帝人(3401)株価・配当まとめ│安定配当と堅実成長を支える財務力【2025年5月最新】

銘柄分析
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帝人(3401)―PBR0.6倍水準・炭素繊維やヘルスケア事業の再成長に注目

帝人は、合成繊維の大手企業として100年を超える歴史を持ち、近年は炭素繊維や医薬・在宅医療機器分野など、高付加価値領域にも事業を多角化しています。炭素繊維分野では世界2強の一角を占め、またヘルスケア領域でも独自の存在感を発揮しています。2024年3月期には一時的な損失や減損などで大きく業績が落ち込んだものの、構造改革やリストラ効果で今後の回復が期待されている企業です。本記事では、低PBRや高配当利回りといった投資指標の観点からも注目が集まる帝人の現状と今後の見通しを、分かりやすく解説します。

株式データ

【銘柄名】帝人
【銘柄コード】3401
【上場】1949.5
【市場区分】東証プライム
【33業種区分】繊維製品
【17業種区分】素材・化学
【株価】1,204.5 円
【PER】9.29倍
【PBR】0.66倍
【EPS】129.7
【BPS】1,825.8
【配当利回り】4.15%
【配当性向】38.6%
【1株配当】50
【営業CF】694億円
【投資CF】-460億円
【財務CF】-431億円
【現金等】1,235億円
【自己資本比率】37.7%
【有利子負債】4,900.55億円
【時価総額】2,588億円
【ROE】2.4%
【ROA】0.8%
【公式サイト】https://www.teijin.co.jp/
【株主優待】株主優待なし

株価・指標から見る帝人の注目ポイント

帝人の現在の株価は1,204.5円、時価総額は2,588億円です。PERは9.29倍、PBRは0.66倍と、PBR1倍割れの水準となっており、資産価値に対して割安感が意識されやすい状況です。配当利回りも4.15%と比較的高く、配当性向も38.6%とバランスの良い水準です。
ROE(自己資本利益率)は2.4%、ROAも0.8%とやや低めですが、これは2023年3月期に大きな損失を計上した影響が残っているためです。今後の収益回復が進めば、これらの指標も見直される可能性があります。

  • 低PBR(0.66倍)で割安感
  • 高い配当利回り(4%台)
  • ROEは低水準だが、構造改革で改善期待

帝人の事業と業績の特徴―炭素繊維・ヘルスケアの現状

帝人は合成繊維のほか、炭素繊維や医薬・在宅医療機器、樹脂や電子材料といった多彩な事業を手がけています。特に炭素繊維は航空機・自動車などの軽量化ニーズを背景に世界有数のシェアを持ち、今後の成長領域として注目されています。
一方、2024年3月期は、アラミド繊維や医薬事業の業績低迷、また複合成形材料事業での減損損失(資産価値の見直しによる損失)などが重なり、最終利益が一時的に大きく落ち込みました。ただしリストラや構造改革の効果で、2025年3月期は純利益2.5倍(25,000百万円=約250億円)への急回復が見込まれています。

財務内容とキャッシュフローの現況

帝人の財務基盤は、自己資本比率37.7%と一定の安定感があります。現金・現金同等物も1,235億円と厚く、営業キャッシュフローも694億円を確保しています。
一方で、有利子負債は約4,900億円とやや重く、投資キャッシュフローは-460億円、財務キャッシュフローも-431億円と積極投資・借入返済が進められています。今後は、事業再編や資産売却などで財務バランスの改善も進められる見込みです。

今後の見通しと投資家へのメッセージ

帝人は2023年3月期に大規模な減損損失を計上し、最終赤字に転落しましたが、2024年3月期は黒字回復、2025年3月期以降も純利益の増加が見込まれています。複合成形材料の売却交渉や、収益性の低い事業の整理が進めば、財務内容や収益力の改善がさらに加速する可能性があります。
一方で、主力の炭素繊維分野も世界的な市況変動や景気後退の影響を受けやすく、医薬事業の競争激化もリスク要因です。配当水準は安定していますが、今後の業績によって変動の可能性もゼロではありません。

  • 構造改革による収益回復期待
  • 低PBR・高配当利回りで下値に安心感
  • 一方で市況や為替、海外事業の不確実性には注意

総じて、低PBR・高配当銘柄を探す中長期投資家にとって一考の余地がある一方、事業の構造転換が進むかどうかは今後も注視が必要です。

かぶポスト的スコア

  • 🌱 成長性: 5/5
    炭素繊維やヘルスケア分野の再成長への期待と事業多角化が魅力です。
  • 🏛 財務健全性: 3/5
    自己資本比率・現金水準は安定しているものの、有利子負債がやや重いため中間的な評価です。
  • 🎁 株主還元: 4/5
    高配当利回りと安定的な配当政策が評価ポイントです。
🌟 総合評価:4/5

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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
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企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。

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ひーくん

かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。