マキタ(6586)―電動工具の世界トップブランド、連続増配と株主優待も注目
マキタ(6586)は、電動工具や園芸機器のグローバルメーカーとして名高い企業です。1938年創業以来、プロ向け・一般家庭向けの幅広い製品を国内外で展開し、特に電動工具分野では世界的なシェアを誇ります。海外売上比率が8割超とグローバル展開が進んでおり、近年は欧州や北米、アジアなど幅広い地域で事業基盤を強化。工具材料コスト低減や新製品の投入による収益性向上、そして積極的な株主還元策が特徴的です。
株式データ
【銘柄名】マキタ 【銘柄コード】6586 【上場】1962.8 【市場区分】東証プライム 【33業種区分】機械 【17業種区分】機械 【株価】4,446 円 【PER】17.83倍 【PBR】1.29倍 【EPS】249.3 【BPS】3,441.88 【配当利回り】1.96% 【配当性向】34.9% 【1株配当】87 【営業CF】2,370億円 【投資CF】-256億円 【財務CF】-1,912億円 【現金等】1,966億円 【自己資本比率】83.6% 【有利子負債】112.74億円 【時価総額】13,317億円 【ROE】5.3% 【ROA】4.1% 【公式サイト】https://www.makita.co.jp/ 【株主優待】 権利確定月:3月 権利付最終日:次回:2026/03/27 前回:2025/03/27 ・QUOカードまたは自社製品(100株以上で1,000円相当、500株以上で5,000円相当、1,000株以上で10,000円相当または自社製品)を進呈。2024年は充電式クリーナが対象。いずれも3年以上継続保有した株主のみ。
株価・指標から見るマキタの特徴と注目点
現在の株価は4,446円で、PER(株価収益率)は17.83倍、PBR(株価純資産倍率)は1.29倍。機械セクターの中ではやや割安感が残る水準です。配当利回りは約2%と高配当株とまではいきませんが、ここ数年は連続増配傾向。2024年3月期の配当は1株当たり47円と大きく増加し、2025年3月期は75円とさらに増配を見込んでいます。配当性向は約35%と、利益の3分の1を株主に還元している形です。
- 自己資本比率は83.6%と非常に高く、財務は極めて健全
- 有利子負債は112億円台と、時価総額や現預金と比較してもごく小さい水準
- 営業キャッシュフローも2,370億円と潤沢で、安定感があります
- ROE(自己資本利益率)は5.3%・ROA(総資産利益率)は4.1%と、現状はやや控えめですが堅実な水準
また、3年以上の長期保有株主に対してQUOカードや自社製品を贈呈する株主優待も根強い人気のポイントです(2024年の優待品は充電式クリーナ)。
マキタのビジネスモデルと注目ポイント
マキタの強みは「電動工具のグローバル展開」と「収益性の高い新製品の安定供給」にあります。主力の電動工具事業は、DIYユーザーからプロフェッショナルまで幅広く支持されており、最近は園芸機器分野にも積極投資。
また、海外売上比率が約83%と高く、世界各地への現地生産・現地販売体制を構築していることも競争力の源泉です。
足元では、欧州や日本での販売好調と経費効率化によって、2024年3月期の純利益は436億円台と着実に回復。2025年3月期はさらに727億円、2026年3月期は740億円と、業績の持ち直しが予想されています。
- 電動工具・園芸機器の新製品投入が収益をけん引
- コスト削減や販管費の抑制で営業利益率も改善傾向
- 北米市場ではブランド再構築戦略を強化中
- 中南米のインフラ需要や鉱山向けで成長余地あり
初心者の方にとっては、「世界中で使われている日本発のものづくり企業」として、長期安定成長型の企業と捉えることができそうです。
財務・キャッシュフローの健全性と業績推移
マキタの自己資本比率は83.6%と非常に高く、有利子負債も112億円台と少額。現金等も約2,000億円を保有しており、財務の安定感は国内有数です。営業キャッシュフローも2,370億円と潤沢で、積極的な設備投資や研究開発にも余裕を持って対応しています。
売上高は直近で7,400億円台(2024年3月期)、純利益は436億円台と安定。2023年3月期は為替やコスト増で純利益が一時的に落ち込む場面もありましたが、その後は回復基調です。今後も売上・利益ともに堅調な推移が見込まれます。
配当金も右肩上がりで、2025年3月期には年間75円の配当が予定されています。加えて、株主優待も用意されている点は長期投資家にとって魅力的です。
設備投資・研究開発投資も積極的に行っており、今後の新製品・新市場への展開にも期待できるでしょう。
今後の見通しと投資家へのメッセージ
マキタは、世界的なインフラ需要や住宅・建築分野の活況を背景に、今後も安定成長が見込まれる企業です。為替変動や原材料価格の高騰など外部要因による業績変動リスクはありますが、強固な財務基盤とグローバルな販売網、そして新製品開発力が持続的な成長を支えています。
一方で、配当や優待は高水準というわけではありませんが、「連続増配」という株主への姿勢と、長期保有優遇型の優待設計はユニークです。
株価はやや割安感があり、業績回復基調をどう評価するかが中長期のポイントとなるでしょう。
グローバル分散や安定成長を重視する投資家には、長期目線でウォッチしたい銘柄の一つです。
かぶポスト的スコア
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🌱 成長性: 5/5グローバルシェア拡大と新製品投入で、今後も安定した成長が期待されるため。
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🏛 財務健全性: 5/5自己資本比率8割超、現預金潤沢で借入も極めて少なく、財務基盤は非常に強固。
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🎁 株主還元: 2/5配当利回りや優待水準は控えめだが、連続増配と長期保有優遇の姿勢は評価できる。
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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。
ひーくん
かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。


