ニチアス(5393)株価・配当まとめ│安定配当と堅実な成長戦略【2025年6月最新】

銘柄分析
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ニチアス(5393)―半導体・原子力関連で連続最高益、財務健全性が光る耐熱技術メーカー

ニチアス(5393)は、プラント向け工事や高機能製品を主力とする、耐熱技術に強みを持つ素材メーカーです。特に近年は、原子力関連やAI半導体向けの需要が拡大し、連続して過去最高の純利益を更新しています。財務面でも極めて健全で、自己資本比率が7割を超えるなど安定感も抜群。半導体関連の増産投資や環境領域での製品拡大も進めており、今後の成長にも大きな注目が集まっています。

株式データ

【銘柄名】ニチアス
【銘柄コード】5393
【上場】1961.10
【市場区分】東証プライム
【33業種区分】ガラス・土石製品
【17業種区分】建設・資材
【株価】5,003 円
【PER】12.38倍
【PBR】1.49倍
【EPS】404.2
【BPS】3,348.75
【配当利回り】3.04%
【配当性向】37.6%
【1株配当】152
【営業CF】191億円
【投資CF】-128億円
【財務CF】-111億円
【現金等】555億円
【自己資本比率】73.2%
【有利子負債】148.30億円
【時価総額】3,097億円
【ROE】14.5%
【ROA】9.3%
【公式サイト】https://www.nichias.co.jp/
【株主優待】株主優待なし

株価・指標から見るニチアスの現在地

ニチアスの株価は5,003円、時価総額は約3,100億円と、ガラス・土石製品業界の中でも存在感ある規模です。PERは12.38倍、PBRは1.49倍と、直近の業績成長や利益率の高さを考慮すると割安感も感じられる水準です。
ROE(自己資本利益率)は14.5%ROA(総資産利益率)は9.3%と、資本効率の面でも非常に高水準。こうした高い収益力が、安定した株主還元や積極的な設備投資の原資となっています。

配当利回りは3.04%で、1株配当は年間152円(2025年3月期予想)と着実に増配を続けています。配当性向も約38%とバランスが取れており、今後の増配余地も残されている印象です。

成長を支える事業ポートフォリオと注目ポイント

ニチアスの事業は、プラント向け工事・高機能製品・自動車部品・建材など多岐にわたっています。特に、原子力や半導体関連の需要増が業績を牽引しており、24年3月期・25年3月期と連続で最高益を更新する見通しです。

  • プラント向け工事:原子力分野や環境プラント向けが好調で、全体の3割近くを占める主力セグメント。
  • 高機能製品:AI半導体や電子材料向けの需要増が続き、今後も成長性が期待される。
  • 自動車部品・建材:安定収益基盤となる一方で、建材は耐火被覆材の拡販による収益力強化を図っている。

また、海外売上比率は19%と国内中心ながら、先端分野への積極投資でグローバル展開も今後注目されます。研究開発費は年間60億円、設備投資も毎年100億円超を継続しており、将来を見据えた体制づくりが進んでいます。

財務・キャッシュフローの健全性

ニチアスの財務体質は非常に良好です。自己資本比率は73.2%と高水準で、有利子負債148億円に対し現金等が555億円と、実質的にネットキャッシュの状態です。
営業キャッシュフローは191億円と安定してプラスを維持し、投資活動への支出(設備投資・研究開発)や配当原資もしっかり確保できています。

売上高は2兆4,000億円規模(2024年3月期)から、2026年3月期には2兆6,400億円を見込んでいます。純利益も269億円から302億円へと順調に拡大予定。連続最高益を達成し続けており、安定成長型の優良企業であることが分かります。

今後の見通しと投資家へのメッセージ

ニチアスは、AI半導体や原子力関連分野での需要拡大を背景に、2026年3月期まで連続最高益の見通しです。27年3月期の営業利益目標も2期前倒しで達成できる見込みと、経営陣の中期計画も順調に進展中です。
一方、半導体市況や原子力プラント需要には市況変動リスクもあるため、外部環境の変化には注意が必要です。また、海外比率がまだ低い点や、建材分野の利益率改善など、今後の成長余地も残されています。

総じて、安定した財務体質と持続的な成長力が特徴で、配当も年々増加傾向。中長期的な視点で「堅実な成長企業」を探している投資家にとって、今後も注目に値する銘柄です。

かぶポスト的スコア

  • 🌱 成長性: 5/5
    AI半導体や原子力関連の需要増を背景に、今後も連続最高益が見込まれるため。
  • 🏛 財務健全性: 5/5
    自己資本比率が7割超、実質無借金経営で、安定したキャッシュフローも強み。
  • 🎁 株主還元: 4/5
    増配傾向が継続しており、配当性向も無理のない範囲で今後の伸びしろもある。
🌟 総合評価:5/5

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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
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ひーくん

かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。