ジェイテクト(6473)株価・配当まとめ│安定配当で着実に資産形成【2025年6月最新】

銘柄分析
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ジェイテクト(6473)―低PBR・高配当利回りが際立つ自動車部品大手、欧米再編と収益回復が注目ポイント

ジェイテクトはトヨタグループの中核を担う自動車部品メーカーで、電動パワーステアリング(EPS)や軸受け、工作機械などを主力としています。自動車・産業機械・工作機械の「3本柱」を持ち、トヨタ自動車をはじめとする大手完成車メーカーや、産業機械分野にも幅広く製品を供給。グローバル売上比率が6割を超え、北米・欧州・アジアに生産拠点を展開しています。近年は欧米事業の構造改革や、EV化に向けた製品開発、事業ポートフォリオの最適化などにも取り組んでおり、今後の収益回復と成長戦略が注目されています。

株式データ

【銘柄名】ジェイテクト
【銘柄コード】6473
【上場】1949.5
【市場区分】東証プライム
【33業種区分】機械
【17業種区分】機械
【株価】1,136 円
【PER】18.09倍
【PBR】0.49倍
【EPS】62.8
【BPS】2,340.55
【配当利回り】5.28%
【配当性向】95.5%
【1株配当】60
【営業CF】1,544億円
【投資CF】-713億円
【財務CF】-472億円
【現金等】1,670億円
【自己資本比率】49.5%
【有利子負債】2,364.63億円
【時価総額】3,983億円
【ROE】5.5%
【ROA】2.5%
【公式サイト】https://www.jtekt.co.jp/
【株主優待】株主優待なし

株価・指標から見る注目ポイント

ジェイテクトの株価指標を見ると、PBRが0.49倍と1倍を大きく下回っています。これは純資産(BPS)に対して株価が割安とされる水準で、近年の日本市場で企業価値見直しの流れが強まる中、PBR1倍割れは投資家から注目されやすいポイントです。一方、配当利回りも5%台と高く、株主還元への姿勢も感じられます。ただ、直近の配当性向が95%台と高めなのは、足元の純利益水準が一時的に落ち込んでいる影響です。
PER(株価収益率)は18倍台と市場平均並みかやや高めですが、キャッシュフローや自己資本比率(約50%)といった財務の安定感もポイントです。

業績と経営の特徴―自動車部品・産業機械・工作機械の3本柱

ジェイテクトは、自動車部品(特に電動パワーステアリングやベアリング)、産業機械部品、工作機械を事業の柱としています。売上高の約7割が自動車関連ですが、産業機械や工作機械分野にも強みを持っています。
業績面では、2022年3月期から2024年3月期にかけて売上・純利益ともに着実な増加を示しました。2024年3月期の売上高は1兆8,915億円(前年比+12.7%)、当期純利益は402億円(+17.5%)と堅調でした。
ただ、2025年3月期予想では売上高1兆8,600億円とやや減少、純利益は50億円と大幅減益の見通しとなっています。これは欧州事業の再編や北米での損失計上など、構造改革に伴う一時的なコスト増が影響しています。

  • トヨタグループ向けが主力:トヨタ自動車との取引比率が高く、グループ内連携の強みが安定収益を支えています。
  • 欧州・北米の再編:近年は不振が続いた欧州の事業を売却・再編、北米も専門人材投入で立て直しを急いでいます。
  • EV・省エネ対応:電動化に向けた製品開発や、産業機械分野の拡大にも注力しています。

初心者向けワンポイント:PBRや配当利回りの意味とは?

PBR(株価純資産倍率)が1倍未満というのは、「企業が持つ純資産の価値よりも安い価格で株が取引されている」ことを示します。日本企業の中でもPBR1倍割れ銘柄は改革期待や株主還元強化への注目が高まっています。
また、配当利回りが高いということは、現時点で株主への現金還元が手厚いことを示します。ただし、今期の純利益急減により一時的に配当性向が上がっている点には注意が必要です。

財務・キャッシュフローの分析

ジェイテクトの財務状況を見ると、自己資本比率は約50%と安定的で、有利子負債は2,364億円、現金等は1,670億円と流動性も確保されています。営業キャッシュフロー(1,544億円)は投資キャッシュフロー(-713億円)を大きく上回っており、事業活動でしっかりと資金を生み出しています。
また、設備投資や研究開発にも積極的で、直近では設備投資651億円減価償却費723億円研究開発費589億円となっています。これらは中長期的な競争力維持・向上に向けた投資であり、EV化や産業機械分野の拡大に資するものです。

今後の見通しと投資家へのメッセージ

2025年3月期は欧州・北米事業の再編コストや一過性損失の影響で純利益が大幅減という厳しい見通しですが、2026年3月期には再び純利益242億円への回復が予想されています。
トヨタ車の生産回復や、北米・欧州での合理化の進展による収益改善、工作機械分野の市場拡大が今後の成長材料です。ただし、グローバルサプライチェーンの混乱や原材料費高騰、為替変動といった外部リスクにも注意が必要です。
PBR1倍割れ・高配当利回りという「割安感」は魅力ですが、一時的な業績悪化や構造改革の進捗には引き続き注視したいところです。長期的には自動車産業のEVシフトや産業機械分野の拡大、経営効率化の成果がどこまで実現できるかに注目が集まります。

かぶポスト的スコア

  • 🌱 成長性: 5/5
    EV化・産業機械分野拡大など新分野への挑戦が評価できるため。
  • 🏛 財務健全性: 4/5
    自己資本比率・キャッシュフローが安定しており、財務基盤は堅実。
  • 🎁 株主還元: 3/5
    配当利回りは高水準だが、業績悪化時の持続性にはやや注意が必要。
🌟 総合評価:4/5

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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
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企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。

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ひーくん

かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。