住友重機械工業(6302)株価・配当まとめ│安定配当で着実に資産形成【2025年6月最新】

銘柄分析
※本記事にはアフィリエイト広告が含まれています。

住友重機械工業(6302)―PBR0.6倍割れ・安定配当が魅力の総合重機大手

住友重機械工業(6302)は、日本を代表する総合重機メーカーの一つです。建設機械、タービン、半導体製造装置、変減速機、射出成形機など、多岐にわたる事業領域を有しています。特に産業インフラやエネルギー、精密機器分野に強みがあり、国内外に広く事業基盤を展開。海外売上比率も約6割に達するなど、グローバル企業としての顔も持っています。近年は構造改革に取り組みつつ、安定した配当政策や高い自己資本比率など、財務面での安定感も注目されています。

株式データ

【銘柄名】住友重機械工業
【銘柄コード】6302
【上場】1949.5
【市場区分】東証プライム
【33業種区分】機械
【17業種区分】機械
【株価】3,035 円
【PER】14.59倍
【PBR】0.57倍
【EPS】208
【BPS】5,331.01
【配当利回り】4.12%
【配当性向】60.1%
【1株配当】125
【営業CF】127億円
【投資CF】-494億円
【財務CF】419億円
【現金等】1,075億円
【自己資本比率】50.8%
【有利子負債】2386.21億円
【時価総額】3,681億円
【ROE】1.2%
【ROA】0.6%
【公式サイト】https://www.shi.co.jp/
【株主優待】株主優待なし

株価・指標から見る注目ポイント

住友重機械工業の株価は2024年6月時点で3,035円、時価総額は約3,681億円となっています。PERは14.59倍と機械セクターでは標準的な水準ですが、PBRが0.57倍と1倍を大きく下回っている点が目を引きます。これは、現在の株価が純資産価値より大きく割安で取引されていることを意味します。配当利回りは4.12%と高水準。1株配当は年間125円(2024年12月期予想)で、配当性向も60%台と、利益の多くが株主に還元されている点も特徴です。

自己資本比率は50.8%と製造業としては非常に健全な水準。有利子負債はおよそ2,386億円ありますが、現金等の保有額も1,075億円あり、財務バランスは安定しています。ROE(自己資本利益率)は1.2%、ROAは0.6%とやや低水準ですが、これは近年の利益水準が抑えられていることが影響しています。

住友重機械工業の事業と注目ポイント

住友重機械工業は、産業機械の中でも特に変減速機や建設機械、半導体装置、射出成形機、タービンといった精密かつ大型の装置を中心に展開しています。ここ数年は、海外の油圧ショベルや半導体装置事業がやや低調だったものの、国内での変減速機受注回復やエネルギー関連事業の反発が下支えとなっています。

  • グローバル展開:売上の約60%が海外。世界各地でインフラ需要や産業投資の増加を取り込んでいます。
  • 構造改革推進:欧州子会社の減損や工場閉鎖、人員削減などにより、事業の選択と集中を進めています。
  • 安定した配当:業績の波こそあれど、年間配当は近年増配傾向。2024年12月期も前期比で配当増を計画。
  • PBRの割安感:純資産価値と比べて株価が低く、バリュー投資家からも注目されやすい水準です。

また、蒸気タービンや反応容器などの事業については構造改革を進めており、今後の収益性改善にも期待が持たれます。研究開発費も年間300億円超と積極的に投じており、将来の新製品や新市場の開拓も視野に入れています。

財務・キャッシュフロー分析

2023年12月期の業績は、売上高1兆810億円純利益327億円となりました。2024年12月期は売上高ほぼ横ばいの1兆711億円、純利益は77億円と一時的な減益見通しですが、2025年以降は再び回復傾向が見込まれています。

キャッシュフロー面では、営業キャッシュフローが127億円と堅調な一方、投資キャッシュフローは-494億円と大きくマイナスです。これは新製品や新設備への積極投資が続いているためですが、その分財務キャッシュフロー(資金調達)は419億円と大きく、バランスを取っています。現金等は1,075億円、自己資本比率も5割超と、資金繰りの面では安心感がある状況です。

今後の見通しと投資家へのメッセージ

2024年12月期は一時的な減益となる予想ですが、これは一部事業の不振や一過性のコスト増が要因です。2025年以降は再び純利益が回復する見通しが示されており、構造改革の効果や設備投資の成果が徐々に表れてくることが期待されます。

一方で、世界経済の減速や為替変動、主要市場の設備投資動向次第では、業績のブレが大きくなるリスクも無視できません。また、ROEやROAなど「資本効率」の面では改善途上にあり、今後の企業価値向上のためには着実な収益力アップが求められます。

安定配当やPBRの割安感、財務の堅実さは魅力ですが、短期的な値動きや景気変動の影響も受けやすい点を念頭に置きつつ、中長期的な視点で冷静に注目したい企業と言えるでしょう。

かぶポスト的スコア

  • 🌱 成長性: 5/5
    積極的な設備投資と海外展開による売上成長が期待できるため。
  • 🏛 財務健全性: 4/5
    自己資本比率50%超で財務基盤が安定しているため。
  • 🎁 株主還元: 4/5
    配当利回り4%超・増配傾向と、株主還元姿勢が明確なため。
🌟 総合評価:4/5

投資分析、ゆっくり学んでみたい方へ

   本記事でやっているようなファンダメンタルズ分析をしっかり学びたい方には、 投資初心者向けのオンライン学習講座「Grow」がおすすめです。
講師と直接やり取りできるカリキュラムで、 3ヶ月で一生使える投資スキルが身につきます。
空いた時間に自分のペースで学べるスタイルなので、忙しい方でも安心です。

→ Growの詳細はこちら

投資分析ができるようになることで、銘柄選定の精度が上がり、情報に振り回されずに自分で判断できる自信がついてきます。
学びながら実践できる環境で、一歩先の投資家を目指してみませんか?


※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。

アバター画像
ひーくん

かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。