鹿島建設(1812)株価・配当まとめ│安定配当で着実成長を支える【2025年5月最新】

銘柄分析
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鹿島建設(1812)―増配・大型再開発・海外展開が注目のゼネコン大手

鹿島建設(1812)は、国内最大手の総合建設会社(ゼネコン)のひとつであり、超高層ビルや耐震・原発関連技術に強みを持っています。堅実な財務体質と、国内外での大規模プロジェクト実績を背景に、安定した経営基盤を誇ります。最近では増配傾向や再開発案件の伸長、海外展開の強化といった動きが注目されています。

株式データ

【銘柄名】鹿島建設
【銘柄コード】1812
【上場】1961.10
【市場区分】東証プライム
【33業種区分】建設業
【17業種区分】建設・資材
【株価】3,583 円
【PER】14.06倍
【PBR】1.39倍
【EPS】254.9
【BPS】2,568.85
【配当利回り】2.9%
【配当性向】40.8%
【1株配当】104
【営業CF】1,237億円
【投資CF】-629億円
【財務CF】-95億円
【現金等】3,500億円
【自己資本比率】34.8%
【有利子負債】9,313.80億円
【時価総額】16,615億円
【ROE】10.2%
【ROA】3.7%
【公式サイト】https://www.kajima.co.jp/
【株主優待】株主優待なし

株価・指標から見る鹿島建設の注目点

鹿島建設の直近株価は3,583円、時価総額は1兆6,615億円と、建設業界の中でも規模・存在感ともに国内トップクラスです。PERは14.06倍、PBRは1.39倍と、日本株全体の平均値と比べてもバリュエーションは割高感が目立つほどではなく、安定成長銘柄として評価できます。
配当利回り2.9%、配当性向40.8%と、株主還元にも配慮が見られ、着実な増配基調も続いています(2025年3月期予想配当は59円、2026年3月期も52~53円予想)。

  • 自己資本比率34.8%と、ゼネコンの中では堅実な財務体質
  • ROE10.2%は建設業としては高めの水準
  • 営業キャッシュフローは1,237億円、現預金等も3,500億円と潤沢
  • 有利子負債9,313億円と借入も多いが、資金繰りは安定

指標全体からは、「超大型案件にも対応できる財務体質」「安定した利益成長」「株主還元の強化」といった特徴が読み取れます。

鹿島建設の特徴と初心者向け注目ポイント

ゼネコンというと、どうしても景気変動の影響を受けやすいイメージがあります。しかし鹿島建設は、超高層ビルや耐震・原発・再開発などの特殊案件に強く、単なる「受注産業」ではなく、技術力とプロジェクト企画力で差別化を進めているのが特徴です。

近年は、国内外の不動産開発や米国流通倉庫の売却、政策保有株の縮減など、収益基盤の多角化や資本効率の改善にも積極的です。2024年12月末時点での受注残高は2兆4,000億円規模と、前年同期比19%増と好調を維持しています。熊本・北海道での半導体工場建設など、今後の成長分野にも積極的に参入しています。

  • 受注残高の拡大=今後数年の売上・利益を支える「ストック」
  • 増配傾向で株主還元も強化
  • 人材確保や待遇改善にも積極的(2024年春入社の大卒総合職初任給30万円)

建設業界は、物価や労務費の上昇、公共工事の発注動向に左右されやすい一方で、インフラ老朽化や都市再開発・災害対策など、中長期では安定した需要が見込まれます。鹿島建設はその中でも、安定成長と新たな収益源の開拓を両立している点が評価できます。

財務・キャッシュフロー分析

鹿島建設の直近の連結売上高は2兆6,652億円(2024年3月期)、当期純利益は1,150億円と、いずれも堅調に拡大しています。営業キャッシュフローも1,237億円と潤沢で、現預金等も3,500億円を確保しています。有利子負債9,313億円と借入は多いものの、総資産3兆3,969億円に対し、自己資本比率は34.8%と健全な水準です。

また、設備投資や研究開発投資も積極的に行っており、今後の成長分野への布石を打っています。配当も安定して増加しており、2023年3月期の配当は41円、2024年3月期は55円、2025年3月期予想は59円と、毎年着実に増配中です。

今後の見通しと投資家へのメッセージ

今後の鹿島建設は、大型再開発案件の進捗・竣工増による売上拡大や、海外開発事業の伸長が大きな成長ドライバーとなりそうです。2026年3月期の売上高は2兆9,500億円、純利益1,250億円の予想と、着実な増収増益基調が見込まれています。
一方、資材価格や人件費の上昇、為替や海外プロジェクトのリスクもあり、必ずしも一本調子で進むわけではありません。受注残高は多いものの、建設単価の上昇や競争激化への対応も今後の課題となります。また、株主優待制度は設けていませんが、配当による還元姿勢は継続しています。

  • チャンス面: 都市再開発・海外展開の拡大、安定した受注残、増配基調
  • リスク面: 建設コスト上昇、景気変動、海外事業の不確実性

中長期で見ると、鹿島建設は「安定+成長」のバランスが取れたゼネコンと言えるでしょう。建設業界の中で、今後も注目度の高い存在であり続けると考えられます。

かぶポスト的スコア

  • 🌱 成長性: 3/5
    受注残高・売上は堅調ですが、建設業全体の成長性は限定的です。
  • 🏛 財務健全性: 3/5
    自己資本比率・キャッシュともに良好ですが、有利子負債も多めです。
  • 🎁 株主還元: 3/5
    増配傾向は好印象ですが、株主優待はありません。
🌟 総合評価:3/5

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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
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企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。

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ひーくん

かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。