ブラザー工業(6448)株価・配当まとめ│安定配当と堅実成長の銘柄【2025年6月最新】

銘柄分析
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ブラザー工業(6448)―高配当・堅実財務・世界的シェアで注目のプリンタ大手

ブラザー工業は、プリンタやデジタル印刷機を主力とし、世界中で高いシェアを持つ総合電機メーカーです。名古屋市に本社を構え、1934年の創業以来、長い歴史の中で事務機器分野を中心に多角的な事業を展開してきました。特にプリンタ分野では、消耗品ビジネスも堅調で、安定した収益体質を築いています。近年は欧米を中心にグローバル展開を加速させ、海外売上比率も高水準にあります。加えて、ミシンや産業機械分野にも強みを持ち、事業の裾野が広い点も特徴です。

株式データ

【銘柄名】ブラザー工業
【銘柄コード】6448
【上場】1963.1
【市場区分】東証プライム
【33業種区分】電気機器
【17業種区分】電機・精密
【株価】2,471 円
【PER】11.49倍
【PBR】0.91倍
【EPS】215.1
【BPS】2,704.21
【配当利回り】4.05%
【配当性向】46.5%
【1株配当】100
【営業CF】1,410億円
【投資CF】-420億円
【財務CF】-615億円
【現金等】1,661億円
【自己資本比率】74.8%
【有利子負債】6.00億円
【時価総額】6,744億円
【ROE】5.0%
【ROA】3.5%
【公式サイト】https://global.brother/ja/
【株主優待】株主優待なし

注目ポイント:高配当・PBR1倍割れ・グローバルシェアの安定企業

まず目を引くのは、配当利回り4.05%という高い水準です。これは日本株全体の中でも比較的高配当の部類に入り、安定的な株主還元姿勢がうかがえます。PBR(株価純資産倍率)も0.91倍と1倍を下回っており、市場評価に対して純資産が割安な水準にあるのも特徴です。PER(株価収益率)も11.49倍と、業界平均に比べて割安感があります。

自己資本比率は74.8%と非常に高く、財務体質は極めて堅実。有利子負債も6億円と最小限に抑えられており、借入れに頼らない経営が続いています。また、営業キャッシュフロー(CF)は1,410億円と潤沢で、積極的な設備投資や研究開発(それぞれ470~480億円台)にも資金的な余裕があるのが強みです。

プリンタ分野では世界的な競争が激しいものの、消耗品ビジネスの拡大や値上げ効果が業績を下支えしています。さらに、産業用機械やミシン分野も堅調で、複数の事業柱が収益基盤を支えています。

初心者向けの注目ポイント

ブラザー工業は「安定感」と「高配当」が魅力です。自己資本比率が高く、現金も潤沢なので、景気の変動や一時的な業績悪化にも十分耐えうる体力があります。近年は配当も増加傾向で、2024年3月期の年間配当は100円(中間・期末ともに50円ずつ)に増額。今後も50~55円の高水準が期待されています。

  • プリンタ・ミシンなど複数の事業で安定収益
  • 海外売上比率が8割超でグローバル展開が強み
  • PBR1倍割れで「資産面での割安感」もある
  • 借入れが少なく財務リスクが非常に低い

特に「高配当」「財務の健全さ」「世界市場でのプレゼンス」が、長期投資家からも注目される理由です。株主優待はありませんが、その分、配当に力を入れている印象です。

財務状況・キャッシュフローの解説

財務面でも抜群の安定感が光ります。自己資本比率74.8%は国内大手メーカーでも屈指の水準。現金等も1,661億円と潤沢で、設備投資・研究開発・M&Aなどの成長投資にも十分な余力があります。

直近5期の売上高は7,100億円→8,200億円→8,800億円台と着実に成長。純利益は2022年3月期の610億円から一時減少したものの、2025年3月期は570億円の回復見通し。2026年3月期も580億円台の予想で、今後は再成長フェーズへの転換が期待されています。

今後3年間の中期経営計画では、2027年度に売上高1兆円・営業利益1,000億円の大台を目標としています。M&Aも活用し、産業用機械(工作機械)分野の倍増を目指すなど、成長戦略も明確です。

今後の見通しと投資家へのメッセージ

今後の焦点は、さらなる海外展開・成長戦略の実行力にあります。プリンタ本体の出荷数量はやや減少傾向ですが、消耗品ビジネスが引き続き堅調。産業用機械の需要もアジアを中心に回復基調で、M&Aを積極活用した新規事業の伸長も期待されます。中期目標として売上高1兆円という大台を掲げており、達成できれば企業価値の再評価も十分考えられます。

一方で、為替変動や世界景気・競合状況には注意が必要です。特に欧米市場での競争激化や、原材料・物流コストの上昇がリスク要因となります。配当は高水準が続く見通しですが、業績変動による減配リスクもゼロではありません。長期的には、財務の堅実さとグローバル展開力、そして成長投資の成果が株価評価のカギとなるでしょう。

かぶポスト的スコア

  • 🌱 成長性: 5/5
    中期計画で売上高1兆円・営業利益1,000億円目標を掲げ、グローバル展開・新事業投資も積極的だから。
  • 🏛 財務健全性: 5/5
    自己資本比率74.8%、現金等1,661億円・有利子負債ほぼゼロと、極めて健全な財務構造。
  • 🎁 株主還元: 5/5
    配当利回り4%超・増配傾向で、利益還元に積極的な姿勢が鮮明。
🌟 総合評価:5/5

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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。

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ひーくん

かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。