アンリツ(6754)株価・配当まとめ│安定配当と堅実な成長戦略【2025年6月最新】

銘柄分析
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アンリツ(6754)―データセンター需要と5G回復が追い風、財務健全な通信計測大手に注目

アンリツ(6754)は、通信計測器のリーディングカンパニーとして、日本国内はもちろん、海外でも高いシェアを持つ企業です。スマートフォンや基地局の開発・運用に欠かせない計測機器分野で強みを発揮し、近年は5G通信やデータセンターの高速化需要に対応した新製品開発にも積極的です。
また、食品向け産業機械や環境計測分野にも事業展開しており、多角的な成長が期待できるのも特徴です。
本記事では、アンリツの概要から株価・業績の推移、財務状況、今後の展望までをやさしく解説します。

株式データ

【銘柄名】アンリツ
【銘柄コード】6754
【上場】1961.10
【市場区分】東証プライム
【33業種区分】電気機器
【17業種区分】電機・精密
【株価】1,646.5 円
【PER】18.82倍
【PBR】1.71倍
【EPS】87.5
【BPS】963.38
【配当利回り】2.43%
【配当性向】45.7%
【1株配当】40
【営業CF】165億円
【投資CF】-36億円
【財務CF】-65億円
【現金等】456億円
【自己資本比率】78.1%
【有利子負債】36.09億円
【時価総額】1,862億円
【ROE】6.3%
【ROA】4.8%
【公式サイト】https://www.anritsu.com/
【株主優待】株主優待なし

株価・指標から見るアンリツの注目点

アンリツの株価は1,646.5円、時価総額は1,862億円となっています。PER(株価収益率)18.82倍PBR(株価純資産倍率)1.71倍と、同業他社と比較しても適正~やや割高感のある水準です。
配当利回りは2.43%配当性向は45.7%と、安定的な株主還元が続いています。ROEは6.3%、ROAは4.8%と収益性もまずまず健闘しています。
自己資本比率は78.1%と非常に高く、財務体質の強さが際立ちます。有利子負債も約36億円と低めで、事業拡大や新規投資への余力も十分です。

アンリツの事業と成長ドライバー

アンリツの主力は「通信計測」分野。スマホや基地局、データセンターの通信システムを正確に測定・解析する機器において、国内外でトップクラスの実績を持っています。
近年は5G関連の投資が一巡し、国内外で一部需要の調整局面が見られましたが、直近では「韓国などでスマホ開発向けの需要が底打ち」、「データセンター向けは高速化需要による拡大」という明るい材料が出ています。
また、産業機器(特に米国向け)分野でも堅調な事業推移が続いており、複数の成長エンジンを持つ点がアンリツの魅力です。

  • 5G普及の波:次世代通信規格向けの需要が再び盛り上がりつつあります。
  • データセンターの高速化:クラウドやAI普及にともない、計測ニーズが拡大。
  • 海外展開:売上の約7割を海外で稼ぐグローバル企業。

同社は2026年3月期にかけて、通信計測分野での回復とデータセンター向けの拡大を見込み、業績の戻り基調に期待がかかります。配当は年間40円を中心に安定推移。株主優待はありませんが、配当による還元が継続しています。

財務・キャッシュフローの健全性と業績推移

アンリツは、自己資本比率78.1%、現金等456億円と、盤石な財務基盤を持っています。営業キャッシュフローは165億円と潤沢で、設備投資(41億円)や研究開発(99億円)にも積極的です。
有利子負債は36億円と、資産規模から見ても低水準。財務リスクが極めて小さいことが大きな特徴です。

業績推移を見ると、2022年3月期以降は売上高が1,000億円台前半(1,000億~1,200億円)で安定推移しています。2024年3月期には一時的に純利益が減少しましたが、2026年3月期には再び1,100億円台後半~1,200億円台まで売上が拡大する見通しです。
純利益も2024年3月期の76億円から、2026年3月期には113億円への回復が予想されています。

今後の見通しと投資家へのメッセージ

アンリツは、5G・データセンターといった中長期の成長トレンドを押さえつつ、財務面でも非常に安定した経営を続けています。今後は、5G普及の加速やデータセンターの高速化需要を背景に、売上・利益ともに回復基調が継続する見通しです。
一方で、通信機器関連は景気やIT投資動向の影響を受けやすい面もあるため、世界景気や海外市場の動きには注意が必要です。
株主優待はありませんが、安定配当を重視する投資家にとっては選択肢となりうる銘柄です。
全体として、「財務健全性」「成長市場への対応」「グローバル展開力」が揃った企業と言えるでしょう。

かぶポスト的スコア

  • 🌱 成長性: 5/5
    データセンター高速化や5G普及による需要拡大が見込まれるため。
  • 🏛 財務健全性: 5/5
    自己資本比率が高く、有利子負債も少ない盤石な財務体質。
  • 🎁 株主還元: 3/5
    安定配当は続くが、株主優待がなく還元策は標準的。
🌟 総合評価:4/5

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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。

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ひーくん

かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。