熊本県を拠点とし、注文住宅や建売住宅の分野で成長を続けるLib Work(1431)は、近年は関東エリアにも事業を拡大している住宅メーカーです。ネットを活用した販売戦略とともに、リアルの展示場への注力や新規事業の育成も進めています。住宅業界のなかでも独自色を持ち、株主優待や安定した増収傾向など、個人投資家からも注目される存在となっています。
Lib Work(1431)―増収基調と幅広い株主優待で注目の住宅メーカー
株式データ
【銘柄名】Lib Work 【銘柄コード】1431 【上場】2015.8 【市場区分】東証グロース 【33業種区分】建設業 【17業種区分】建設・資材 【株価】674 円 【PER】35.66倍 【PBR】3.47倍 【EPS】18.9 【BPS】194.39 【配当利回り】0.95% 【配当性向】33.9% 【1株配当】6.4 【営業CF】11.02億円 【投資CF】-9.23億円 【財務CF】22.90億円 【現金等】37.78億円 【自己資本比率】38.3% 【有利子負債】37.71億円 【時価総額】161億円 【ROE】9.8% 【ROA】3.3% 【公式サイト】https://www.libwork.co.jp/ 【株主優待】 権利確定月:3月 6月 9月 12月 権利付最終日:次回:2025/06/26 前回:2025/03/27 - 100株以上:6月末に1,000円分のQUOカード進呈 - 1,000株以上:6月末に投資用アパート建物本体価格1%割引券 + 5,000ポイント(1年以上保有で1.1倍、公式サイトで景品や体験に交換可能) - 2,000株以上:6月末に12,000ポイント(1年以上保有で1.1倍、交換内容は上記同様) - 5,000株以上:6月末に建物本体2%割引券+35,000ポイント(1年以上保有で1.1倍) - 10,000株以上:6月末に建物本体3%割引券 ※ポイントは公式サイト登録のうえ、食品・家電・旅行など多彩なアイテムと交換可
株価・指標から見るLib Workの注目点
Lib Workの株価は2024年6月時点で674円、時価総額は161億円と、グロース市場の建設セクター内では中堅規模です。PERは35.66倍、PBRは3.47倍と、同業他社と比べやや割高な水準に位置しています。
ROE(自己資本利益率)は9.8%で、住宅建設業界としてはまずまずの水準です。配当利回りは0.95%と高くはありませんが、配当性向は33.9%とバランス重視の配分となっています。
- 成長性:売上高は2020年6月期の約60億円から、2024年6月期には154億円まで拡大。2026年6月期には185億円の見通しと、堅調な増収を続けています。
- 利益水準:純利益は2022年6月期の4.4億円をピークに、2023年6月期は1.7億円と一時落ち込んだものの、2024年6月期は3.9億円と回復傾向です。
- 株主優待:QUOカードやポイント制の優待に加え、アパート建物の割引券など、個人投資家にも実用性のある内容が特徴です。
Lib Workの強みと投資初心者向けの補足
Lib Workは、ネット販売を軸にしながらも近年は展示場での体験型集客を強化し、多様な顧客層を取り込んでいます。特に関東圏への進出や、3Dプリンタハウスといった業界内でも新しいチャレンジを行っている点が注目されます。
株主優待は100株からQUOカードがもらえ、長期保有・多株保有でポイントや割引率がアップする仕組みです。住宅メーカーの中でも優待制度が充実していることから、優待投資家にも人気がある銘柄です。
配当利回りは1%に満たないため、配当収入を主目的とする場合はやや物足りないかもしれませんが、株主還元への「姿勢」は見て取れます。成長性と優待のバランスを重視したい方にとって、比較的分かりやすい選択肢といえるでしょう。
財務・キャッシュフローの状況
直近の財務データをみると、自己資本比率は38.3%と、建設業界の中規模企業としては標準的な水準です。有利子負債は37.71億円とやや高めですが、現金等も37.78億円と同規模を確保しています。
営業キャッシュフローは11.02億円と黒字を維持しており、投資活動によるキャッシュアウト(-9.23億円)は、新規事業や設備投資への積極姿勢を示しています。財務キャッシュフローは22.90億円と、資金調達による資金流入も目立ちます。
このように、事業拡大のために積極的に借入や資金調達を行っている一方で、手元資金も厚く運営されています。ただし、今後も売上・利益が計画通りに伸びていくことが、財務の安定感を維持するうえで重要です。
今後の見通しと投資家へのメッセージ
Lib Workの今後の成長ドライバーとしては、関東圏での受注拡大や3Dプリンタ住宅などの新規事業、そしてネット×リアルを融合した営業戦略が挙げられます。一方で、注文住宅の受注がやや伸び悩んでいる点や、原材料価格の変動リスク、地元以外でのブランド力浸透は課題です。
株価指標はやや割高感もあるため、成長期待が織り込まれている状態といえます。優待や成長性に魅力を感じる反面、住宅市場や金利動向の変化による事業リスクも意識したいところです。
個人投資家にとっては、「住宅業界の成長株」かつ「実用的な株主優待」が揃うユニークな銘柄として、今後の動向を見守りたい企業です。短期的な値動きよりも、中長期視点で成長や財務の推移を確認する姿勢が大切でしょう。
かぶポスト的スコア
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🌱 成長性: 4/5売上・利益ともに中期的な増加が続いており、新規事業にも積極的な点を評価。
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🏛 財務健全性: 3/5自己資本比率や負債水準は平均的で、積極投資と資金調達のバランス型といえるため。
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🎁 株主還元: 1/5配当利回りは1%未満と低めで、還元姿勢は薄いが優待面は充実。
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※本記事は、執筆時点における一般公開情報(EDINET、企業のIR資料など)に基づき、筆者が独自にまとめたものです。
掲載内容については正確性・完全性に配慮しておりますが、その保証をするものではありません。また、記載内容は元情報提供者の見解や推奨を示すものではなく、リアルタイムで更新されるものでもありません。
企業の業績・株価・優待内容などは日々変動するため、投資に際しては必ず最新の公式情報をご確認いただき、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
なお、本記事は特定の銘柄の売買を推奨または勧誘するものではなく、金融商品取引法上の投資助言にも該当しません。
ひーくん
かぶポストを運営している「ひーくん」と申します。投資歴は20年以上、保有株式の評価額は1.5億円を超え、不動産を含む総資産は約3億円に到達しました。投資スタイルは、高配当株と注目テーマ株を軸とした“堅実と成長”のバランス型。国内外に分散投資を行い、安定と成長の両立を目指しています。株主優待にも注目しており、現在は100以上の優待銘柄を保有。現物不動産による家賃収入も並行し、多角的なポートフォリオを構築しています。


