サイバーエージェント(4751)―「ABEMA」黒字化進展と安定配当が注目ポイントのネット企業大手
サイバーエージェントは、インターネット広告代理事業を主軸に、スマートフォンゲームやネットテレビ「ABEMA」など幅広いネットサービスを展開する総合IT企業です。1998年の創業以来、時代の潮流に合わせて事業領域を柔軟に拡大し、現在はメディア事業・ゲーム事業・広告事業の三本柱で成長を続けています。特にここ数年は、赤字が続いていた「ABEMA」の黒字化や、アニメ制作領域への本格参入など、新たな収益源の確立にも積極的です。
株式データ
【銘柄名】サイバーエージェント 【銘柄コード】4751 【上場】2000.3 【市場区分】東証プライム 【33業種区分】サービス業 【17業種区分】情報通信・サービスその他 【株価】1,411.5 円 【PER】34.01倍 【PBR】4.48倍 【EPS】41.5 【BPS】314.73 【配当利回り】1.2% 【配当性向】41.0% 【1株配当】17 【営業CF】532億円 【投資CF】-383億円 【財務CF】-51億円 【現金等】2,111億円 【自己資本比率】29.8% 【有利子負債】1135.62億円 【時価総額】5,781億円 【ROE】10.7% 【ROA】3.1% 【公式サイト】https://www.cyberagent.co.jp/ 【株主優待】 権利確定月:9月 権利付最終日:次回:2025/09/26 前回:2024/09/26 - 「ABEMA」プレミアム利用料無料クーポン 3カ月分(100株以上保有の場合)※利用にはインターネット環境と会員登録が必要です - 「ABEMA」プレミアム利用料無料クーポン 12カ月分(500株以上保有の場合)※利用にはインターネット環境と会員登録が必要です
株価・指標から読み解くサイバーエージェントの現在地
サイバーエージェントの株価は1,400円台半ば(2024年6月時点)で推移しています。PER(株価収益率)は34倍、PBR(株価純資産倍率)は約4.5倍で、同業他社と比べてもやや高めの水準です。これは、同社の成長性への期待や、「ABEMA」黒字化など新規事業の収益貢献が意識されているためと考えられます。
一方、配当利回りは1.2%と高配当株とは言えませんが、配当性向は41%と利益の一定割合を安定して還元する方針がうかがえます。
ROE(自己資本利益率)は10.7%で、資本効率も業界トップクラスです。
株主優待がユニーク!「ABEMA」プレミアム無料クーポン
サイバーエージェントの株主優待は、同社のネットテレビ「ABEMA」プレミアム利用料が一定期間無料になるクーポンです。100株以上で3カ月分、500株以上で12カ月分がもらえます。動画配信サービスのユーザーにとってはうれしい特典ですが、利用にはインターネット環境と会員登録が必要な点に注意が必要です。
初心者向け:サイバーエージェントの強みとリスク
サイバーエージェントの最大の強みは、デジタル広告・ゲーム・メディアの三つの柱をバランスよく育ててきた点です。なかでも広告事業は国内最大規模で、スマートフォン広告に強みがあります。また、スマホゲームに関しても「グランブルーファンタジー」「ウマ娘」などのヒット作を持っています。
近年は「ABEMA」の黒字化や、アニメ制作への本格参入など、収益構造の転換も進んでいます。
一方で、ゲーム事業はヒット作の有無で業績が大きく上下しやすい点や、「ABEMA」など新規事業への先行投資負担が続く点はリスクです。加えて、広告業界全体が景気やプラットフォームの変化に左右されやすい特性もあります。
財務・キャッシュフロー面の解説
現金および現金同等物は2,111億円と潤沢な資金を持っています。営業キャッシュフローも532億円と安定的にプラスを維持。
一方で、有利子負債は1,135億円とやや多めで自己資本比率は29.8%と低めの水準にあります。これは「ABEMA」やアニメ製作など新規事業への積極投資が影響しています。
投資キャッシュフローは-383億円(支出超)、財務キャッシュフローも-51億円(返済超)と、資金繰り自体は健全ですが、事業拡大フェーズならではの財務バランスと言えます。
業績・配当の推移グラフ
今後の見通しと投資家へのメッセージ
サイバーエージェントは、売上高が2024年9月期で8,000億円超と過去最高水準にあり、2025年以降も増収基調が続く見通しです。
特に「ABEMA」事業の黒字化進展や、アニメ事業の成長、広告分野の回復が注目材料です。一方で、ゲーム事業はヒット作依存で業績変動が大きく、また広告市場の景気変動リスクも考慮が必要です。
財務面では積極投資により自己資本比率がやや低めですが、現金保有やCFは堅調なため、短期的な資金繰りリスクは小さいと言えます。
中長期的には、安定成長+新規事業の収益化進展がカギとなります。今後も決算や新規サービスの動向をこまめにチェックするのがおすすめです。
かぶポスト的スコア
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🌱 成長性: 2/5新規事業への投資は進むが、ゲームや広告収益の変動が大きく安定感に課題。
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🏛 財務健全性: 2/5自己資本比率が低めで有利子負債が多く、積極投資型の財務バランス。
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🎁 株主還元: 2/5配当性向は高いが利回りは低く、優待も特定層向けで還元力は限定的。
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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。
ひーくん
かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。


