日本碍子(5333)株価・配当まとめ│安定配当と堅実成長の優良株【2025年6月最新】

銘柄分析
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日本碍子(5333)―セラミックス技術で世界をリード、半導体関連・データセンター投資が追い風

日本碍子(にほんがいし、証券コード:5333)は、セラミックス技術をベースに排ガス浄化用ハニカムや半導体装置向け部品などを世界展開する老舗素材メーカーです。近年では自動車向けの需要減少を半導体関連やデータセンター向けでカバーし、事業のデジタルシフトや脱炭素社会への対応も進めています。100年以上の歴史を持ち、国内2位の時価総額を誇る同業界の中核企業です。

株式データ

【銘柄名】日本碍子
【銘柄コード】5333
【上場】1949.5
【市場区分】東証プライム
【33業種区分】ガラス・土石製品
【17業種区分】建設・資材
【株価】1,803 円
【PER】9.11倍
【PBR】0.73倍
【EPS】197.9
【BPS】2,455.87
【配当利回り】3.66%
【配当性向】34.4%
【1株配当】66~70
【営業CF】991億円
【投資CF】-685億円
【財務CF】-361億円
【現金等】1,714億円
【自己資本比率】62.2%
【有利子負債】2747.25億円
【時価総額】5,516億円
【ROE】6.1%
【ROA】3.6%
【公式サイト】https://www.ngk.co.jp/
【株主優待】株主優待なし

株価・指標から見る日本碍子の特徴と注目点

現在の株価は1,803円、時価総額は約5,500億円と業界上位の規模です。PER(株価収益率)は9.11倍、PBR(株価純資産倍率)は0.73倍と、いずれも割安感のある水準にあります。自己資本比率62.2%と財務基盤が堅固で、ROE(自己資本利益率)6.1%、ROA(総資産利益率)3.6%と効率性もまずまずの水準です。

配当利回りは3.66%と、東証プライム上場企業の中でも比較的高め。配当性向が34.4%とバランスを意識した水準で、安定配当が期待されます。なお、株主優待制度はありません。

  • PER・PBRの両面で割安感:利益水準に対して株価が低め
  • 高配当の部類:安定的なキャッシュフローを背景にした配当政策
  • 財務健全性が高い:自己資本比率が60%超、有利子負債も適度

日本碍子の事業構造と注目ポイント

日本碍子は、セラミックス技術を活かした排ガス用ハニカム(環境分野)、半導体製造装置用部品(デジタル分野)、産業用絶縁体など複数の事業を展開しています。直近では自動車向けの需要減速が続く一方、半導体製造装置やHDD用圧電素子などデジタル関連の需要が拡大し、利益を押し上げています。

また、2024年2月にはドイツの機械装置メーカーを約420億円で買収し、サブナノレベルのセラミック膜分野を強化。2026年4月には創業以来の「碍子(がいし)」事業を分離し、商号も「NGK」に変更予定です。デジタル化や脱炭素社会への事業転換を本格化させる方針です。

  • 海外売上比率が約77%とグローバル展開が主軸
  • 半導体関連・データセンター向けの需要増が業績を牽引
  • 積極的なM&Aで成長分野に投資
  • 伝統事業からのシフトが進行中

業績・財務とキャッシュフローの推移

直近3期の業績をみると、売上高は2022年3月期の5,100億円から2024年3月期には5,789億円と増加傾向です。純利益は2022年3月期の708億円から2023年3月期に550億円、2024年3月期に406億円と一時的な減少がありますが、2025年3月期以降は540億円、2026年3月期には570億円と、回復・増益を予想しています。

キャッシュフロー面では営業キャッシュフローが991億円と潤沢で、投資キャッシュフローは-685億円と積極的な設備投資・研究開発投資(設備投資472億円、減価償却費568億円、研究開発費316億円)を続けています。現金等は1,714億円と十分な備えがあり、財務健全性も高いです。

今後の見通しと投資家へのメッセージ

日本碍子は、従来の自動車排ガス向け事業から、半導体製造装置やデータセンターなどデジタル社会を支える成長分野へと軸足を移しつつあります。世界的なデータセンター投資や半導体市況の回復が業績の追い風となる一方、中国・タイなど自動車市場の不調や、為替、原材料コストの上昇といったリスクも抱えています。

財務基盤が強く、積極的な設備投資やM&Aにも耐えられる体力があり、安定した配当も魅力です。一方で、PBR1倍割れが続くなど株価指標面の割安感が残り、今後の成長分野への転換がどこまで進むかが注目されます。

  • チャンス: 半導体・データセンター市場の成長、M&Aによる新規分野開拓
  • リスク: 自動車関連需要の長期減少、世界景気・為替動向への影響

業績回復やPBR改善が進めば、マーケットでの評価見直しも期待できるでしょう。安定成長と新たな挑戦が両立できるか、今後の動向に注目です。

かぶポスト的スコア

  • 🌱 成長性: 5/5
    半導体・データセンター向けなど成長分野での需要拡大や積極的な事業転換が評価できます。
  • 🏛 財務健全性: 5/5
    自己資本比率・キャッシュフローともに高水準で、財務の安定感は業界屈指です。
  • 🎁 株主還元: 4/5
    配当利回りが高水準で安定感もありますが、株主優待はありません。
🌟 総合評価:5/5

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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。

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ひーくん

かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。