堀場製作所(6856)株価・配当まとめ│安定成長と堅実配当の分析機器株【2025年6月最新】

銘柄分析
※本記事にはアフィリエイト広告が含まれています。

堀場製作所(6856)―半導体好調・グローバル展開で注目の分析機器大手

堀場製作所(HORIBA)は、世界的な分析機器メーカーとして知られる京都発のグローバル企業です。自動車用エンジン計測機器で世界トップシェアを持つほか、半導体・医用・環境・科学といった多様な分野で高い技術力を発揮しています。最近では半導体向け事業の拡大や海外M&Aを積極的に進めており、世界76ヵ国にビジネスを広げています。

同社は研究開発に積極投資しつつ、安定した利益成長と財務健全性を両立してきました。2020年代以降は半導体需要の高まりや自動車分野での環境規制強化を追い風に、売上・利益ともに拡大が続いています。この記事では、堀場製作所の株式指標や業績推移、今後の注目ポイントについて詳しく解説します。

株式データ

【銘柄名】堀場製作所
【銘柄コード】6856
【上場】1971.3
【市場区分】東証プライム
【33業種区分】電気機器
【17業種区分】電機・精密
【株価】10,340 円
【PER】12.06倍
【PBR】1.38倍
【EPS】857.5
【BPS】7,485.06
【配当利回り】2.8%
【配当性向】33.8%
【1株配当】290
【営業CF】403億円
【投資CF】-175億円
【財務CF】-159億円
【現金等】1,439億円
【自己資本比率】65.2%
【有利子負債】644.04億円
【時価総額】4,154億円
【ROE】11.3%
【ROA】7.0%
【公式サイト】https://www.horiba.com/jpn/
【株主優待】株主優待なし

堀場製作所の株価・指標が示す安定感と成長性

堀場製作所の株価は1万円台を維持し、時価総額は4,154億円と業界でも上位に位置しています。PER(株価収益率)は12倍台と割高感はなく、PBR(株価純資産倍率)も1.38倍とバリュエーション面で大きな過熱感はありません。自己資本比率は65.2%と高く、ROE(自己資本利益率)も11.3%と収益性が高い水準です。

配当利回りは2.8%で、製造業としては平均的な水準。配当性向は33.8%と、利益の3分の1を株主へ還元する形になっています。今後も増配傾向が見込まれています。

  • 時価総額 4,154億円 ― 電子部品・産業用電子機器分野で23位/229社
  • PER 12.06倍・PBR 1.38倍 ― 割高感は薄い
  • 自己資本比率 65.2% ― 財務の安定性が高い
  • ROE 11.3% ― 資本効率の良さが際立つ
  • 配当利回り 2.8% ― 安定した株主還元

注目ポイント:半導体・自動車・環境分野での成長加速

堀場製作所の最大の特徴は、半導体関連分野での高成長と、自動車用エンジン計測器の圧倒的な世界シェアです。半導体向けの流量制御装置や薬液検査装置は、日米の大手装置メーカー向け出荷が好調で、中国市場の伸び悩みをカバーしています。また、環境規制強化を背景に排ガス計測器の需要も増加。水素関連の赤字幅も縮小しつつあり、今後の黒字化が期待されています。

研究開発費は年間229億円と積極的であり、将来の成長エンジンとなる製品開発に資源を投入しています。海外売上比率も76%と高く、為替やグローバル市場の動向も業績に大きく影響しますが、多様な分野・地域でバランスの良いポートフォリオを構築できている点が強みです。

財務・キャッシュフローの状況

財務面でも堀場製作所は健全な経営を維持しています。営業キャッシュフローは403億円と安定しており、現金等も1,439億円と潤沢です。投資CFは-175億円、財務CFは-159億円と、設備投資や戦略投資もバランスよく実行中。有利子負債は644億円で、自己資本比率65%以上を保っているため、財務リスクは低いと考えられます。

設備投資(193億円)、減価償却費(126億円)、研究開発費(229億円)と、安定成長に向けた積極的な資本投入が続いています。

過去数年の業績推移を見ると、売上高は2020年の1兆8,700億円から2023年に2兆9,000億円台へと大きく成長。純利益も2020年の1,318億円から2023年には4,030億円超と3倍以上に拡大しています。2024年以降も売上・利益ともに増加が見込まれており、安定的な成長が続く予想です。

今後の見通しと投資家へのメッセージ

堀場製作所は半導体分野の高成長、自動車・環境分野でのニーズ拡大、グローバル展開の加速といった強力な事業基盤を持っています。今後は半導体装置の需要継続や水素関連の黒字化、再生可能エネルギー分野での新製品投入が期待されます。

一方で、海外売上比率が高いため為替変動リスク、半導体市況の急変、研究開発費の増加などが短期的な業績変動要因となる可能性もあります。ただし、堀場製作所は分野・地域ともにバランスの取れた事業ポートフォリオを築いており、長期的な成長ストーリーを描きやすい企業と言えるでしょう。

株主優待はありませんが、安定配当と着実な成長性を重視したい中長期投資家に注目される銘柄です。業績や配当の推移を継続的にチェックしながら、今後の事業展開にも注目していきたいところです。

かぶポスト的スコア

  • 🌱 成長性: 5/5
    半導体分野を中心に直近数年で売上・利益が大幅に拡大し、今後も高成長が期待できるため。
  • 🏛 財務健全性: 5/5
    自己資本比率65%超、潤沢な現金と安定したキャッシュフローを確保し、財務リスクが極めて低い点を評価。
  • 🎁 株主還元: 3/5
    配当利回りは標準的で安定感もあるが、株主優待は行っていないため。
🌟 総合評価:4/5

投資分析、ゆっくり学んでみたい方へ

   本記事でやっているようなファンダメンタルズ分析をしっかり学びたい方には、 投資初心者向けのオンライン学習講座「Grow」がおすすめです。
講師と直接やり取りできるカリキュラムで、 3ヶ月で一生使える投資スキルが身につきます。
空いた時間に自分のペースで学べるスタイルなので、忙しい方でも安心です。

→ Growの詳細はこちら

投資分析ができるようになることで、銘柄選定の精度が上がり、情報に振り回されずに自分で判断できる自信がついてきます。
学びながら実践できる環境で、一歩先の投資家を目指してみませんか?


※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。

アバター画像
ひーくん

かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。