ダイセル(4202)株価・配当まとめ│安定配当と堅実成長の高機能樹脂株【2025年5月最新】

銘柄分析
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ダイセル(4202) ― エンプラ復調・高ROEで注目、株価指標も割安感

ダイセルは、エンジニアリングプラスチック(エンプラ)やマテリアル分野で知られる総合化学メーカーです。自動車部品や電子材料、医療やヘルスケア分野にも強みを持ち、近年はエンプラ事業の復調が業績を押し上げています。高ROE(自己資本利益率)や配当利回りの高さ、そして株価指標の割安さが投資家から注目されているポイントです。この記事では、ダイセルの最近の業績や株主指標、今後の見通しなどをやさしく解説します。

株式データ

【銘柄名】ダイセル
【銘柄コード】4202
【上場】1949.5
【市場区分】東証プライム
【33業種区分】化学
【17業種区分】素材・化学
【株価】1,222.5 円
【PER】6倍
【PBR】0.9倍
【EPS】203.7
【BPS】1,357.77
【配当利回り】4.91%
【配当性向】29.5%
【1株配当】60
【営業CF】767億円
【投資CF】-553億円
【財務CF】-523億円
【現金等】684億円
【自己資本比率】44.0%
【有利子負債】3098.99億円
【時価総額】3,580億円
【ROE】17.1%
【ROA】6.7%
【公式サイト】https://www.daicel.com/
【株主優待】株主優待なし

注目ポイント:高ROE・高配当利回り、割安なバリュエーション

ダイセルのROEは17.1%と非常に高水準。企業が自己資本をどれだけ効率良く利益に変えているかを示す指標で、10%を超えると上場企業の中でも優秀とされます。また、配当利回りは4.91%と、東証プライム上場企業の中でも上位に入る水準です。
現在のPER(株価収益率)は6倍PBR(株価純資産倍率)は0.9倍と、株価指標面でも割安感が強く、資産バリュー株としても注目度が高い状況です。

  • ROE 17.1%:収益性の高さを示す
  • 配当利回り 約5%:安定的な株主還元
  • PER 6倍・PBR 0.9倍:バリュエーションが割安
  • 自己資本比率44%:財務体質も比較的良好

ダイセルの事業概要と特徴

ダイセルは、1919年設立の歴史ある化学メーカーです。自動車向けを中心とするエンプラ(高機能樹脂)や、液晶ディスプレイ材料、エアバッグ用部品など、多様な分野に製品を供給しています。特にエンプラ分野は、車の軽量化や高性能化の流れを受けて需要が拡大。中国での新工場稼働など海外展開にも積極的です。

また、医療・ヘルスケア領域では化粧品原料や健康食品素材も扱い、インバウンド(訪日観光客)需要も取り込みつつあります。マテリアル事業はやや苦戦が続いているものの、「エンプラ復調」「エアバッグ部品回復」「マテリアル事業の持ち直し」という3本柱で業績の底上げが期待されています。

財務・キャッシュフロー・業績推移

ダイセルの直近の売上高は5,580億円(2024年3月期)純利益は558億円と、いずれも過去3年で着実に成長しています。2025年3月期には売上高6,000億円、純利益510億円を予想。2026年3月期には売上高6,300億円、純利益590億円と、中期的にも増収増益の見通しです。

一方、営業キャッシュフローは767億円現金等684億円と、しっかりとした現金創出力があります。自己資本比率44%も堅実です。有利子負債は3,098億円とやや多めですが、投資や設備増強を積極的に進めているため、今後の成長を見据えた財務戦略といえます。

ここで、売上高・純利益・配当の推移をグラフで確認しましょう。

今後の見通しと投資家へのメッセージ

ダイセルはエンプラ事業の復調やエアバッグ部品の回復、マテリアル事業の底打ちなど、複数の成長ドライバーを持っています。中国での新工場稼働をはじめ、海外市場での拡販も続きそうです。
一方で、原材料価格の上昇や為替変動、世界経済の不透明感といったリスクもあります。マテリアル事業の回復が遅れれば業績への影響も考えられますが、財務基盤がしっかりしているため急激な悪化は限定的でしょう。

株価指標の割安さ高配当利回りが魅力ですが、株主優待はありません。配当は増配基調が続いており、将来的な株主還元の拡充余地も残されています。
総じて、着実な事業成長と安定した配当を重視する投資家にとって、今後も注目しておきたい銘柄といえます。

かぶポスト的スコア

  • 🌱 成長性: 4/5
    エンプラ事業の増産や新市場拡大による中期的成長が期待されるため。
  • 🏛 財務健全性: 4/5
    自己資本比率・キャッシュフローともに堅実で、財務基盤が安定しているため。
  • 🎁 株主還元: 3/5
    高配当利回りだが、優待はなく、配当性向もまだ余裕があるため。
🌟 総合評価:4/5

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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。

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ひーくん

かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。