ミライト・ワン(1417)―NTT需要と成長分野拡大で注目のインフラ工事大手、増配・株主優待も魅力
ミライト・ワンは、通信インフラを中心に幅広い設備工事を手がける業界大手です。NTTグループ向けの工事を主力としつつ、近年はゼネコンの買収やIT・社会インフラ事業への展開も積極的に進めています。安定した収益基盤と成長分野への取り組み、さらに株主優待や配当の手厚さが個人投資家からも注目されています。
株式データ
【銘柄名】ミライト・ワン 【銘柄コード】1417 【上場】2010.10 【市場区分】東証プライム 【33業種区分】建設業 【17業種区分】建設・資材 【株価】2,324 円 【PER】11.65倍 【PBR】0.84倍 【EPS】199.5 【BPS】2,762.67 【配当利回り】3.23% 【配当性向】37.6% 【1株配当】75 【営業CF】336億円 【投資CF】-555億円 【財務CF】388億円 【現金等】480億円 【自己資本比率】49.6% 【有利子負債】1081.15億円 【時価総額】2,117億円 【ROE】5.0% 【ROA】2.4% 【公式サイト】https://www.mirait-one.com/ 【株主優待】 権利確定月:3月 権利付最終日:次回:2026/03/27 前回:2025/03/27 ・1年以上継続保有の株主に対し、保有株数に応じて電子マネーまたはQUOカード(100株以上:1,000円相当、500株以上:2,000円相当、1,000株以上:3,000円相当)。また、100株以上500株未満保有者には抽選で自社米1kg、3年以上保有の1,000株以上では4,000円相当または抽選で自社米5kgから選択可。電子マネーは7種類より選択可能で、優待品の代わりに社会貢献活動への寄付も選択できます。
株価・指標から見た注目点と特徴
ミライト・ワン(1417)は、PBR0.84倍と1倍を下回り、資産価値に対する株価の割安感が見られます。PERは11.65倍で、建設・インフラ関連銘柄としては標準的な水準です。配当利回りも3.2%台と、東証プライムの中でも比較的高めの部類に入ります。また、自己資本比率は49.6%と財務の安定性も高く、ROE(自己資本利益率)は5.0%と堅実です。
- 時価総額2,100億円台で、建設業界の中でも大手グループに属します。
- 配当性向は37.6%と、利益の約4割を株主還元に充てています。
- 有利子負債は1,080億円規模ですが、現金等が480億円あり、バランスは良好です。
株主優待も人気で、長期保有や保有株数による優待内容のグレードアップが設定されているため、個人投資家の支持を集めています。
銘柄の基礎知識と初心者向けの補足
ミライト・ワンは、NTTグループへの通信インフラ工事を主力としながら、買収によってゼネコン(西武建設)や環境・社会イノベーション分野にも進出しています。通信インフラは日本社会の基盤で、安定した需要がある一方、IoTやデータセンター拡大など成長領域への対応も期待されています。
- 建設・通信インフラ工事業界は景気変動の影響を受けにくいと言われます。
- NTTグループ依存度が高いため、NTTの設備投資方針が業績に影響を与える点は注意が必要です。
- 非通信分野の売上拡大や新事業の成長が今後のカギです。
「配当利回り」や「PBR」などの指標は、投資家が株価や事業価値を判断する際の参考となります。特にPBRが1倍未満という点は、資産面でも割安と評価されやすい水準です。
財務状況・キャッシュフローのポイント
最新決算では、売上高は5,184億円(2024年3月期)と順調に拡大。当期純利益は125億円と直近数年で見ればやや低下傾向でしたが、2025年・2026年3月期の会社予想では純利益179億円→222億円と再度増益基調に戻る見通しです。配当も1株75円(2024年3月期)から80円(2025年3月期予想)、80~85円(2026年3月期予想)へと増配が続く見込みです。
キャッシュフロー面では、営業活動によるキャッシュフローが336億円と黒字。投資キャッシュフローは▲555億円と大きくマイナスですが、これは主に設備投資やM&A(買収)によるものです。財務活動によるキャッシュフローは388億円のプラスで、資金調達も活発に行っています。
自己資本比率が約50%と大きく、有利子負債も現金等でカバーできる水準。資本効率の改善や成長投資への余力も十分にあるといえるでしょう。
今後の見通しと投資家へのポイント
今後のミライト・ワンは、NTTグループの設備投資に支えられた通信工事の安定需要に加え、データセンターやIoT、自治体のインフラ工事など新規領域の成長も期待されます。特に、近年のゼネコン買収による非通信分野の拡大が収益多角化のカギとなっています。業績予想は増収増益基調、配当も増配傾向と、株主還元姿勢が強い点も魅力です。
一方で、NTTの設備投資計画や大型案件の採算管理、建設業界特有の人材確保・コスト高といったリスクには注意が必要です。資本効率や成長分野の利益貢献度を今後もチェックしていくと良いでしょう。
- 安定需要+成長領域への取り組みが両立
- 増配・優待で株主還元意識も高い
- PBR1倍割れは評価見直し余地
- 一方、NTT依存度や業界構造的な課題にも目配りが必要
総じて、安定と成長をほどよく両立するインフラ・建設株として、今後の展開にも注目したい企業です。
かぶポスト的スコア
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🌱 成長性: 4/5非通信分野やDX領域への進出が順調で、今後の売上・利益成長が期待できるため。
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🏛 財務健全性: 4/5自己資本比率約50%、現金等も潤沢で財務バランスは良好。
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🎁 株主還元: 4/5安定した増配と長期優待制度で、株主還元姿勢も明確。
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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。
ひーくん
かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。


