DOWAホールディングス(5714)株価・配当まとめ│安定増益と堅実配当で資産形成【2025年6月最新】

銘柄分析
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DOWAホールディングス(5714)―PBR1倍割れ・堅調増配、非鉄金属・リサイクル分野で注目の総合素材企業

DOWAホールディングス(5714)は、非鉄金属の製錬や環境リサイクル、電子材料など幅広い事業を展開する総合素材企業です。とりわけ、貴金属の回収・リサイクルに強みを持ち、昨今のサステナビリティ志向の高まりを背景に注目度が高まっています。また、PBR(株価純資産倍率)1倍割れの割安感や、安定した配当政策も魅力です。

直近では、環境・リサイクル事業の成長や、新工場設立による将来的な事業拡大が期待されています。一方で、製錬事業では市況や取引条件の変動リスクもあるため、幅広い視点からの分析が重要です。

株式データ

【銘柄名】DOWAホールディングス
【銘柄コード】5714
【上場】1949.8
【市場区分】東証プライム
【33業種区分】非鉄金属
【17業種区分】鉄鋼・非鉄
【株価】4,588 円
【PER】10.12倍
【PBR】0.69倍
【EPS】453.4
【BPS】6,690.29
【配当利回り】3.47%
【配当性向】35.1%
【1株配当】159
【営業CF】1,186億円
【投資CF】-262億円
【財務CF】-592億円
【現金等】730億円
【自己資本比率】57.6%
【有利子負債】807.70億円
【時価総額】2,826億円
【ROE】7.8%
【ROA】4.4%
【公式サイト】https://hd.dowa.co.jp/
【株主優待】株主優待なし

株価・指標から見るDOWAホールディングスの特徴

DOWAホールディングスの株価は4,588円(2024年6月時点)、時価総額は約2,826億円と、非鉄金属業界の中でも中堅〜大手クラスに位置付けられます。PERは10倍台前半、PBRは0.69倍と、純資産に対して株価が割安な水準にあるのが特徴です。自己資本比率は57.6%と高く、財務の安定性も確認できます。

  • 配当利回り3.47%と東証プライム市場全体でも比較的高水準
  • 配当性向は35.1%程度と、利益の一定割合を配当としてしっかり株主に還元
  • ROE(自己資本利益率)は7.8%と、資本効率面でも無難な水準
  • 有利子負債は約808億円だが、現金等が730億円あり、過度な借金体質ではない

また、株主優待は実施していませんが、配当による株主還元に力を入れている構造です。

業績・配当の推移と注目ポイント

近年の業績動向を見ると、2022年3月期の売上高8,317億円純利益510億円をピークに、その後は市況の影響や事業ポートフォリオの変化もあり、やや減収傾向が見られます。ただし、2024年3月期の純利益は278億円、2025年3月期は300億円(会社予想)と底打ち感も出てきている点に注目です。

特に配当は安定的に増配傾向です。2022年3月期から2024年3月期まで130円を維持し、2025年3月期以降は150円に増配予定となっています。非鉄金属業界は市況変動などによる業績のブレが大きい分野ですが、DOWAは安定した配当方針が投資家に安心感を与えています。

事業ポートフォリオと成長分野について

DOWAホールディングスは、製錬環境リサイクル電子材料金属加工熱処理といった多角的な事業を展開しています。貴金属リサイクルでは国内外で高いシェアを持ち、近年は半導体産業向けの需要にも対応した新工場(熊本)の設立を進めています。これにより、情報通信や再生可能エネルギー分野向けの電子材料の拡大も期待されています。

  • 製錬:非鉄金属(銅、亜鉛など)の精製と販売
  • 環境リサイクル:産業廃棄物の処理・資源の再利用、貴金属回収
  • 電子材料:太陽光パネルや情報通信機器向けの高機能材料

事業全体としては、景気や市況に影響されやすい面もありますが、リサイクル事業や電子材料の成長が今後の収益安定化・拡大のカギとなりそうです。

財務状況・キャッシュフロー分析

DOWAホールディングスは、自己資本比率57.6%と財務基盤が非常に安定しています。現金等も730億円、営業キャッシュフローは1,186億円と潤沢です。積極的な設備投資(398億円)、研究開発投資(104億円)も行いながら、手元流動性をしっかり確保しています。

この安定した財務体質は、景気や市況変動の激しい非鉄金属業界において大きな強みです。今後の新工場稼働や新規事業投資も、過度な財務リスクを伴わず実行できる余地があります。

今後の見通しと投資家へのメッセージ

2024年3月期で一時的に減益となったものの、今後は環境リサイクルや電子材料分野の復調、半導体業界向けの需要増を背景に、純利益は再び増益基調に戻る見通しです。一方で、製錬事業における市況変動や原材料価格の高騰、為替の影響など、外部環境リスクも無視できません。

配当利回り3%台半ば、PBR1倍割れという割安感を持ちながらも、安定した財務と着実な成長投資を両立している点は、多様な投資家にとって魅力的です。リサイクル分野や半導体材料の成長性に注目しつつ、景気・市況変動に対する備えも意識しておきたい銘柄と言えるでしょう。

かぶポスト的スコア

  • 🌱 成長性: 5/5
    環境リサイクル・電子材料など成長分野への積極投資が評価できます。
  • 🏛 財務健全性: 4/5
    自己資本比率が高く、現金も潤沢で安定した財務体質です。
  • 🎁 株主還元: 4/5
    増配傾向が続いており、配当利回りも高水準です。
🌟 総合評価:4/5

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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。

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ひーくん

かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。