スタンレー電気(6923)―自動車用LEDランプで世界展開、堅実成長と財務健全性が光る理由
スタンレー電気は、自動車用ランプで国内トップクラスのシェアを誇る老舗メーカーです。LEDや電子機器事業も成長の柱となっており、ホンダをはじめ大手自動車メーカー向けに製品を供給しています。堅実な利益成長と高い財務健全性を維持し続けながら、設備投資や研究開発にも積極的です。今回は、同社の業績推移や株式指標、今後の注目ポイントについて、初心者にも分かりやすく解説します。
株式データ
【銘柄名】スタンレー電気 【銘柄コード】6923 【上場】1961.10 【市場区分】東証プライム 【33業種区分】電気機器 【17業種区分】電機・精密 【株価】2,780 円 【PER】13.82倍 【PBR】0.85倍 【EPS】201.2 【BPS】3,255.93 【配当利回り】2.59% 【配当性向】35.8% 【1株配当】72 【営業CF】655億円 【投資CF】-315億円 【財務CF】-259億円 【現金等】1,471億円 【自己資本比率】63.1% 【有利子負債】590.00億円 【時価総額】4,130億円 【ROE】5.3% 【ROA】3.7% 【公式サイト】https://www.stanley.co.jp/ 【株主優待】株主優待なし
株価・指標から見るスタンレー電気の注目点
スタンレー電気の株価は2,780円(記事執筆時点)。PERは13.82倍と、電気機器業界の中では平均的な水準です。PBRは0.85倍と1倍を下回っており、純資産と比べて割安感があります。自己資本比率は63.1%と非常に高く、財務の安全性が際立ちます。
配当利回りは2.59%で、配当性向はおよそ35.8%。株主還元は安定していますが、突出して高いわけではありません。ROEは5.3%、ROAは3.7%と、業界平均並みの効率性です。時価総額は4,130億円と、自動車部品メーカーとしては上位に位置します。
- 自己資本比率が高い:財務の安定性が魅力
- PBR1倍割れ:割安株として注目されやすい水準
- 配当利回りは平均的:大きな増配路線ではないが、安定感あり
初心者向け:スタンレー電気の特徴と投資ポイント
スタンレー電気は1933年創業の老舗企業で、自動車用ランプの大手サプライヤーとして知られています。特にLED技術の先進性に強みがあり、ホンダ向けが売上の約4割を占めるなど、自動車業界との結びつきが強い点が特徴です。
海外展開も積極的で、海外売上比率は7割超。アジアや北米などグローバル市場でのプレゼンスを拡大しています。設備投資や研究開発にも毎年数百億円規模で取り組んでおり、技術力の維持・向上を目指しています。
一方で、株主優待は実施していないため、優待目的の投資家にはやや物足りないかもしれません。安定した配当と堅実な成長性を重視する中長期志向の投資家向きの銘柄です。
財務・キャッシュフロー・業績推移の解説
スタンレー電気の売上高は直近3期連続で増収を記録し、2024年3月期は4,724億円(前年比+7.9%)、2025年3月期には5,000億円(会社予想)と、着実な成長が続いています。純利益も264億円(2024年3月期)で、2025年3月期は270億円、2026年には300億円と増益基調が続く見込みです。
キャッシュフロー面では、営業活動によるキャッシュフローが655億円と潤沢で、現金等は1,471億円と手元資金も豊富です。設備投資・研究開発もそれぞれ344億円と225億円規模で実施しており、積極的な投資姿勢がうかがえます。有利子負債は590億円と、自己資本比率の高さを考えると過度な負担感はありません。
以下のグラフは、過去数年の売上高と純利益、配当の推移を示しています。
今後の見通しと投資家へのメッセージ
スタンレー電気は、アジアや北米など海外市場での自動車需要の拡大に支えられ、今後も着実な業績拡大が見込まれます。LEDをはじめとした高付加価値製品の開発力は業界内でも強みであり、研究開発・設備投資の積極姿勢が続く限り、長期的な成長が期待できるでしょう。
一方で、中国市場の競争激化や、国内自動車需要の伸び悩みといったリスクにも注意が必要です。株価指標面ではPBR1倍割れの割安感があるものの、ROEが今後どこまで高まるかが課題となります。配当水準は安定していますが、高配当狙いの投資家にはやや物足りない可能性もあります。
総じて、堅実な財務体質とグローバルな成長力を両立した企業として、中長期で安定的に成長する銘柄を探している方に注目されています。
かぶポスト的スコア
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🌱 成長性: 5/5自動車用LEDなど高付加価値分野で世界的な成長が続いているため。
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🏛 財務健全性: 5/5自己資本比率が高く、手元資金も潤沢な堅実財務が強み。
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🎁 株主還元: 3/5安定配当は魅力だが、株主優待や積極的な増配は限定的。
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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。
ひーくん
かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。


