資という長所を活かせれば、今後の成長が期待できます。一方、海外経済の変動や、一時的な利益変動への注意も必要です。配当や株主還元を重視する人にも、安定感のある銘柄として選択肢になりやすい企業です。
かぶポスト的スコア
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🌱 成長性: 5/5産業ロボット需要や自動化ニーズの拡大を背景に、今後も売上・利益成長が期待できるため。
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🏛 財務健全性: 5/5自己資本比率が60%超と高く、現金保有も潤沢で財務リスクが小さいため。
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🎁 株主還元: 3/5安定配当が続く一方、増配ペースは緩やかで株主優待も設けていないため。
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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
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企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。
ひーくん
かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。


