日本特殊陶業(5334)株価・配当まとめ│5年連続増益の安定配当銘柄【2025年6月最新】

銘柄分析
※本記事にはアフィリエイト広告が含まれています。

日本特殊陶業(5334)―業績拡大と高い財務健全性が光る自動車部品大手

日本特殊陶業(5334)は、プラグや排気系センサーで世界首位級のシェアを持つ自動車部品メーカーです。1936年に設立され、名古屋に本社を構える同社は、森村グループの一角としても知られ、グローバルな自動車産業を支える重要な存在です。自動車関連が売上の大半を占める一方、セラミック製品や新規事業、医療機器などにも事業領域を広げています。直近では海外比率が8割を超え、アジア・北米などでの展開も積極的です。

株式データ

【銘柄名】日本特殊陶業
【銘柄コード】5334
【上場】1949.5
【市場区分】東証プライム
【33業種区分】ガラス・土石製品
【17業種区分】建設・資材
【株価】4,654 円
【PER】10.04倍
【PBR】1.37倍
【EPS】463.6
【BPS】3,399.43
【配当利回り】3.91%
【配当性向】39.3%
【1株配当】182
【営業CF】1,181億円
【投資CF】-921億円
【財務CF】-574億円
【現金等】1,806億円
【自己資本比率】68.1%
【有利子負債】1564.62億円
【時価総額】8,894億円
【ROE】13.8%
【ROA】8.5%
【公式サイト】https://www.ngkntk.co.jp/
【株主優待】株主優待なし

株価・指標から見た日本特殊陶業の注目ポイント

日本特殊陶業の株価は4,654円(2024年6月時点)で、時価総額は約8,900億円。PER(株価収益率)は10倍台と、業績の安定感や成長性を考えると割安感も感じられる水準です。PBR(株価純資産倍率)は1.37倍で、自己資本比率が約68%と財務の安定性が際立っています。

  • ROE(自己資本利益率)13.8%ROA(総資産利益率)8.5%と、業界でも高い水準を維持
  • 配当利回りも3.9%前後と、株主還元にも積極的
  • 配当性向は約39%、安定かつ持続可能な配当施策

また、営業キャッシュフローが1,181億円と潤沢で、投資・財務活動を差し引いても現預金が1,800億円を超えるなど、資金繰りの良さも特徴です。負債面では有利子負債が約1,560億円ですが、自己資本比率の高さを踏まえると過度な心配は不要でしょう。

安定成長の背景―自動車用センサー・プラグで世界トップシェア

日本特殊陶業の成長を支えているのは、世界トップ級のシェアを誇る自動車用点火プラグや排気系センサーです。特に、補修用プラグの販売が堅調で、原材料価格の高騰局面でも価格転嫁を進めることに成功し、利益の伸びに直結しています。また、燃費規制の強化や新興国での自動車生産増加が、同社製品のさらなる需要をけん引しています。

直近では、東芝子会社の買収による事業規模拡大も見込まれ、半導体関連や新規事業領域の回復も指摘されています。グローバル展開ではアジア・米州を中心に海外売上比率が8割を超えており、為替変動の影響を受けやすい一方で、海外市場の成長を享受できる強みがあります。

業績・配当推移と財務の現状

日本特殊陶業の業績は近年、安定した拡大基調が続いています。2024年3月期の売上高は6,144億円(前年比+9.2%)、当期純利益は826億円(前年比+24.7%)と増収増益。2025年3月期も売上高6,530億円、純利益950億円と増加が予想されています。2026年3月期も7,000億円・1,050億円と着実な伸びが見込まれています。

配当も安定して増配傾向で、2024年3月期の年間配当は84円(中間80円、期末84円)。2025年3月期は89円(中間88~95円)、2026年3月期は89~100円の見通しです。配当性向は約39%で、業績連動型を意識したバランスある株主還元が行われています。

キャッシュフロー面でも、営業活動によるキャッシュフローは1,181億円と潤沢。毎年400億円超の設備投資(キャッシュアウト)と、研究開発費も約278億円を投入しつつ、財務体質は厚いまま保たれています。自己資本比率は68.1%と高水準。現金等も1,800億円超をキープしており、将来的なM&Aや不測の事態にも十分耐えうる体力を持っています。

今後の見通しと投資家へのメッセージ

今後も自動車の電動化や燃費規制強化、アジア市場での自動車販売拡大が追い風となり、主力製品の需要は底堅く推移しそうです。加えて、東芝子会社の買収による事業拡大や、新規事業分野の育成も進行中。半導体関連の市況回復もプラス材料です。

一方で、自動車業界の構造変化(EV化・エンジン車縮小)や、為替の影響、原材料高などリスク要因も存在します。とはいえ、同社は補修用部品の比率が高く、既存車両のメンテナンス需要が今後も一定程度続く見通しです。自己資本比率の高さや十分な現預金、安定したキャッシュフローは、長期的な競争力の裏付けです。

株主優待はありませんが、配当利回りは高く、バランスの良い株主還元策が続く見通しです。安定した業績成長と高い財務健全性を重視する投資家にとって、注目しておきたい企業の一つといえるでしょう。

かぶポスト的スコア

  • 🌱 成長性: 5/5
    自動車補修用プラグの需要と収益性の高さ、海外展開拡大で今後も成長期待が高いです。
  • 🏛 財務健全性: 5/5
    自己資本比率が高く、現金等も潤沢で財務の安定性が際立っています。
  • 🎁 株主還元: 4/5
    増配傾向と高配当が魅力ですが、株主優待は行っていません。
🌟 総合評価:5/5

投資分析、ゆっくり学んでみたい方へ

   本記事でやっているようなファンダメンタルズ分析をしっかり学びたい方には、 投資初心者向けのオンライン学習講座「Grow」がおすすめです。
講師と直接やり取りできるカリキュラムで、 3ヶ月で一生使える投資スキルが身につきます。
空いた時間に自分のペースで学べるスタイルなので、忙しい方でも安心です。

→ Growの詳細はこちら

投資分析ができるようになることで、銘柄選定の精度が上がり、情報に振り回されずに自分で判断できる自信がついてきます。
学びながら実践できる環境で、一歩先の投資家を目指してみませんか?


※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。

アバター画像
ひーくん

かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。