JMDC(4483)―医療ビッグデータ活用と成長スピードに注目、ヘルスケアITの最前線を知る
JMDC(ジェイエムディーシー、4483)は、医療ビッグデータの解析・利活用サービスを軸に、ヘルスケア領域で急成長を遂げている企業です。健康保険組合などから集めた医療・健康データを匿名加工し、製薬会社や保険会社、自治体など多様な顧客に提供。オムロンの子会社という安定した基盤と、デジタル活用による独自の成長戦略が特徴です。
近年は遠隔医療や調剤薬局支援など新規領域への進出も進めており、データとテクノロジーを掛け合わせた事業展開で注目を集めています。
株式データ
【銘柄名】JMDC 【銘柄コード】4483 【上場】2019.12 【市場区分】東証プライム 【33業種区分】情報・通信業 【17業種区分】情報通信・サービスその他 【株価】3,275 円 【PER】28.93倍 【PBR】2.75倍 【EPS】113.2 【BPS】1,192.97 【配当利回り】0.49% 【配当性向】15.0% 【1株配当】16~18 【営業CF】0億円 【投資CF】-248億円 【財務CF】165億円 【現金等】144億円 【自己資本比率】54.0% 【有利子負債】369.37億円 【時価総額】2,019億円 【ROE】6.8% 【ROA】3.8% 【公式サイト】https://www.jmdc.co.jp/ 【株主優待】株主優待なし
株価・指標から見るJMDCの注目点
現在の株価は3,275円、時価総額は約2,019億円と、ヘルスケアITセクターの中でも存在感を増しています。PERは約29倍、PBRは2.75倍で、成長期待が織り込まれた水準です。
ROE(自己資本利益率)は6.8%、ROA(総資産利益率)は3.8%と、安定的な収益力も見て取れます。配当利回りは0.5%を下回りますが、近年は増配傾向にあり、配当性向も15%台と無理のない水準です。
JMDCの強みと事業構造―初心者にもわかりやすく
JMDCの最大の特徴は、医療ビッグデータの活用を軸にした収益モデルです。国や自治体、保険者といった公的機関だけでなく、製薬会社や保険会社など民間企業とのつながりも広く、「データ×IT」の強みを活かしています。
近年は遠隔診療や調剤薬局支援といった新分野にも積極展開。これらの分野は今後も医療のデジタル化が進むことが予想されており、JMDCの成長余地は大きいと考えられます。
- 成長ドライバー: 医療データの利活用拡大、生活者向けアプリ、遠隔医療事業
- 安定基盤: オムロンの子会社という後ろ盾
- 先行投資: 人材採用やデータ強化のための積極投資を実施
財務状況とキャッシュ・フローの解説
2024年3月期の売上高は3,238億円、純利益は461億円(いずれも百万円表記から換算、以下同)と、売上・利益ともに過去最高を更新しました。
2025年3月期は売上高4,300億円、純利益620億円という強気な業績予想が出されています。2026年3月期も5,000億円、純利益730億円と、更なる成長見通しです。
配当も拡大傾向にあり、2022年3月期の10円から、2024年3月期は14円、2025年3月期予想では14~16円、2026年3月期予想では16~18円と着実に増配しています。
財務面では自己資本比率が54.0%と健全な水準。現金等は144億円、有利子負債は369億円と、積極投資の資金調達と財務バランスを両立しています。
キャッシュフローは直近で営業活動によるキャッシュフローが0億円とやや気になる面もあるものの、投資活動によるキャッシュフロー(-248億円)は、主に新規事業やデータ拡充、人員増強など成長投資に振り向けられています。
今後の見通しと投資家へのメッセージ
JMDCの今後の注目ポイントは、医療データの利活用領域の拡大と、遠隔医療など新規事業の成長スピードです。高齢化社会の進展や、医療のデジタル化推進といった社会的背景も追い風となっています。
一方で、積極投資によるコスト増や、市場競争の激化といったリスクも無視できません。短期的にはキャッシュフローの動向や、利益成長ペースに注視が必要です。
長期で見れば、医療IT分野の成長性に対し、JMDCがどれだけシェアを拡大できるかがカギとなるでしょう。
投資候補として検討する際は、成長性と財務バランス、そして社会課題との結びつきを複眼的に見ていくことをおすすめします。
かぶポスト的スコア
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🌱 成長性: 5/5医療ビッグデータ市場の拡大と積極的な事業展開で、今後も高い成長が期待されるため。
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🏛 財務健全性: 3/5自己資本比率は健全だが、積極投資によるキャッシュフローの波や有利子負債の増加には注視が必要。
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🎁 株主還元: 3/5配当は増配傾向だが、利回りは現状高い水準ではなく、将来的な還元強化に期待したい。
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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
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企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。
ひーくん
かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。


