古河電気工業(5801)株価・配当まとめ│5年連続増益で安定配当実現【2025年6月最新】

銘柄分析
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古河電気工業(5801)―光ファイバーと車載事業で業績回復、増配も視野に入る注目の非鉄大手

古河電気工業(5801)は、創業120年を超える歴史ある総合非鉄金属メーカーです。主力は光ファイバーをはじめとする情報通信インフラ分野で、車載ハーネスや電装関連、さらに機能製品やサービス開発など、多角的な事業展開を進めています。昨今は国内市場の縮小に対応した構造改革や、海外展開の強化が進められており、特に自動車向け部品や北米での情報通信事業が業績の牽引役となりつつあります。

株式データ

【銘柄名】古河電気工業
【銘柄コード】5801
【上場】1949.5
【市場区分】東証プライム
【33業種区分】非鉄金属
【17業種区分】鉄鋼・非鉄
【株価】6,878 円
【PER】13.47倍
【PBR】1.42倍
【EPS】510.8
【BPS】4,844.96
【配当利回り】1.74%
【配当性向】23.5%
【1株配当】120
【営業CF】318億円
【投資CF】-247億円
【財務CF】-93億円
【現金等】530億円
【自己資本比率】32.4%
【有利子負債】3440.45億円
【時価総額】4,724億円
【ROE】2.1%
【ROA】0.7%
【公式サイト】https://www.furukawa.co.jp/
【株主優待】株主優待なし

株価・指標から見る古河電気工業の注目点

現在の株価は6,878円で、時価総額は約4,724億円。PERは13.47倍、PBRは1.42倍と、非鉄金属分野の中ではやや標準的な水準に位置しています。配当利回りは1.74%で、配当性向も23.5%と無理のない範囲に収まっています。

  • PER(株価収益率)13.47倍: 業界平均と比較して過熱感はなく、適正水準。
  • PBR(株価純資産倍率)1.42倍: 資産面でも割高感は強くありません。
  • 自己資本比率 32.4%: 製造業としては標準的な財務体質。
  • 有利子負債 3,440億円: 負債規模は大きいですが、資産規模を考慮すれば許容範囲と言えるでしょう。

指標的には「割高感はないが、財務リスクも一部内在する」バランス型の銘柄と言えます。

事業構成と成長ドライバー

古河電気工業は、以下の4部門で事業を展開しています。

  • インフラ部門: 光ファイバーや電線など社会インフラの基盤となる製品を展開。
  • 電装エレクトロニクス部門: 自動車向けワイヤーハーネスなど、世界的な自動車生産の波に乗っています。
  • 機能製品部門: データセンター向けの高機能部材など、成長分野への展開が加速。
  • サービス・開発等: 新規事業や技術開発を担う部門。

特に注目は、車載分野の堅調な拡大と、北米での光ファイバー需要の回復です。電気自動車や自動運転などの新たな潮流を受けて、車載製品の需要が底堅く推移。また、世界的なデジタルトランスフォーメーションの進展を背景に、データセンターや5G関連のインフラ投資も追い風となっています。

業績推移と配当のポイント

直近の業績推移を見ると、売上高は2023年3月期に1兆660億円と大きく伸長。その後、2024年3月期はやや減少したものの1兆560億円を確保し、2025年3月期は1兆1,900億円と過去最高水準を予想しています。純利益も2023年3月期の179億円から2024年3月期は65億円に減少しましたが、2025年3月期以降は300億円〜320億円への急回復を見込んでいます。

配当も安定しており、2025年3月期は1株120円への増配を予定。2026年3月期には120〜150円と、さらなる増配余地を残しています。

財務・キャッシュフローの状況

古河電気工業の財務は、自己資本比率32.4%と製造業としては標準的な水準です。有利子負債は3,440億円とやや多めですが、現預金も530億円と一定の流動性を確保しています。営業キャッシュフロー(CF)は318億円、投資CFは-247億円、財務CFは-93億円。積極的な設備投資を続けつつも、手元資金は安定しており、短期的な資金繰りリスクは高くありません。

研究開発費(R&D)は245億円、設備投資と減価償却費はともに389億円と、技術革新や成長分野への投資に積極的なのが特徴です。これは、今後の収益基盤拡大や新製品開発の布石となっているとみられます。

今後の見通しとリスク・チャンス

2025年3月期以降は、車載製品や北米での光ファイバー需要の回復が業績拡大を牽引する見通しです。自動車向け事業ではEV化の流れが長期的な追い風となり、情報通信分野ではデータセンターや5G関連の設備投資が拡大傾向にあります。これにより売上・純利益とも過去最高水準に迫る勢いです。

一方で、非鉄金属業界は景気変動や資源価格の影響を受けやすく、海外展開の進展による為替リスクも無視できません。また、設備投資やM&Aなど成長投資を続ける中で、負債の増加や資金繰りにも引き続き注視が必要です。

総じて、中期的には成長期待が持てる一方で、財務健全性や景気変動リスクに注意したい、バランス型の銘柄といえるでしょう。

かぶポスト的スコア

  • 🌱 成長性: 4/5
    車載・光ファイバー分野が今後も拡大基調で、中期成長が期待できるため。
  • 🏛 財務健全性: 3/5
    自己資本比率は標準的だが、有利子負債の水準がやや高い点が課題です。
  • 🎁 株主還元: 3/5
    配当は安定・増配傾向だが、株主優待はなく、利回りも平均的です。
🌟 総合評価:3/5

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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
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企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。

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ひーくん

かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。