東急建設(1720)株価・配当まとめ│渋谷駅前開発で急成長続く東急系ゼネコン【2025年5月最新】

銘柄分析
※本記事にはアフィリエイト広告が含まれています。

東急建設(1720)は、東急グループの中核を担う中堅ゼネコン(総合建設会社)です。グループからの安定した受注基盤を持ち、渋谷駅前や東急沿線の再開発案件に強みがあります。最近では、首都圏の大型再開発や物流、住宅分野など多様なプロジェクトに参画しており、都市開発の最前線を担っています。環境配慮型の建材開発にも積極的で、CO2排出量削減を目指した取り組みも始まっています。創業は2003年と比較的新しい会社ですが、東急グループのネットワークと都市開発ノウハウを活かし、安定した業績推移が特徴です。

東急建設(1720)―安定配当と渋谷再開発に強み、中堅ゼネコンの堅実な実力

株式データ

【銘柄名】東急建設
【銘柄コード】1720
【上場】2003.10
【市場区分】東証プライム
【33業種区分】建設業
【17業種区分】建設・資材
【株価】818 円
【PER】17.33倍
【PBR】0.9倍
【EPS】47.2
【BPS】913.78
【配当利回り】4.65%
【配当性向】80.5%
【1株配当】38
【営業CF】-540億円
【投資CF】-13億円
【財務CF】285億円
【現金等】319億円
【自己資本比率】35.2%
【有利子負債】648.58億円
【時価総額】817億円
【ROE】7.4%
【ROA】2.7%
【公式サイト】https://www.tokyu-cnst.co.jp/
【株主優待】株主優待なし

株価・指標から見る東急建設の特徴

東急建設の株価は818円(2024年6月時点)で、PBR(株価純資産倍率)は0.9倍と、純資産に対して株価が割安水準で推移しています。PER(株価収益率)は17.33倍で、建設業界の中では標準的な水準です。配当利回りは4.65%と高めで、安定した配当を継続している点も特徴的です。配当性向は80.5%と高いため、利益の多くを株主還元に回しています。

  • 自己資本比率:35.2%で、建設業としては標準的な財務バランス。
  • ROE(自己資本利益率):7.4%で、資本効率も一定水準を維持。
  • 有利子負債:648億円台とやや重めですが、現金等の保有も319億円と手厚い。
  • 時価総額は817億円、東証プライム上場の中堅企業です。

配当と業績推移のポイント

過去数年の業績を見ると、売上高は2,500億円台から3,000億円規模で安定して推移しています。2022年3月期には赤字(純利益▲74億円)となりましたが、その後は黒字を回復し、2024年3月期は約73億円の純利益まで回復しています。今後も売上3,000億円規模を維持する見通しです。

配当は1株あたり年間38円(2024年3月期)で、今後も据え置きまたは微増が予想されています。ただし、配当性向が高水準のため、業績に大きな変動があった場合には配当維持への影響も考慮が必要です。
株主優待制度はありませんが、配当利回り重視の株主にとっては一定の魅力があります。

初心者向け補足:東急建設の注目ポイント

東急建設の最大の特徴は、東急グループとの強い関係性です。グループ関連案件が安定収益の柱になっており、特に渋谷駅周辺や沿線の再開発案件に強みがあります。
また、環境技術への取り組みも進んでおり、CO2排出量削減や新技術の実証実験など、社会的要請に応える姿勢も注目されています。

  • 受注残高は4,362億円(2023年12月末時点)と豊富。
  • 建築部門が収益の柱。土木・不動産も展開。
  • 従業員の平均年収は約838万円、働きやすさや人材確保にも力。

一方で、建設業界特有の人件費・原材料費の上昇リスクや、大型案件の進捗状況による業績変動には注意が必要です。

財務・キャッシュフローの現状

自己資本比率は35.2%で、業界平均並み。現金等の保有額は319億円と潤沢ですが、営業キャッシュフローは▲540億円と大きなマイナスとなっています。これは、受注増加に伴う運転資金需要や大型プロジェクトの前倒し支出が影響したためと考えられます。

  • 投資キャッシュフローは▲13億円と、設備投資は抑制的。
  • 財務キャッシュフローは285億円のプラスで、資金調達を積極的に実施。
  • 有利子負債は648億円台ですが、現金とのバランスも意識されています。

中長期的には、受注増加による資金需要とキャッシュフローの健全化が課題です。財務面では突発的なリスクに備えた体力強化が今後も求められます。

今後の見通しと投資家へのメッセージ

今後も首都圏の再開発案件物流・住宅施設向けの受注が期待される一方で、建設コストの上昇人手不足など業界共通の課題も存在します。安定配当を維持しつつ、堅実な経営が続くことが予想されますが、大型案件の進捗や景気変動による受注状況に注意が必要です。

株価指標は割安感があり、配当利回りも高水準ですが、短期的な成長期待よりも安定志向の投資家向けといえるでしょう。一方で、資金繰りや利益率の改善、さらなる環境対応など中長期的な課題にも着目したい銘柄です。

かぶポスト的スコア

  • 🌱 成長性: 2/5
    大型再開発案件はあるものの、全体的な業績成長は緩やかな見通し。
  • 🏛 財務健全性: 3/5
    自己資本比率や現金水準は標準的だが、営業CFのマイナスには注意が必要。
  • 🎁 株主還元: 3/5
    高配当を維持しているが、今後の業績変動による影響にも留意。
🌟 総合評価:3/5

投資分析、ゆっくり学んでみたい方へ

   本記事でやっているようなファンダメンタルズ分析をしっかり学びたい方には、 投資初心者向けのオンライン学習講座「Grow」がおすすめです。
講師と直接やり取りできるカリキュラムで、 3ヶ月で一生使える投資スキルが身につきます。
空いた時間に自分のペースで学べるスタイルなので、忙しい方でも安心です。

→ Growの詳細はこちら

投資分析ができるようになることで、銘柄選定の精度が上がり、情報に振り回されずに自分で判断できる自信がついてきます。
学びながら実践できる環境で、一歩先の投資家を目指してみませんか?


※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。

アバター画像
ひーくん

かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。