イシン(143A)は、企業や自治体向けのマーケティング支援を中心に事業を展開している新興企業です。設立は2005年。主力の「公民共創」分野では自治体と企業の連携を促進し、イベント開催やプラットフォームサービスを通じて安定した収益基盤を築いています。また、成長企業向けイベントやPR・メディア事業も手がけており、近年は米国子会社の展開など海外市場への進出も進めています。東証グロース市場に2024年3月に上場し、ベンチャー企業らしい勢いと市場拡大への意欲が見て取れる企業です。
イシン(143A)―高ROEと安定成長、グロース市場で注目の自治体マーケ支援企業
株式データ
【銘柄名】イシン 【銘柄コード】143A 【上場】2024.3 【市場区分】東証グロース 【33業種区分】サービス業 【17業種区分】情報通信・サービスその他 【株価】913 円 【PER】12.06倍 【PBR】1.59倍 【EPS】75.7 【BPS】572.86 【配当利回り】0% 【配当性向】0.0% 【1株配当】0 【営業CF】2.25億円 【投資CF】-0.24億円 【財務CF】2.08億円 【現金等】13.24億円 【自己資本比率】57.6% 【有利子負債】0.00億円 【時価総額】17.4億円 【ROE】16.6% 【ROA】6.3% 【公式サイト】https://ishin1853.co.jp/ 【株主優待】株主優待なし
株価・指標から見るイシンの注目点
イシンの株価は913円で、PERは約12倍、PBRは1.59倍となっています。グロース市場上場企業としては、利益成長と資本効率のバランスが取れた評価水準です。とくにROE(自己資本利益率)が16.6%と高く、企業が株主資本を効率よく活用し利益を生み出していることが分かります。
また、自己資本比率は57.6%と高水準、有利子負債ゼロという堅実な財務体質も特徴です。配当については現状ゼロですが、成長投資を優先しているフェーズと考えられます。
業績推移と経営の安定感
イシンの売上高は、2022年3月期に約10億円、2023年3月期に約11億円、2024年3月期は約13億円と着実に伸びています。2025年3月期の会社予想では約13.6億円、2026年3月期には約15.5億円まで拡大が見込まれています。
当期純利益も2022年3月期が約1億円、2023年3月期が約8,000万円、2024年3月期が約1億2,600万円と増減はあるものの、直近は増益基調です。2025年3月期予想では1億4,500万円、2026年3月期予想では1億7,000万円と、しっかりと成長路線を描いています。
特に「公民共創」事業では、自治体と企業のマッチングプラットフォームが好調です。イベント開催も増加し、スポンサー収益の拡大や人的投資による組織強化など、成長に向けた前向きな取り組みが見られます。
初心者向け・イシンの注目ポイント
イシンは、自治体マーケティング支援という分野で独自性を発揮している点が大きな特徴です。行政と民間企業をつなぐ「共創」の領域は、今後の地域活性化や官民連携の流れのなかでニーズが高まることが予想されます。
また、2024年3月に上場したばかりのフレッシュな企業であり、今後さらに知名度や事業規模を拡大していくポテンシャルを秘めています。
- 高ROE(16.6%)…資本を効率よく活用できている証拠
- 自己資本比率が高く財務健全性が良い
- 有利子負債ゼロで借金リスクが低い
- 成長投資を重視し、配当は無配を維持
- 時価総額は17億円台と小型株で、今後の成長が期待できる
財務・キャッシュフローの分析
イシンの財務はきわめて健全です。自己資本比率は約58%と高めで、有利子負債はゼロ。つまり、資金調達のために多額の借り入れをしていない状態です。
現金・預金等の手元資金は約13億円と、時価総額の約8割に相当します。これは、事業拡大や新規投資の余力が十分にあることを示しています。
営業キャッシュフロー(本業による資金の流れ)も2.25億円とプラスで安定しており、投資活動によるキャッシュアウト(-0.24億円)は成長への投資と考えられます。
バランスシート面でも健全性が高く、今後の新規事業や海外展開に向けた基盤がしっかりしています。
今後の見通しと投資家へのメッセージ
イシンは、自治体×企業共創という成長分野でユニークなポジションを確立しつつあります。今後は、自治体向け案件の拡大や、イベント開催の規模・頻度増加、海外展開の強化などが事業成長のカギになるでしょう。
一方で、人的投資によるコスト増や、事業拡大に伴う業務負担の増大が利益率を圧迫する可能性もあります。また、グロース市場の小型株であるため、株価変動リスクや流動性リスクにも注意が必要です。
中長期的には、今後の業績推移や新規事業の進展、さらには配当政策の変化などにも注目したい銘柄です。
「成長性」と「財務健全性」、両方のバランスを重視したい投資家にとって、今後の動きを継続的にウォッチしたい企業と言えます。
かぶポスト的スコア
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🌱 成長性: 4/5売上・利益ともに着実な成長が続いており、今後の拡大余地も大きいと考えられるため。
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🏛 財務健全性: 4/5有利子負債ゼロ、自己資本比率も高く、現金余力も十分にある点を評価。
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🎁 株主還元: 3/5無配だが、成長投資フェーズとして今後の株主還元拡充の期待を込めて中評価。
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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
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企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。
ひーくん
かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。


