博報堂DYホールディングス(2433)株価・配当まとめ│安定配当と堅実な成長力【2025年5月最新】

銘柄分析
※本記事にはアフィリエイト広告が含まれています。

博報堂DYホールディングス(2433)―ネット広告成長と海外展開が注目の広告大手

博報堂DYホールディングス(2433)は、日本を代表する総合広告グループの一つです。広告会社として国内2位の規模を持ち、博報堂・大広・読売広告社といった主要広告会社を傘下に持つ持株会社体制です。近年はネット広告やデジタル領域の拡大、海外M&Aを通じたグローバル体制の強化に注力しています。
国内外での競争が激しい広告業界の中で、博報堂DYはネット広告の成長、北米コンサルティング事業との連携、NTTデータとの合弁事業など、変化に柔軟に対応しつつ新たな収益源の開拓を進めています。

株式データ

【銘柄名】博報堂DYホールディングス
【銘柄コード】2433
【上場】2005.2
【市場区分】東証プライム
【33業種区分】サービス業
【17業種区分】情報通信・サービスその他
【株価】1,099 円
【PER】40.4倍
【PBR】1.04倍
【EPS】27.2
【BPS】1,056.06
【配当利回り】2.91%
【配当性向】117.6%
【1株配当】32
【営業CF】98億円
【投資CF】63億円
【財務CF】10億円
【現金等】1,800億円
【自己資本比率】39.3%
【有利子負債】1568.29億円
【時価総額】4,164億円
【ROE】6.7%
【ROA】2.4%
【公式サイト】https://www.hakuhodody-holdings.co.jp/
【株主優待】株主優待なし

株価・指標から見る注目点と特徴

直近の株価は1,099円、時価総額は約4,100億円超と、広告業界でも有数の規模となっています。PER(株価収益率)は40.4倍と高めですが、PBR(株価純資産倍率)は1.04倍とほぼ純資産と同水準で、過度な割高感はない水準です。
配当利回りは2.91%と、東証プライム市場の中では標準的。配当性向は117.6%と利益以上の配当を行っていますが、これは直近の減益局面を背景とした一時的な現象です。

  • ROE(自己資本利益率)は6.7%と、業界平均水準
  • 自己資本比率は39.3%で、財務の安定性も意識されています
  • 現金等は1,800億円あり、キャッシュリッチな体質

グループの売上規模は9,500億円~1兆円台と、日本2位の広告会社として安定した地位を確立しています。大手クライアントとの取引が多く、テレビなどの伝統的な広告だけでなく、ネット広告や動画、海外事業も拡大しています。

初心者向け補足・この銘柄の注目ポイント

広告業界は、景気変動やクライアントの広告予算に敏感な面があります。一方で、デジタル化の進展や消費者行動の多様化に対応したサービス展開が欠かせません。博報堂DYは、テレビ広告の減少傾向をカバーする形でネット広告や動画広告分野の拡大を進めており、特に検索やSNSでの広告運用にも強みを持ちます。
また、海外事業では北米のコンサルティング領域への進出やM&Aを活用したグローバル展開を推進。NTTデータとの合弁企業設立など、デジタルマーケティングやシステム構築まで一体で提供する体制を整えつつあります。

配当については安定した水準を維持していますが、利益の減少局面では配当性向が一時的に高まる傾向がみられます。株主優待は設定されていませんが、安定配当株として中長期で注目される側面もあります。

財務・キャッシュフローの状況

直近の財務データを見ると、現金等は1,800億円と潤沢です。有利子負債も1,568億円ありますが、自己資本比率が39.3%あり、バランスシートは健全な水準といえるでしょう。
営業キャッシュフローも98億円とプラスを維持しています。投資キャッシュフロー(63億円)の規模は、M&Aや設備投資などの成長投資が続いていることを示します。

業績推移グラフからも分かる通り、売上高は1兆円規模で底堅く推移しています。一方、純利益は近年減少傾向にあります。これは広告市場全体の変化や海外事業での苦戦、特別損失の計上などが影響しています。今後はネット広告分野の成長やコストコントロールによる利益回復が期待されます。

今後の見通しと投資家へのメッセージ

博報堂DYホールディングスは、従来型の広告事業からデジタル領域・海外事業へのシフトを進めています。特にネット広告の拡大やコンサルティングサービスの強化、パートナー企業との協業などで新たな成長軸を模索しています。
リスク面では、海外事業の赤字や景気変動による広告需要の減退、ネット広告市場の競争激化などが挙げられます。一方で、強固な財務基盤と安定した顧客基盤、多様なサービス展開力は大きな強みです。
今後は純利益の回復傾向や新分野でのシナジー、安定配当の維持などに注目が集まるでしょう。投資を検討する際は、広告業界全体の動向や会社の中期戦略、新しいサービスの成果も総合的に見て判断することが重要です。

かぶポスト的スコア

  • 🌱 成長性: 5/5
    ネット広告分野の伸長と海外展開など、新たな成長領域への積極投資が続いているため。
  • 🏛 財務健全性: 3/5
    現金等は潤沢だが、純利益減少や有利子負債も一定水準あるためバランス型。
  • 🎁 株主還元: 3/5
    安定した配当を維持しているが、配当性向が高くなりやすい点は注意。
🌟 総合評価:4/5

投資分析、ゆっくり学んでみたい方へ

   本記事でやっているようなファンダメンタルズ分析をしっかり学びたい方には、 投資初心者向けのオンライン学習講座「Grow」がおすすめです。
講師と直接やり取りできるカリキュラムで、 3ヶ月で一生使える投資スキルが身につきます。
空いた時間に自分のペースで学べるスタイルなので、忙しい方でも安心です。

→ Growの詳細はこちら

投資分析ができるようになることで、銘柄選定の精度が上がり、情報に振り回されずに自分で判断できる自信がついてきます。
学びながら実践できる環境で、一歩先の投資家を目指してみませんか?


※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。

アバター画像
ひーくん

かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。