ショーボンドホールディングス(1414)―インフラ補修需要増で業績拡大・財務鉄壁の建設株
ショーボンドホールディングス(1414)は、日本の橋梁や道路など社会インフラの補修・維持管理を専門とする建設会社です。材料の開発から販売、施工までを一貫して手掛ける体制が強みで、近年の老朽化インフラ対策需要の高まりを背景に、業績を伸ばしています。財務内容も非常に健全で、成長余地と安定性を兼ね備える銘柄として注目されています。
株式データ
【銘柄名】ショーボンドホールディングス 【銘柄コード】1414 【上場】2008.1 【市場区分】東証プライム 【33業種区分】建設業 【17業種区分】建設・資材 【株価】5,289 円 【PER】18.38倍 【PBR】2.63倍 【EPS】287.8 【BPS】2,011.38 【配当利回り】2.69% 【配当性向】49.5% 【1株配当】142.5 【営業CF】194.06億円 【投資CF】24.92億円 【財務CF】-92.09億円 【現金等】353.04億円 【自己資本比率】81.9% 【有利子負債】0.00億円 【時価総額】2,586億円 【ROE】14.2% 【ROA】11.0% 【公式サイト】https://www.sho-bondhd.jp/ 【株主優待】株主優待なし
株価・指標から見る注目ポイント
ショーボンドホールディングスの自己資本比率は81.9%と、建設業界でもトップクラスの財務健全性を誇ります。有利子負債もゼロで、いわゆる“無借金経営”を実現しています。
PERは18.38倍と東証プライムの平均と比較してやや割高感もありますが、ROE14.2%、ROA11.0%と高い収益性を維持している点が評価されています。
また、配当利回りは2.69%、配当性向は約50%と、利益の半分を株主還元に充てる姿勢も見て取れます。
初心者向け解説:なぜ今ショーボンドに注目?
ショーボンドは、橋や道路といったインフラの「補修専門会社」として知名度があります。日本全国で老朽化インフラの補修・更新ニーズが高まっている中、同社はこの分野に特化し、材料開発から施工まで一貫したビジネスモデルを構築。
国や自治体の公共工事が安定して増加している背景もあり、「受注残高(バックログ)」は過去最高水準で推移しています。2023年12月時点での受注残は864億円と、前年同期比で5%増加しています。
国内事業が売上の約95%を占めていますが、近年ではインドやエルサルバドルなど海外にも技術者を派遣し、今後はグローバル展開にも意欲を見せています。
業績・財務・キャッシュフローの推移
ショーボンドホールディングスは、売上高・純利益共に着実な増加傾向が続いています。
直近の業績推移(連結)は次の通りです。
- 2020年6月期:売上高 676億円、純利益 90億円
- 2021年6月期:売上高 801億円、純利益 113億円
- 2022年6月期:売上高 812億円、純利益 124億円
- 2023年6月期:売上高 839億円、純利益 129億円
- 2024年6月期:売上高 854億円、純利益 143億円
- 2025年6月期(会社予想):売上高 920億円、純利益 147億円
- 2026年6月期(会社予想):売上高 950億円、純利益 152億円
とくに2024年6月期は過去最高益を更新し、今後も増収増益が見込まれています。営業キャッシュフローは約194億円と潤沢で、現預金も353億円にのぼります。自己資本比率は8割を超え、有利子負債ゼロの「超優良財務体質」です。
今後の見通しと投資家へのメッセージ
ショーボンドホールディングスは、老朽化インフラの補修需要が今後も長期的に続く見通しがあり、受注残高も高水準を維持しています。政府や自治体のインフラ更新政策に支えられ、売上・利益ともに安定成長が期待できます。
一方で、大型案件の端境期や政策動向、原材料価格の動きなどが短期的なリスクになる可能性もあります。また、海外展開については今後の成長ドライバーとなり得ますが、現時点では国内事業が中心です。
財務の安全性や安定的な配当水準は魅力ですが、株価は足元やや割高感も出てきているため、今後の業績進捗や政策環境の変化には注視が必要です。
かぶポスト的スコア
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🌱 成長性: 3/5インフラ補修需要で安定成長が続くが、高成長期待の分野は限定的。
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🏛 財務健全性: 5/5自己資本比率8割超・無借金経営で、建設業界屈指の超優良財務。
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🎁 株主還元: 3/5配当性向・利回りは平均以上だが、株主優待はなし。
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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。
ひーくん
かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。


