ユキグニファクトリー(1375)は、まいたけを中心としたキノコの量産や、加工食品の開発・販売を手がける食品メーカーです。2017年設立と比較的新しい企業ながら、主力のまいたけ事業で高い収益性を誇り、近年は海外企業買収や新商品展開にも積極的。神明ホールディングスの傘下にあり、安定した事業基盤を背景に成長を続けています。また、株主優待として自社製品セットの贈呈があり、個人投資家からも注目されています。
ユキグニファクトリー(1375)―業績回復と高ROE、株主優待が魅力のキノコ食品大手
株式データ
【銘柄名】ユキグニファクトリー 【銘柄コード】1375 【上場】2020.9 【市場区分】東証プライム 【33業種区分】水産・農林業 【17業種区分】食品 【株価】1,133 円 【PER】23.8倍 【PBR】3.84倍 【EPS】47.6 【BPS】295.36 【配当利回り】1.06% 【配当性向】27.3% 【1株配当】12~14円 【営業CF】53.22億円 【投資CF】-33.61億円 【財務CF】-2.27億円 【現金等】27.97億円 【自己資本比率】33.7% 【有利子負債】174.42億円 【時価総額】480億円 【ROE】12.4% 【ROA】3.6% 【公式サイト】https://www.maitake.co.jp/ 【株主優待】 権利確定月:3月 権利付最終日:次回:2026/03/27 前回:2025/03/27 <優待内容> ・100株以上:3,000円相当の自社製品セット(まいたけ等) ・300株以上:5,000円相当の自社製品セット ・1,000株以上:7,000円相当の自社製品セット ※いずれも6カ月以上継続保有(9月・3月の株主名簿に連続2回以上記載)した株主が対象
株価・指標から見るユキグニファクトリーの特徴
ユキグニファクトリーの株価は1,133円(2024年6月時点)で推移しています。PER(株価収益率)は23.8倍と、食品業界の中でもやや高めの水準ですが、ROE(自己資本利益率)は12.4%と高い収益性を維持している点が特徴です。
PBR(株価純資産倍率)は3.84倍で、成長期待の高さが伺えます。一方、配当利回りは1.06%(1株あたり12~14円予想)と控えめですが、安定した配当政策を継続しています。また、株主優待で自社製品を受け取れる点も、個人投資家にとって魅力的です。
業績推移と注目ポイント
直近数年間の業績を見てみましょう。
- 2022年3月期 売上高:約471億円、純利益 約30億円
- 2023年3月期 売上高:約422億円、純利益 約12億円
- 2024年3月期 売上高:約475億円、純利益 約14億円
- 2025年3月期予想 売上高:約530億円、純利益 約19億円
- 2026年3月期予想 売上高:約560億円、純利益 約22億円
2023年3月期は一時的な減益が見られましたが、24年3月期以降は業績が持ち直し、増収増益基調です。主力のまいたけ事業が高単価・高採算で推移しているほか、オランダのマッシュルーム専業会社買収などによる事業拡大も奏功しています。
今後もまいたけを中心とした需要の安定、加えて新商品のレトルト食品分野への進出も注目ポイント。5年後に年商10億円超を目指すなど、中長期的な成長シナリオも描かれています。
株主優待の魅力と配当方針
ユキグニファクトリーの株主優待は、自社製品(まいたけ等)のセットがもらえる内容で、100株以上の保有で3,000円相当、300株以上で5,000円相当、1,000株以上で7,000円相当となっています。
6カ月以上の継続保有が条件となっており、長期投資家にインセンティブを与える設計です。優待を重視する個人投資家にとっては、食品メーカーならではの実用的な内容と言えるでしょう。
配当は直近で年12~14円と安定しており、配当性向は20%台後半。業績が拡大すれば将来的な増配余地も残されています。
財務状況・キャッシュフローをチェック
財務面では、自己資本比率33.7%とやや低めですが、食品業界の中堅規模企業としては許容範囲です。
営業キャッシュフローは約53億円と安定して黒字を続けており、設備投資や新規事業展開に積極的に資金を投じています(投資キャッシュフローは約-34億円)。
有利子負債174億円と一定の借入がありますが、現金等も約28億円と流動性を確保しています。ROE12.4%と高収益・効率経営が実現できており、成長投資とのバランスを取る姿勢がうかがえます。
今後の見通しと投資家へのメッセージ
ユキグニファクトリーは、まいたけ事業を中心に安定した需要基盤を持ち、海外展開や加工食品分野への進出で中長期的な成長が期待されます。
チャンス面としては、まいたけ等の高付加価値商品の成長、新規事業の拡大、株主優待・配当政策の安定感が挙げられます。
リスク面では、原材料や人件費の上昇、競合他社との価格競争、為替リスクなどが考えられます。また、借入依存度が一定水準にあるため、金利動向や資金繰りの動向にも注目が必要です。
全体としては、食品業界の中で成長性と収益性のバランスが取れており、今後の展開からも目が離せない銘柄といえるでしょう。
かぶポスト的スコア
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🌱 成長性: 4/5まいたけ事業の高採算維持と新規事業の伸長が評価ポイントです。
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🏛 財務健全性: 3/5自己資本比率はやや低いものの、安定したキャッシュフローが支えとなっています。
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🎁 株主還元: 3/5安定配当と自社製品優待があり、株主重視の姿勢が見られます。
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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。
ひーくん
かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。


