ホシザキ(6465)―連続最高益・世界トップ級シェアが光る厨房機器メーカーの今を読み解く
ホシザキ(6465)は、業務用厨房機器の分野で国内外に幅広いシェアを持つ大手企業です。冷凍冷蔵庫や食器洗浄機は国内でトップシェア、製氷機は世界でも有数の実績を誇ります。飲食業界向けのみならず、ホテルや病院など多彩な業種のニーズを取り込みながら、近年は積極的なM&Aを通じてグローバル展開も加速しています。
本記事では、ホシザキの業績推移や財務体質、株主還元方針に注目し、「なぜ今、ホシザキが注目されるのか?」を詳しく解説します。
株式データ
【銘柄名】ホシザキ 【銘柄コード】6465 【上場】2008.12 【市場区分】東証プライム 【33業種区分】機械 【17業種区分】機械 【株価】5,395 円 【PER】19.06倍 【PBR】2.11倍 【EPS】283 【BPS】2,558.12 【配当利回り】1.95% 【配当性向】38.0% 【1株配当】105~110 【営業CF】473億円 【投資CF】-373億円 【財務CF】-401億円 【現金等】2,143億円 【自己資本比率】66.9% 【有利子負債】0.00億円 【時価総額】8,490億円 【ROE】10.7% 【ROA】6.8% 【公式サイト】https://www.hoshizaki.co.jp/ 【株主優待】株主優待なし
株価・指標からみるホシザキの注目点
現在の株価は5,395円、時価総額は約8,500億円と、設備機器・部品業界の中でも規模の大きな企業です。PER(株価収益率)は19.06倍、PBR(株価純資産倍率)は2.11倍で、成長期待が比較的高く織り込まれている印象です。
自己資本比率は67%と高水準、有利子負債はゼロ。財務の健全性はトップクラスといえるでしょう。ROE(自己資本利益率)は10.7%、ROA(総資産利益率)は6.8%で、資本効率の面でも優秀です。
配当利回りは約2%ですが、2024年から配当性向を40%以上に引き上げ、還元強化の方針です。
業績推移と成長性に注目
ホシザキの連結売上高は、2020年12月期の2,383億円から、2023年12月期には3,736億円へと大きく伸長。2024年12月期も4,455億円、2025年12月期は4,700億円と、着実な増収基調が続く見通しです。
当期純利益も2020年12月期の114億円から、2023年12月期には328億円、2024年12月期には371億円予想と連続で最高益を更新中です。
- コロナ禍後の飲食業の回復や、ホテル・医療分野への需要拡大が売上成長をけん引
- 海外売上比率は約51%。特に北米・欧州など海外展開が順調
- 人手不足対応の自動化機器や新技術投入など、付加価値の高い製品展開が進んでいる
初心者にもわかりやすい、ホシザキの強みとは?
ホシザキの最大の強みは、業務用厨房機器の「総合力」と「ブランド力」です。飲食店やホテルなど、安定稼働が求められる現場では、長年の信頼と実績が選ばれる理由になっています。
また、製氷機は世界的にもトップシェア級。日本国内だけでなく、アメリカ、ヨーロッパ、アジアなどグローバルに事業を拡大しています。M&Aにも積極的で、海外での成長機会を取り込む姿勢が強い点も特徴的です。
さらに、近年の飲食業界の「人手不足」に対応した自動化・省力化機器の開発にも力を入れており、時代の変化に合わせた商品提案ができる企業といえるでしょう。
財務状況・キャッシュフローのポイント
ホシザキはキャッシュリッチな企業として知られ、現金等2,143億円を有しています。自己資本比率も66.9%と高水準で、有利子負債はゼロ。
営業活動によるキャッシュフローも473億円と安定しており、設備投資(138億円)、研究開発費(55億円)も積極的に実施。財務の健全性を保ちつつ、成長に向けた投資もバランスよく行っています。
配当は2023年12月期で年間95円から、2024年12月期は年間105円(中間45円・期末60円)、2025年も増配を継続する見通しです。配当性向40%を目安に、株主還元の方針も強化されつつあります。
今後の見通しと投資家へのメッセージ
ホシザキは飲食業界の回復、ホテル・医療向け需要の拡大、海外展開の進展といった追い風を受け、今後も安定した業績成長が期待されています。特にアメリカ・ヨーロッパなど海外の成長余地は大きく、M&Aによる事業拡大も魅力です。
一方で、原材料価格や人件費の上昇、海外経済の変動リスク、インド事業の進捗などには注意が必要です。また、株主優待はありませんが、配当性向の引き上げなど還元強化の動きも見えます。
堅実な財務と高いブランド力を生かし、安定成長を目指す企業として今後も注目度の高い存在と言えるでしょう。
かぶポスト的スコア
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🌱 成長性: 5/5国内外需要の拡大と連続最高益の更新が続いているため。
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🏛 財務健全性: 5/5自己資本比率が高く、有利子負債ゼロの盤石な財務体質が評価できます。
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🎁 株主還元: 2/5配当性向の引き上げはあるものの、配当利回りは業界平均並みで優待もありません。
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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。
ひーくん
かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。


