日立建機(6305)株価・配当まとめ│安定成長の建機業界配当株【2025年6月最新】

銘柄分析
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日立建機(6305)―世界3位建機メーカーの収益力・株主還元・円安恩恵に注目

日立建機(6305)は、建設機械分野で国内2位、世界でもトップクラスのシェアを持つ総合メーカーです。特に油圧ショベルでの高い競争力を背景に、北米・アジア・オセアニアを中心とした海外展開が進んでいます。直近では円安の恩恵を受けて業績が好調に推移しており、株主還元にも積極的な姿勢が見られます。そんな日立建機の注目ポイントや業績動向を、決算・指標データとともにわかりやすく解説します。

株式データ

【銘柄名】日立建機
【銘柄コード】6305
【上場】1981.12
【市場区分】東証プライム
【33業種区分】機械
【17業種区分】機械
【株価】4,403 円
【PER】11.71倍
【PBR】1.16倍
【EPS】376.1
【BPS】3,805
【配当利回り】3.97%
【配当性向】46.5%
【1株配当】175
【営業CF】730億円
【投資CF】-390億円
【財務CF】-89億円
【現金等】1,435億円
【自己資本比率】43.4%
【有利子負債】6,020億円
【時価総額】8,193億円
【ROE】13.1%
【ROA】5.1%
【公式サイト】https://www.hitachicm.com/global/ja/
【株主優待】株主優待なし

株価・指標から見る日立建機の注目ポイント

日立建機は、株価が4,403円、時価総額は8,193億円と、東証プライム上場の中でも存在感のある企業です。PER(株価収益率)は11.71倍、PBR(株価純資産倍率)は1.16倍と、機械セクター平均に比べても割安感はやや抑えめですが、利益成長ペースや安定したキャッシュフローを考慮すると、適正な水準といえるでしょう。

配当利回りは3.97%と高い水準で、過去数年で増配傾向が続いていることもあり、株主還元姿勢の強さがうかがえます。また、ROE(自己資本利益率)13.1%は業界平均を上回り、効率的な経営が行われている点も注目です。

  • 配当性向46.5%と、利益の半分近くを配当として還元
  • 自己資本比率43.4%で財務基盤は安定
  • 有利子負債は6,020億円とやや大きめだが、キャッシュフローや現金残高でカバー

日立建機の特徴と強み ― 初心者にも分かるポイント

日立建機は、油圧ショベルを中心とした建設機械メーカーで、国内外で幅広く事業を展開しています。売上の約84%が海外というグローバル企業で、特に北米・オセアニア・アジアなどで存在感を発揮。鉱山機械などの特殊分野にも強みがあり、多様な収益源を持っています。

業績推移を見ると、世界的な建設需要やインフラ投資、さらには為替(円安)といった外部要因の影響を受けやすい特徴があります。2024年3月期は円安効果が大きく寄与し、海外需要の拡大とあわせて売上・利益ともに好調でした。

また、北米代理店網の拡充や、マイニング(鉱山機械)事業の受注増もプラス材料です。一方で、足元では一部地域での需要調整や在庫調整も指摘されており、グローバルな景気変動リスクも見逃せません。

財務状況とキャッシュフロー ― 安定した運営が続く

日立建機の財務状況は、自己資本比率43.4%と健全な範囲にあり、現金および現金同等物も1,400億円超を確保。営業キャッシュフローも730億円と、着実に本業で利益を生み出しています。設備投資(1,090億円)、減価償却(671億円)、研究開発費(314億円)といった数字からも、将来への備えや競争力強化に積極的な姿勢がうかがえます。

一方で、有利子負債が6,000億円を超えている点はやや重荷ですが、安定したキャッシュフローと現金残高で十分に対応可能な水準です。

業績推移と配当のグラフで見る成長力

上のグラフからも分かる通り、2022年3月期から2024年3月期にかけて売上高は1兆4000億円台まで拡大し、純利益も2024年3月期には930億円超と大きく伸長しました。今期以降はやや減速の予想ですが、高水準の業績が維持されています。配当も段階的に増配されており、株主還元の強化が続いています。

今後の見通しと投資家へのメッセージ

今後の日立建機は、世界的なインフラ需要や環境対応型機械の普及、マイニング需要の拡大など、複数の成長ドライバーを持っています。特に北米での販売網強化や、豪州・アジア向け鉱山機械の受注増は明るい材料です。加えて、円安トレンドが続けば、海外売上比率の高い同社にとってはさらなる業績上振れも期待されます。

一方で、グローバルな景気減速や、為替変動のリスク、原材料高騰などのマイナス要因も無視できません。需要調整や在庫調整が進む場面では一時的な業績の振れ幅も想定されます。株価水準としては、業界平均に比べて割高感はありませんが、今後の世界経済や為替動向には注意が必要です。

長期的には、グローバルな成長力・収益力・株主還元のバランスが取れた銘柄といえるでしょう。

かぶポスト的スコア

  • 🌱 成長性: 5/5
    海外事業拡大と円安の追い風で業績が大きく伸長。
  • 🏛 財務健全性: 4/5
    有利子負債は多いものの、十分な現金と安定したキャッシュフローを確保。
  • 🎁 株主還元: 4/5
    増配傾向と高い配当利回りで株主還元姿勢が明確。
🌟 総合評価:4/5

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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
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企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。

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ひーくん

かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。